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No.2ベストアンサー
- 回答日時:
本当です。
普通の土壌に含まれている粘土鉱物は、電気的にマイナスとなっています(一定負荷電)。これによって、栄養分(陽イオン類)を保持しています。しかし、火山灰土壌に含まれる粘土鉱物にはpHによって変化する変異荷電が大部分で,pHが下がると、マイナス荷電が著しく減少します。従って栄養分(陽イオン類)が溶脱しやすくなります。
土壌が安定した耐水性団粒を持つかどうかは、土壌中の生物の働き,有機物含量,粘土鉱物,無機物質の種類と含量などによります。火山灰土壌の団粒構造が発達しているかどうかは、一概には言えないと思います。
No.3
- 回答日時:
少しは土壌学に手を出したことのある人間です。
chibi-chanさんが陽イオン類について詳しく書いておられるので、僕は団粒構造のほうを。まず、火山灰というのは岩石に比べ表面積が大きいため風化を受けやすく反応性の高い活性アルミニウムが多く生成します。火山灰土壌では、そのアルミニウムや鉄と、腐植の複合体が多量に形成されるので、結果として、団粒構造が発達することになります。こんな説明でいいのかなー?・・・参考文献:土壌の事典、朝倉書店(2000年)、p104、黒ボク土の項
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