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LAMEでmp3を作る時、なぜV2(preset fast standard)がデフォルト扱いなんでしょうか?

V1・V0・insaneなどまだ上があるのに、何で敢えてV2なんですか?
その理由をご存知の方、どうか教えて頂けないでしょうか。

A 回答 (2件)

まず最初に間違いを正しておきます。


LAMEのデフォルト(何も指定しない時に使われる設定)は、CBR128kbpsです。VBRのデフォルト(数字を指定せず、「-V」とした場合)は、V4です。これらはヘルプにも書かれてることです。

V2はデフォルトではなく、ヘルプなどに書かれてる推奨設定ですね。

MP3などの非可逆圧縮は、本質的に「多少音質劣化があっても大幅に圧縮したい」というニーズに応えるものです。「サイズはどうでもいいから高音質」を求めるなら、可逆圧縮を使えばいいんですから。
ですから、非可逆圧縮における推奨設定は「最高音質の設定」ではなく、「音質とサイズのバランスを考えたときに、もっともおいしい設定」になるでしょうね。

そういう発想でこちらのリスニングテストの結果を見てください。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/05 …
上記テストはCBRなので、V2ならおそらく192kbpsより評価は上がるでしょうね。
となれば、推奨設定が V2 なのは個人的にはとても納得できる話ですけど・・・。
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私は Maccer (つまり iTunes 派) なので LAME は知らないのですが、INSANE とは「正気の沙汰ではない」という意味ですので「音質的には上かもしれないが、これを使用するのは正気の沙汰ではない」という意味なのかな? とさえ思います。



圧縮比が高いのに音質の良い Code はそれだけ演算が複雑になって Coding に時間がかかることでしょう。

逆に音質は他にもっと良いものがあるのだけれど実用的な処理速度で考えればこの辺りを STANDARD として HIGHER QUALITY と ECONOMY (効率的という意味であって廉価とか劣化という意味ではない) の Mode を上下に配するのは他の製品、例えば Digi'Came' の記録方式選択などでもよくある事です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/LAME

にも

>高音質の反面、高速化の点ではVorbisに後れを取っている。評価版として配布されているバージョン4.0ではIA32アーキテクチャ向けにSIMD命令を使用した最適化により、高速エンコードが可能だが音質関連の調整が不十分なため、実際に使用される例は少ない。完成が期待されているものの長期にわたって更新がない状態が続いている。また、LAMEから派生したエンコーダとして午後のこ~だがあるが、これはLAMEをベースとしてMMX、SSEといったx86プロセッサ向けのSIMD命令を積極的に用いて最適化を行ったものである。エンコード速度が非常に高速である反面、ベースとなっているLAMEのバージョン (3.88) が古いため、近年の音質向上の試みが反映されていないという欠点がある。

という一文がありますので、最高音質の Mode はそれなりに欠点もあるので「実際に使用される例は少ない」従って「実際に使用される例の多い Mode を Default とする」としているのではないでしょうか。
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