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今年入社しました営業マンです。
30代にして初めての業界で、フレッシュマンとは違い、そこそこ歳を食ってるだけに今更聞けないようなことばかりで日々動揺してしまう日々です。
どなたか教えて頂たいのですが、仕入れ値に対して、1.25掛けてくれればいい。ってよく言われるんですけど、1.25って数字は何でしょうか? あそこの店は1.5以上かけてもいいから!とかよく分かりません・・・
初歩的なこでしょうから、お恥ずかしいのですが教えて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

 事業をやっていく限り必ず経費がかかります。

経費とは、従業員の給料から始まって事務所の家賃、電気・ガス・水道料金、業務車両の減価償却費、各種保険料、交通費・宿泊費、荷造り梱包費、広告宣伝費、福利厚生費、事務用品費、電話代・切手代など、会社が支払うありとあらゆる費用です。

 これらの費用は、商品を仕入れて売ることによって得られた差額から捻出しなければなりません。売上から原価を差し引いたものを粗利(あらり、そり)と言い、仕入れた商品が全部売れた場合は仕入れ値=原価です(売り残りが出る場合は仕入れ値=原価ではありません)。

 1.25とか1.5というのは粗利益率ではありませんが、仕入れた商品を幾らで売れば事業として成り立つのかの目安の掛け率をいうようです。
 たとえば100円で売った商品の粗利益率が30%だとすると、70円が仕入れ値ということになります(売れ残りは考えていません)。逆に、この場合は70円に1.43を掛けると売値になります。
 家電製品のように販売競争が激しくて売値を下げないと売れないような場合は粗利益率が15%というのはありえる話です。ですが、それもお店に電話だけ置いて従業員は極力雇わず、ネット通販するような場合は、もっと粗利益率を下げてもやっていけるはずです。

 次から次へとよく売れて売れ残りが出ず回転効率のよい商品には掛け率は小さくても大丈夫でしょうが、売れ行きが悪くていつまでも在庫を抱える心配のある商品なら掛け率を大きくしておかないと、ヤバイと思いますよ。
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