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No.78603の質問([Mc][M][Tc][T]について)に対する回答の中で,
電動車を示すMとM′の使い分けに関して,「ダッシュがついているほうが
パンタグラフつきを示す」というものがあり,また私も「そのような
説を聞いたことがある」という趣旨の回答をしました。実際,昔よく
読んでいた電車関係の図書などでも「パンタグラフつき制御電動車
( M'c)」とか「パンタグラフのない中間電動車(M)」といった
表記をよく見かけました。それに対して「パンタグラフの有無とは
関係ない」という回答が寄せられました。

そうしますと,「ダッシュあり=パンタあり」というのは,たまたま
古い車両については成り立っていたけれど,それは結果的にそうなって
いただけ,と考えてよろしいのでしょうか。新しい車両には疎いので,何か
そのへんを詳しく説明してあるもの(本でも雑誌記事でもウェブ上の情報でも
けっこうです)はありませんでしょうか。また,この記号の歴史(国鉄が使い
はじめたものなのか,など)についても分かるとうれしいです。

A 回答 (2件)

車種表示の「ダッシュ」の扱いについてですが、1つ断っておきたいのは、鉄道会社や車種、趣味誌の出版社によって表記の仕方がいろいろあるということです。


(例)京浜急行…浦賀方に位置する電動車:M1cu,品川方に位置する電動車:M3s
→u,s…位置,1,2,3…種類(京急には一時期3両ユニットが製造されたので)
大阪市交通局…M'e:簡易運転台付き電動車、Tp:集電靴付き付随車
JR北海道781系、785系などのパンタ付き付随車:TaだったりTpだったり…
で、回答ですが、M'とMの違いは制御装置の有無で、ダッシュ付きには制御装置がありません(制御装置とは抵抗器やチョッパ装置、VVVFインバータなどです)。
JR各社の国鉄型は、MMユニットといって2両の電動車に1組の制御装置を積むことで全体の重量を軽くすることをねらいとして、通勤型の101系からこのスタイルが採用されました。この方式で製造された電動車は、2両1組で電気系統が成立するため、バラして走行することは出来ません。だから支線には最近まで旧型国電が多数残っていました。実際、私鉄でも同様のユニット構成のものはこの表記にならっています。
一方、最近の電車の記号にダッシュがつかないのも上記の通りで、M車のほとんどにVVVFを積むようになったためで、一般にパンタ付きがM1,なしがM2になっているようです(逆のものもあるみたいですが)。
あ、そうそう、国鉄型のMMユニット型でM車にパンタがあるのは知っている限り次の形式ですね…
103,117,181,183(0番台のみ),185,201,203,211,301
どうやら昭和30年代末期と昭和50年代後半に設計されたものが集中していますね。
設計者の趣味でしょうか(^^)
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No.78603の回答と同じものをもう一度書いておきますね.



--ここから--

残念ながら,私もその呼び方についての歴史的な背景や理由などを
詳しく知っているわけではありませんので,これに関するポインタ
を示すことはできないのですが….

> たまたま 古い車両については成り立っていたけれど,それは
> 結果的にそうなっていただけ,と考えてよろしいのでしょうか。

そのとおりだと思います.では,具体例で.
例えば宇都宮線や高崎線で走っている211系は,

←上野方
   Tc-T-T-M'-Mc

という編成になっていて,パンタはMcについています.

また,107系という車があります.
これは2両編成ですが,M車は一両だけですので,

   Tc-Mc

という編成で,Mcにパンタを搭載しています.
この場合,M'車はありません.

最近よく見かけるようになったE231系なども確かM車にパンタを
搭載していたと思います.

ちなみに私はちょっと前まで電車のメンテナンスをしてたことがあります.

--ここまで--

その後少し調べてみた所,最近の新系列電車ではM,M'という書き方では
なく,M1車,M2車などと書くようです.E231もそうかもしれません.
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