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こちらでTANUHACHI様から次のような回答を頂きました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7871561.html

>日蓮が他宗派および他教団に対し排他的であるとの意味は
>密教を理解できなかったとの一先ずの結論に辿り着くことになります。

現在創価学会は日蓮宗を攻撃していますが、
やはり最終的な敵は真言宗ということになるのでしょうか。

それにしても真言宗・・・奥が深かったんですね。

A 回答 (12件中1~10件)

No.9です。



>つまり創価学会外部の者は法華経を尊重していればよく、
>入会した以上はその指導に逆らうことはできないということなのですね?

「逆らうことができない」という事ではありません。

問題を抱えた方が良くなるために、「このようにした方が良い」といった指導です。
あくまでも慈悲であり、一人の人を束縛するものではありません。本日、座談会がありその中でDVDを鑑賞しましたが、テーマは『同苦』というものでした。悩みのあるかたの話しを聞き、苦しみを共有し、励まし、共に題目を上げる池田名誉会長の姿勢を示されたものです。ですから、創価学会の幹部は、その池田名誉会長のその姿を学んで、友人・地域の悩める友のために自ら話しを聞き、一緒に悩み、励まし題目をあげるのです。


>日本は宗教教育がされておらず、更に一般人が間違っているということは
>最終的に創価学会の教えを日本の教育に取り入れていくことが目標になるのでしょうか?

日本は、鎌倉時代より武家が政治を行なってきました。多くの日本の宗教、中でも仏教は本来は国の繁栄の為の学問でありました。伝教・空海の時代はまだ良かったのですが、武家政治の世の中で、多くの寺が寄進されていくと、高僧と権力者が結びつき、次第に権力者のための宗教へと変化していきます。日蓮大聖人が多くの法難を受けた背景にも、そうした高僧らの悪しき働きがあった事は言うまでもありません。

江戸時代に入り、幕府は『寺請制度』により各寺院に住民の管理を任せました。この流れが現在の『檀家制度』に繋がるのです。

本来の『目的』を失った寺院は、祭事等を行い檀那から得る伏せを生活の糧とするようになります。

最終的に創価学会の教義を教科書で学ぶという事ではなくて、もう少し『宗教』という事を一般人も勉強するべきではないかと言うことです。現在の日本憲法では、国が教育機関を通じて、特定の宗教を教育することはできないようになっています。また、これは変えられないとも思います。思想・信仰の自由は認められているのですから、国民は広く宗教を学ぶ必要があると思います。

言い換えれば、世界にはあらゆる宗教がありますが、哲学にしろ各国の政治や経済、教育や社会は、何らかの宗教を基盤としてできているということです。日本だけでの宗教云々ではなく、世界の宗教事情を良く見ることだと思います。


>念のために補足しておきますと、『四箇の格言』(念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊)なんて文言は日蓮聖人の御遺文に存在しません。

上記はNo.11回答者様の記述ですが、弘安三年一月の『秋元御書』(日蓮大聖人御書全集 P1073)には、次のように書いてあります。

「日蓮一人阿弥陀仏は無間の業、禅宗は天魔の所為、真言は亡国の悪法、律、持斎等は国賊なりと申す故に・・・」

ですので、記述は在ることになります。文証はあるということです。

この回答への補足

12回ほど意見をお伺いしてきましたが、
今回は創価学会の会員様の投稿で今後の方向性として締め切りたいと思います。

今回頂いた四箇の格言の経過は時間をみて歴史のカテゴリで質問するかもしれません。
それでは皆様どうも有り難うございました。

補足日時:2013/01/20 17:46
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この回答へのお礼

私の疑問に詳細にお付き合い下さいまして有り難うございます。
同苦というものがあるのですね。なるほどです。

法難の話とか檀家制度の話とかためになりました。
檀家制度は鎌倉時代からあると思ってましたが江戸時代だったんですね。

>最終的に創価学会の教義を教科書で学ぶという事ではなくて、
>もう少し『宗教』という事を一般人も勉強するべきではないかと言うことです。

たしかに日本は宗教に興味があるのか、ないのか分からないところがありますね。

お礼日時:2013/01/20 17:40

念のために補足しておきますと、『四箇の格言』(念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊)なんて文言は日蓮聖人の御遺文に存在しません。

随所に散見されるものを後代の何者かが拾い上げ、語呂の良いキャッチフレーズよろしくまとめただけです。
そもそもその個別の語句(「念仏無間」「禅天魔」等)ですらほとんど用いられていないわけで、従って仮に偽書の可能性があるものから証左を引用されても、成句としての信憑性に欠けることは間違いないでしょう。

また、諸宗批判の姿勢に違いがなければ、わかりやすくまとめた四箇格言にも問題はないと思われがちですけど、実際はそんなことありませんからね。
現実のイメージ戦略に於いては「日蓮は攻撃的な性格で、痛烈な諸宗批判を行なっていた」という認識ばかり先行し、批判に至る動機や経緯などの最も大事なプロセスがおざなりとなる結果になってしまいました。

この『結果至上主義』こそが「教義書や解説書さえ読めば大丈夫」と言わんばかりの風潮を助長し、日蓮門下内での軋轢を生じさせていると見ても差し支えないと思います。

大体、順縁(信徒)・逆縁(敵対者)・その他(題目を耳にすらしない者)を考えたら、諸宗批判の対象を「真なる敵」とするのもおかしな話なのです。
諸宗批判というベースで物事を捉えようとするから、ややこしくなっているだけでしょう。
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この回答へのお礼

四箇の格言は見ました。
かっこいいというか過激というか、私でさえ魅入られるのですから
当時の貧乏百姓がなびいていくのも道理だと思います。

>批判に至る動機や経緯などの最も大事なプロセスがおざなりとなる結果

哲学者だとそうなると思いますが、
私がよく言っているように一般人にはそこまで勉強する時間がありません。

ならば結果至上主義に至らせないようにするのは日蓮関係者の仕事でしょう。
現実はそうはなっていないということでしょうか。皮肉なことですね。

お礼日時:2013/01/20 16:56

訂正



真言亡国 律国賊 念仏無間 禅天魔

 のようです
法華の行者が他宗を避難した言葉

 
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創価学会 壮年部の者です。




>創価学会の最大の敵は真言宗なのか

いいえ、違います。


創価学会の真の敵とは⇒増上慢と法華誹謗の者と獅子心中の虫です。


【増上慢】⇒『三類の強敵』

◎法華経の行者を迫害する三種類の敵人のこと。

・俗衆増上慢・・・法華経の行者を迫害する、無智な一般大衆。

・道門増上慢・・・法華経の行者を迫害する、僧侶。

・潜聖増上慢・・・権力、もしくは権力者を利用し、法華経の行者を迫害する聖職者や権力者。


【法華誹謗の者】

・法華経を広めようとする者を迫害しようとする者。


【獅子心中の虫】

・組織の中において、反逆していく者。

このようになります。


>現在創価学会は日蓮宗を攻撃していますが、

創価学会は、日蓮宗を攻撃していません。

質問者様、また回答者様の中には、『日蓮宗』と『日蓮正宗』をごっちゃにしていて、良く建て分けができていないようです。

『日蓮正宗』・・・日蓮大聖人が唯一血脈を付属した日興上人より受け継がれている正統な宗派。

『日蓮宗』・・・六老僧の一人である日向と身延の地頭、波木井恒長により、日蓮大聖人入滅後に身延山において、教義を破る信仰が行なわれ、それを継承した破法の宗派。

なので、全く違います。

また、真言宗若しくは天台真言については、建長五年の立教開宗の際、『四箇の格言』によりそれらの法に祈っても、願いは叶わず返って謗法になると破折していますので、もちろん御利益は無いです。
日本では、宗教教育がなされていませんので、一般の方はそうとも知らず法を犯し、悪業を重ねてしまっているのです。この事に対して、「それは間違っているのですよ」と言っているだけです。
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この回答へのお礼

前回に引き続き、ご回答有り難うございます。
創価学会の会員様にも色々な立場があるようですね。
私はこちらで聞くまで、まとめて日蓮宗という意識しかありませんでした。

>創価学会の真の敵とは⇒増上慢と法華誹謗の者と獅子心中の虫です。

つまり創価学会外部の者は法華経を尊重していればよく、
入会した以上はその指導に逆らうことはできないということなのですね?

>真言宗若しくは天台真言については、建長五年の立教開宗の際、
>『四箇の格言』によりそれらの法に祈っても、願いは叶わず
>返って謗法になると破折していますので、もちろん御利益は無いです。

こういう話は聞いていて興味深いです。
ここでお聞きしなければ、仏教系の本を読まない限り知る機会はありません。

日本は宗教教育がされておらず、更に一般人が間違っているということは
最終的に創価学会の教えを日本の教育に取り入れていくことが目標になるのでしょうか?

お礼日時:2013/01/19 21:08

>>真言亡国律国賊念仏天魔禅云々がキャッチフレーズであった頃もありました



>これがよく分からないのですが、真言を敵としているのか擁護しているのか・・・

これがほめ言葉だか 悪口(罵詈雑言)だかの区別も付けられないのですか

上記程度のことは 少し調べれば判ります 詳しいなどといえるレベルではありません

物事を表面だけしか見ないと 大きな見落としをすることになります せめて経緯くらいは確認しないと
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この回答へのお礼

私は天魔というと某漫画の影響で織田信長を浮かべてしまうのです。
ひょっとしたら深いご考察があるのかなと思った次第です。
何か誤解を与えたようで済みません。

お礼日時:2013/01/19 20:54

>創価学会の最大の敵は真言宗なのか


え?最大の敵は顕正会でしょ。

よく間違えるけど顕彰会じゃないよ。顕正会ね
同じ穴の狢なので仲が悪いんだわw
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この回答へのお礼

顕正会って日顕宗のことでしょうか?
細部のことは全然分かりません。

質問の内容は現在の最大の敵ではなく、
宗門のゴタゴタが解決した後に真言宗が仇敵になるかどうかです。

既に学会員様からその心配は無いとご回答を頂いていますのが、
過激な人達がどういう行動に出るかは未知数なのが恐いところです。

お礼日時:2013/01/19 14:55

リンクにあるBAの回答もそうですが、我知り顔で日蓮宗を批判している方々は、客観的に見えてその実ろくに資料の考察も出来ていません。


少なくとも「日蓮(日蓮教学)」と「日蓮宗」と「創価学会」との区別が付けられていない時点でお察しですし、故に「真言」と「天台密教」と「大日経」のどこが問題で、何が批判されていたのかもわからないのでしょう。
日蓮が諸宗批判に至る経緯などは御遺文研究として仏教系論文でも数多発表されている上、立教開宗(唱題開宗)後でさえ真言(比叡山)や浄土念仏に一定の理解を示していることは御遺文を読めば自明です。


>密教を理解できなかったとの一先ずの結論に辿り着くことになります。

なぜこうなるのか理解できません。
天台密教の問題点については「理解できなかった」とご指名の日蓮自身がわかりやすく説明していますし、これは何も彼に限ったことではなく、当時の仏教他派から同じように指摘されているはずです。
そもそも、「理同事勝」と申して「理(仏意や法体)」が同じならば「事相」である印や真言も兼ね備える天台密教が優れると説いたり、顕教(経典)は仏が明かすことのなかった密教(経典に記されていない秘密の教え)に劣るなどと言って、後出しジャンケンのようにどこからともなく持ちだしたものを付け足したわけですから、仏教としてはむしろ許容されなくて当たり前ではないでしょうか。
そのもどかしさは、某国がなんでも「○○は我国発祥!」と言い張っているのに通じるものがあります。


さて、創価学会の最終的な敵ですが、特にどの団体をというものはないでしょう。ただし、目的を具体的な行動に転化しはじめた場合はどうなるかわかりません。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
あまり他の方を激しく攻撃するとせっかくの回答が削除されてしまいます。

xNekoNyanx様はかなり宗教について勉強なされているようですね。
この回答を拝見していても分からないことばかりです。

例えば次の一文もさっぱり分かりません。
>「真言」と「天台密教」と「大日経」のどこが問題で、
>何が批判されていたのかもわからないのでしょう

でも文献はたくさん出ているとのことなので読めば分かるのでしょうね。

>目的を具体的な行動に転化しはじめた場合はどうなるかわかりません。

それが頭痛の種だと思います。
特定の宗教というより、もっと恐ろしいものがある気がします。

お礼日時:2013/01/19 14:44

ご心配なく。


ほかの宗教の失敗をお祈りしようという風潮はありません。

日顕宗に対してはありました。
「宗教活動の失敗を祈れ」っていう。
そういう内容を書いた紙を渡され、仏壇に置いて
祈りましょうってことですね。

でも、これは内部の批判も多かった。
他人の不幸を祈るのはどうよって感じに。
というわけで最近は、学会の熱心な人たちが
調査しているみたいです。
日顕宗の動向をね。

だから不安がるのは最もです。
でも、宗教の自由を尊重している人も
たくさんいます。
ましてや真言宗に攻撃しようなんて。
だいじょうぶですよ。

最も内部の幹部や熱心な組織の行動は極秘ですから。
(極秘じゃなくても、ぼくが知ってるわけもなく)

排他的な人には気を付けてください。
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この回答へのお礼

再度のご回答有り難うございます。
私もphoenixevil様のような方が多ければ楽観していられるのですが、
その排他的な人が心配なのですよ。

ご存じだとは思いますけど、排他的な人がオウム真理教と関係を持っていますよね。
将来的な学会の指導者はphoenixevil様が就かれると良いのではないでしょうか。

お礼日時:2013/01/19 14:36

ご心配なく。


ほかの宗教の失敗をお祈りしようという風潮はありません。

日顕宗に対してはありました。
「宗教活動の失敗を祈れ」っていう。
そういう内容を書いた紙を渡され、仏壇に置いて
祈りましょうってことですね。

でも、これは内部の批判も多かった。
他人の不幸を祈るのはどうよって感じに。
というわけで最近は、学会の熱心な人たちが
調査しているみたいです。
日顕宗の動向をね。

だから不安がるのは最もです。
でも、宗教の自由を尊重している人も
たくさんいます。
ましてや真言宗に攻撃しようなんて。
だいじょうぶですよ。
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日蓮宗は独善です 他の存在を認めません、それは日蓮以来です



さらに具合が悪くなると論点すり替えを行ないます

信長の頃 自分から吹っかけた宗論で負けたのを、実力不足で自滅したのを 信長の圧力のためだと巧妙に転嫁しています

その日蓮宗でも より排他的独善的なのが日蓮正宗や不受不施派です

創価学会は 昭和30年代には日蓮正宗の総講元を自称し、一世を風靡しました
その後、宗門をないがしろにし独善的な行動が多いと破門になりました

それで 現在の最大の敵は日蓮正宗になっています
管長の個人・人格攻撃を続けています
近親憎悪です

が そのほとぼりが冷めれば本来の姿を現すでしょう

真言亡国律国賊念仏天魔禅云々 がキャッチフレーズであった頃もありました

なお、質問にあるのは日蓮宗ではなく日蓮正宗です
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この回答へのお礼

jaham様はこの問題に詳しいようですね。
ほとぼりが冷めるまで・・・後100年くらいこんなことをしているのでしょうか。

>真言亡国律国賊念仏天魔禅云々がキャッチフレーズであった頃もありました

これがよく分からないのですが、真言を敵としているのか擁護しているのか、
宜しければご教授下さい。

お礼日時:2013/01/18 21:10

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