
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
えっと、臨場感ですが、これを物理的に作るには音の出る位置(つまり各楽器の位置に)に一つの楽器を担当するスピーカーを置いて、楽器の数だけのマルチトラック(モノラルがマルチになったもの)で再生(これにプラスそれぞれの楽器に対する多数のホールの反射をその数だけのスピーカーで再現)しないと本来の臨場感は出ません。
これを、人間の錯覚を利用して2本のスピーカーで再現するのがステレオ(立体音響)です。画像や映像の3Dもこれに同じ。
錯覚を起こす条件が崩れると、物理現象に従わざるを得ないのでスピーカーは様々な音が出ている発音体として認識される(つまりモノラル)だけになります。
3Dが二枚の画像とか二つの映像で発生するように、ステレオも2本のスピーカーで発生します。決して4枚の画像とか4つの映像では有りません。
サラウンドも、人間が360度方向の音を聞ける事を利用して、2本のステレオに他のスピーカーを「モノラルのマルチ」で足して錯覚を巧く増徴させているに過ぎません。その方向の固有の音とか、前方音が撥ね返る反射音を後方のスピーカーに受け持たせます。
錯覚である証拠をお見せしましょう。
エッシャーのだまし絵『滝』を立体模型で作った!!(解説ムービーあり)
http://blog.livedoor.jp/clock510/archives/163948 …
これが成り立つのはある特定の方向から見た場合だけだというのがお解りでしょう。
このほか、参考となる資料は「裸眼立体視」があります(音響のステレオに最も近い視覚現象です)ので興味があれば検索などして調べてください。
音の場合、健康な人なら「裸眼立体視」よりは楽に誰にでも「ステレオ」という錯覚が起こります。
条件は、2つのスピーカーから同じ距離(誤差20cm以内/個人差あり)と比較的シビアです。
左右同じ音を出せば、条件に当てはまった位置では、両方のスピーカーの中間方向から音が聞こえます。誤差20cmですので頭一つ右か左に動かすと、音の聞こえる方向は動かしたスピーカーの方に一気に動いて行きます。
脳内音響(錯覚)から、物理音響(錯覚の解除[実際には別の軽い錯覚が起きてはいるのですけれど])に変わる瞬間です。
従って、別々の位置にある4つのスピーカーから、ひょっとして同じ音を出すというシチュエーションがある配置はナンセンスです。
これから出勤なので要点のみ。
2本のスピーカーで大いなる錯覚「ステレオ」を心行くまでお楽しみください。
音源製作に係わったエンジニアが入念に作っていれば現実世界より美しいですのでね。
No.12
- 回答日時:
初めに「いい音」と「臨場感」はカテゴリーが違うので、
両者は一致しないことを承知してください。
>スピーカーを前後左右に置こうと思ってるんですけど
>この配置で臨場感とか出ますか?
臨場感でいったらサラウンドシステムがベストです。
前左右+後左右+左右(両耳の真横)+低音(位置は不問)の7スピーカー
コレでサラウンド録音された映画などを観ると
戦争ものの戦闘シーンであれば、「自分が戦場にいる」感覚に陥るし
ヘリやミサイルが飛んで来るシーンだと卒倒するかも、、、。
また、通常の映画においても
前後左右、そこここにいる人から話しかけられている感じを受けます。
でも、これはリアル感があっても良い音とは言えません。
前左右だけの2スピーカーシステムでも
良い音を奏でるものであれば、楽器の前後配置が判る(奥行きが伝える)ものです。
スタジオ録音版の音楽を聴くなら2スピーカー
ライブ音源を聴くのであればサラウンド
とジャンルによって使い分ける方が楽しめると思います。
No.11
- 回答日時:
すでに適切なアドバイスが付いていますが、一部誤った回答があるので、念のため。
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>> この配置で臨場感とか出ますか? //
どのような音を「臨場感がある」と呼ぶかは人それぞれですが、一般的に言って、ステレオ録音の場合は左右一組だけを置く方が臨場感のある音になります。同じ音を出すスピーカーを複数設置する(つまり右の音を出すスピーカーを2つ、左の音を出すスピーカーを2つで計4つなど)と、それぞれのスピーカーから出た音が干渉し合って、音質は間違いなく悪化します。
分かりやすく言えば、風呂に水を張って2ヶ所から同時に波を起こすと、それぞれの波がぶつかり合って、波の形がグチャグチャになります。音も空気の波(音波)なので、これと同じことが起こります。
複数配置する必要があるのは、たとえば店舗や野外コンサートなど、1つのスピーカーでは全体に音を届けられない場合だけです。その場合でも、干渉を少なくするように、設置場所はかなり厳密に決める必要があります。
要するに、一般家庭では、スピーカーの数を増やしても何の意味もなく、むしろ音質を悪くするだけです。
もちろん、サラウンドのように「あらかじめ左右、前後のスピーカーで別々の音を鳴らすように収録されている場合」は、それに合わせてスピーカーを配置した方が臨場感が出ます。
-----
なお、スピーカーの数を増やしたからと言って音量が大きくなる訳ではありません。スピーカーの数を2倍にしたら、1台当たりの音量は半分になります(厳密には違いますが)。アンプの出力を2倍にすれば(ボリュームを上げれば)、1台当たりの音量が元通りになって、合計で2倍の音量になりますが、それは1台のスピーカーで出力を2倍にしても同じです。
-----
>> スピーカーを後ろとか遠い場所まで繋げる事ってできるのでしぃうか? //
一般家庭で想定できる程度の長さ(10m程度まで)なら問題ありません。数10m、数100mになると、音質が悪化するほか、アンプの負担が大きくなる可能性があります。数100m~数kmになると、長距離伝送用の特殊なスピーカー、アンプが必要です(デパートや学校、工場の放送設備など)。
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なお、電気が電線を伝わる速度は、光の速さと同じです。電気抵抗が高いからといって、電気の伝わる速さが変わる訳ではありません。従って、スピーカーケーブルの長さが、右が1m、左が100mでも、音が出るタイミングのズレは無視できます(特に敏感な人なら数ミリ秒のズレを認識できるようなので、1mと1000mなら差が分かるかも知れませんが、一般家庭ではあり得ない話なので、無視して構いません)。
もっとも、ケーブルも電気抵抗を持つため、長くなるとダンピングファクタが悪化します。また、ケーブルが持つインダクタンスやキャパシタンスによって、周波数特性に影響が出る可能性があります。「左右のケーブルの長さを揃えろ」というのは、これが理由です。
興味があれば、物理の先生に聞いてみると良いでしょう。
No.9
- 回答日時:
はじめまして♪
「臨場感」と言う部分では、残念ながらスピーカーを増やしただけでは効果が得られません。
過去には、後方のスピーカーがわに遅延回路を通して、広い会場内で後方からの反射音のように感じさせるという手法は存在しました。
単に数を増やすと、音の洪水には浸れます。
良い音とは言えませんが、ちょっと変わった感じなので一度は試してみるのも良いと思いますよ。
私は子供の頃に、粗大ゴミ置き場のテレビ等からスピーカーユニットを取り出してきて、たくさんのスピーカーをエナメル線で数珠つなぎ(笑)
さすがに今では量より質も重視しますので、そういう遊びはほとんどしていませんけれどね。
一応、きちんとした太い電線を使えば、スピーカーはおおむね20mや50mくらいまでなら利用が出来ます。
これ以上長い場合は、通常のオーディオ感覚ではなく、放送設備という違った環境に成ってきます。
アンプもスピーカーも違う接続方法の専用機材ですと数百mどころかKm単位まで配線をのばす事が可能と成ります。
(大型店舗やビルなどで利用される手法です。)
ストイックに音の質だけを高めて行く場合は、室内に1組だけのスピーカー設置がベターと成ります。
これは、オーディオ再生に左右のステレオ音源を用いているからです。
サラウンド環境として、元から多チャンネル音源を再現する場合には、それようの装置を用いて多数のスピーカーを利用します。
後方からの音も専用に記録された信号を後方においたスピーカーで再現します。
遅延回路を用いたりする擬似的な物とリアル音源では意味が違ってくるのですが、あまり細かいことを言わずに擬似サラウンドモードで楽しんでいる方も少なく有りませんので、そこは人それぞれの考え方や好みで良いと思います。
スピーカーを非常に離れた位置におく事は、ケーブルだけで出来る範囲と、放送設備のような違う手法を用いる場合と、遠くのスピーカーのそばにアンプを置くという方法が有ります。
巨大な会場のコンサート等ではスピーカーの近くにそれぞれアンプを仕込んでします、アンプまでのラインケーブル等でトラック数台分なんていうケースもあります(球場とかアリーナなど)
放送設備は本格的な音楽用にはあまり使われませんね。アナウンスとBGMていどまででしょう。
No.8
- 回答日時:
スピーカーをたくさん置く事は私も夢でしたが、それは正直、音にとってはなんのメリットもありません。
BOSEのような小さいスピーカーをいっぱいつなげるのですから、意味があるかもしれませんが、
ある程度の大きさになると、共振してしまい、音が濁ってしまいます。
でも、それは結構な大音量の場合ですけど・・・。
あと、スピーカーを前後左右後において、「サラウンド」をやるのであれば、臨場感を味わえるかもしれませんが、
前後左右後のスピーカー全部、同じ音楽を一斉にならしては、うるさいだけだと思います。
音が後とか、横から聴こえてくるのって、結構疲れるものです。
でも、そういうことを実践している後輩がいまいた。
バラバラのメーカーのスピーカーを4組を前と後に設置して、それをいっぺんに鳴らしていました。
私は「アンプが壊れるから、つなぎ方を変えたほうがいい。」っと言っても、後輩は意味がわからず
そのままつかっていました。
スピーカーを遠いところまでつなげることはできます。
しかし、あんまり離れると、違和感を感じるかもしれません。
私は、たくさんのスピーカーにお金をかけるなら、1ペアいいものを買ったほうが結果的には
良いような気がいたします。
しかし、同じスピーカーを16ペア、左右で32個使っている人が雑誌にでていたことがあります。
まぁすさまじい光景でしたね。壁一面スピーカーでした。
それを、直列・並列を組み合わせて、8Ωにしているのでアンプの負担はあまりなくて、
真空管アンプで鳴らしているっと書いてました。
あくまで雑誌の表現ですが、「ものすごい音圧」だったそうです。
そりゃそうだと思います。これなら大音量でなくとも、音の洪水になると思います。
両方で32個、インターネットオークションとかない時代によくあつめたものです。
そのスピーカーのウーハーが20cmですので、片チャンネルあたり38cmウーハーの4.5倍もの
面積のウーハーで鳴らしていることになるのですから・・・。
面積だけで語ることはおかしいとはおもいますが、実際にそれだけの空気を動かしていることになります。
しかも、床から天井まで音がなってます。
ツィーターも16こあるわけですから、高音のエネルギーも相当なものだと思います。
マッキントッシュのスピーカーもツィーターが20こ以上ついているものがあります。
なので、たくさんのスピーカーをお使いになるのでしたら、同じスピーカーをいっぺんに
鳴らしたほうが、効果があると思われます。
ちなみに、BOSEの901シリーズは、1本のスピーカーに11.5cmのユニットが9本ついてます。
前向きに1本、後向きに8本です。
これで、コンサートの臨場感を出そうっとする、BOSE独自に技術です。
コンサートホールの音の9割は間接音で、1割は直接音。っという発想からきたそうです。
No.7
- 回答日時:
ステレオなら2ch(スピーカー2本)が基本です。
ただ回りに並べても音は良くなりませんし臨場感も出ません。
サラウンドなら今は11.2chまで対応したAVアンプがあります。
またサラウンドはアンプやスピーカーだけでは良い再生はできません。
再生するソース(DVDやブルーレイ)の音声が5.1chや7.1chなど
マルチチャンネル(サラウンド)で録音されていないと本領を発揮できません。
各サラウンドにおけるスピーカーの配置はこちらを参照して下さい。
http://www.ari-web.com/service/kw/sound/surround …
また、最近はフロントハイトによる上からの音もあります。
No.6
- 回答日時:
電気信号は結構遅くて、米国のカリフォルニアあたりまでだと0.1秒も掛かりますねw
ちなみに音の速さは330m/s程度ですので、33m離れると0.1秒程度の遅れが生じます。
人の耳は、音の遅れに結構敏感であることが知られていて、0.01秒程度だと認識してしまうので、サラウンドを組むのなら聞く位置に等間隔に周りを囲むようにスピーカーを配置するか、遅延できるアンプの機能を使って合わせる必要があるでしょう。
またサラウンドにするには、同じ(系統の)スピーカーで全体のシステムを作らなければなりません。2chのステレオでさえ、左右のスピーカーが全く別のメーカー・製品であった場合は、ステレオ感が得られず右と左のスピーカーから別々に音が出ているという状況になるだろうと想像できると思います。サラウンドも同様でフロントSPとリアSPで、別のメーカー・製品のスピーカーであれば、別の音が出てきます。前と後ろで別々に音がなっているだけになるんですね。
いろいろと試行錯誤してみるのは良い経験になるでしょうし、なにより楽しいと思います♪
No.4
- 回答日時:
遠い場所とはどの程度の距離を考えているのかと思いますが、文言通り遠い場合は電気が届くのに時間がかかり、はっきり遅れて聞こえるようになります。
中学の放送委員会で困ってました。今になって解決策を思い付いたけど後の祭り。すごく耳が良ければ、数mでも音質に影響すると思います。
電気信号って、意外と遅いです。
パソコンでも、配線の長さによる延滞を揃えるために、わざわざ一部の配線だけ長くしたりされています。
同じ長さなら、みんな一緒に遅れるので揃いますね。
スピーカーでも同じです。フロントとリヤ、左右の配線の長さをミクロン単位まで(大げさなw)揃える必要があります。
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