プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい

A 回答 (6件)

たしかにきれいごとだけど


人間の心の奥底にはこういった心があると思います。

無理する必要はないと思いますが・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:31

えだって一説によると宮澤賢治先生はお童貞様だったそうじゃないですか。

理想主義ですが、その通りに生きようとした人だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:31

人間のあるべき姿だと思います。


私もなりたいですが、とてもなれない。

当時の、みーんな貧乏な農村では、そんな生き方できたのかなぁ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:32

きれいごとだとは思いません。



> そういうものに
> わたしはなりたい

とあるように、理想としている姿と、現実の自分が乖離していることを苦にしている様子がうかがえます。
だから、病気で早死にするような目に遭うのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:32

ぼくも宮沢賢治は大好きです。



あたりまえのことを徹底的にやるのがどれだけすごいことか。

あたりまえができていない人が多いのが、世の中なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:32

 賢治さんの生き方を分かるときれい事ではないと分かりますよ。



 質屋の家に生まれたお金持ちです。でも、そこで感じた不公平感なども感じていたのです。
 父親から離れるような感じで職を選んだりしています。
 農民達の苦労も考え、肥料の設計なども。

 特に学校の先生時代には数多くのエピソードがあります。

 しかし、病に倒れます。自分の力の無さも感じていた要です。本当の幸いとはなにか。

 多くの経験から感じた詩です。 心象スケッチとも言いますね。

 この風にも負けずは、死後発見された物です。 

 宮澤賢治に関しては賢治学会というものがあり、多くの分析もされています。
 作品の中には戦争などで失われた原稿もあるようです。
 しかし、皮肉を込めた作品などもあり、そういった作品も含めて考えるとこの風にも負けずは違って見えてきます。
 
 
 銀河鉄道の夜が集大成的な作品とも言われて居ます。ブルカニロ博士編も含めて読まれてみては?
 本当の幸いを探すために。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 16:32

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