電子書籍の厳選無料作品が豊富!

「予は、転覆の難を免かれたると再度、車夫の無頓着想ふ可く、然も亦た其の矯健驚く可し」

それは車夫を褒めていますか、それとも非難していますか。
「無頓着」と「矯健」ちょっと矛盾だと思っていますが。

全体の意味を教えてください。

A 回答 (3件)

> それは車夫を褒めていますか、それとも非難していますか。



 どちらでもないと思います。褒めているわけでも、非難しているわけでもありません。自分の抱いた感想を描写しているだけです。

> 「無頓着」と「矯健」ちょっと矛盾だと思っていますが。

 前者は心的な性格を、後者は肉体上の性質を表現しており、別物に対する形容であり、同一のものを形容したものではないので、矛盾とはいえません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そういえば何となく分かった気がします。

お礼日時:2013/02/27 11:49

   全体の意味は前半が「可く」、後半が「可し」と、対になっているのが要点でしょう。



    私が(人力車でしょうね)ひっくり返る災難を免れたのは一度ではない、(これで)車夫は(客のことなど)全然気にしていないことは想像がつくし、おまけにその(=車夫の)強健なことは驚くほどだ。

   ですから#1さんのおっしゃる通り、ただただ呆れるばかりだ、という異文化から受けるカルチャーショックを、二つ例を挙げて述べているのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ちょっと確認したいですが。下記の理解ではよいでしょうか。
「車夫が私のことを気にしていないが、彼が強健のおかげで私はひっくり返らずに済んだ」

お礼日時:2013/02/27 11:52

    #2です。

補足です。

>>ちょっと確認したいですが。下記の理解ではよいでしょうか。
「車夫が私のことを気にしていないが、彼が強健のおかげで私はひっくり返らずに済
んだ」

     僕は別に権威ではないので間違っているかも知れないのですが、さっと読んだ印象では前半分が、マイナス、後半分がプラス、と言った印象を受けません。

    むしろ著者はいずれも「ほほう、日本とは大違いだな」とおもしろがっている感じがします。ですから客を客とも思わないと言う「悪い面」が、彼の強さという「善い面」で中和された、と言うのは読み過ぎのように思います。ご本人は「漫遊」してる訳ですから、、、
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!