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工場の自家発電でコジェネをしようと思ったとき、メリットが出てくる設備容量、及び燃料価格はどのぐらいでしょうか?

設備容量が大きいほど、また燃料価格が安いほどメリットが出やすいとは聞きました。
ガスエンジンとガスタービンだと、ガスエンジンの方が効率が良いですが、メンテ費用とかはガスエンジンの方が高いようですね。

最近ではシェールガスが凄い人気で、この調子で燃料価格が下落していけば、メリットの出る需要家も出てくるのはないでしょうか?

質問としてはメリットが出てくる設備容量は何kW以上か、また燃料価格はいくらか(ガス、重油含む)が知りたいと思っております。

難しい質問ですが、答えられる方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

単純に考えるとガス会社と電力会社との基本料金を別にして(コージェネ分の各基本料金)


従量料金だけで考えれば、発電するためのガス消費量にガス従量単価を乗じたものと
コージェネを導入しなかった場合における発電した場合での発電量に電力会社従量単価
を掛け、その分と熱回収分のいわゆる熱回収効率に発電時のガス消費量とガス従量料金
を乗じたものの和との比較です。

発電するためのガス消費量×ガス従量単価と
(発電した場合での発電量×電力会社従量単価+熱回収効率×発電時のガス消費量×ガス従量料金)
との比較
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コジェネは電気と、発電に要した排熱を温水として取り出し、利用するものです。


この利用バランスが悪いと、コジェネ利用のメリットは減少します。
まず、現在使用しているの電気量と温水(暖房・給湯など)量の把握が必要です。
次に、必要とする時間帯の把握です。
電気は蓄電できないため、コジェネ発電をベースとして使用するか、負荷のピーク時にのみ使用するかの検討が必要です。
一般には、コジェネを複数台設置し、ベース対応とし、負荷の増大に伴い追加運転するようにします。
故障時の予備とする必要もあり、複数台設置したいものです。
温水については、貯湯タンクを設置し、湯のピーク使用の対応と軽負荷時の緩衝を図る必要があります。
これでコジェネが必要とする容量がわかります。
オイルタンクやガス導管の容量も計算できます。
設置工事費が算定でき、合わせて、ランニングストも算出できます。
このような計画と工事は、大手の電気工事会社の専門家に依頼します。
必要な場合は、建設会社に建屋を頼むことも必要です。
例えは悪いですが、「じゃの道は蛇」で、一目現場をみて、イニシャルコストやランニングコストを概算で弾き出すスゴイ専門家もいます。^^;
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>メリットが出てくる設備容量は何kW以上か、また燃料価格はいくらか


これは、その工場の状況次第で、一概には言えません。
コジェネは、発電したときの熱を利用できる点が重要で、熱が利用できなければ、メリットを出すことはかなり難しいと思います。つまり、電力と熱の需要パターンにより、メリットが出るか出ないかが大きく変わり、数百kWの設備でメリットが出る場合もあれば、数万kWの設備でもメリットが出ない場合もあるでしょう。

>ガスエンジンとガスタービンだと、ガスエンジンの方が効率が良いですが
確かに発電の効率だけをみるとその通りですが、ガスタービンでは、排熱が大きいので、電気の需要に対し、熱の需要が大きい場合、ガスタービンの方が総合的効率利用(電気と熱両方の効率)は高くなります。

>最近ではシェールガスが凄い人気で、この調子で燃料価格が下落していけば、メリットの出る需要家も出てくるのはないでしょうか?
もちろん、燃料が安くなれば、メリットが出やすくなる傾向にはありますが、単純にそうなるとも限りません。何故なら、電力料金には、燃料費調整制度というのがあり、原油価格やLNG価格の価格が下がれば、電力料金の単価をも下がるようになっているからです。
また、シェールガスが本格的に輸入され、燃料価格が目に見えて安くなるには、もう少し時間がかかるようです。
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