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 化学の英語に関する質問です。ウィキペディア「ジクロロメタン」の「合成法」のところに、以下の記述がありました。

「工業的には、メタンあるいはクロロメタン(慣用名は塩化メチル)と塩素とを400-500℃で気相でラジ
カル反応させることで得られる。クロロメタンはメタンよりも早く塩素化されるため、本製法では、メタンのHがClで多置換された混合物が生じる。例に上げると、メタンと塩素とを当量で反応させた場合、クロロメタン:37%、ジクロロメタン:41%、トリクロロメタン(慣用名はクロロホルム):19%、テ
トラクロロメタン(慣用名は四塩化炭素):3%の生成比となる。この混合物から副生成物の塩化水素を
除去した後、蒸留によって精製する。」

 この中で、
「メタンと塩素とを当量で反応させた場合」
を、英訳する場合、どうすればよいでしょうか。「当量で」の意味は、“equivalent”の単語を使えば通じるでしょうか。

 よろしくお願い致します。

A 回答 (6件)

合成とかで,「当量のなんとかを反応させる」というのは,実際に使う表現であることは,まあ事実でしょう.


そこには,当然,暗黙のうち (明示されることもあるでしょう) に反応式が想定され,その係数比で「当量」が想定されているわけです.

私もこういう書き方はすべきではないと思いますし,だから #4 でも mol 比が明示されるような書き方をすべきだと断っています.しかし,現実に使われている equivalent あるいは「当量」の使い方は,例に挙げたような形になるでしょう.

当量や規定度は,私は基本的に使いません.便利は便利ですし,私の師匠はこれらの復活をことあるごとに主張している人ですが,私はそれには与しない立場です.
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。質問の趣旨をよく汲み取ってくださり、大変感謝致します。

お礼日時:2013/08/28 18:15

もう書かないつもりでしたが#4様の回答が出ましたので、・・・



>、N-メチルアニリンに対してナトリウムアミドを、1.1当量とか1.2当量ではなく、1.0当量仕込む、という意味で、
「N-メチルアニリンとナトリウムアミドを当量で反応させる」
とすれば、これは「当量」の方で間違いないと思います。

「当量」という言葉はこういう風に反応の量関係を表す時に使う言葉ではないと書いたのですが、わかってもらえないようですね。あなたは、例文を出して「当量」という言葉の使い方が正しいと主張されています。
>1.1当量とか1.2当量ではなく、1.0当量仕込む、という意味で、
どんな意味ですか。「当量」を定義してください。

「当量」という言葉には別の意味があります。
実際に使われていた言葉です。ポーリングの一般化学などでは頻繁に出てきていました。何かを基準にして等価なものを考えるという立場の言葉ですから基準をとる場面によって内容は異なります。
元素の当量、酸・塩基の当量、酸化剤・還元剤の当量、・・・いろいろです。

最近は使われていませんので、音が同じだから似た意味の言葉だろうぐらいにしか考えていない人が多くなったのでしょうね。(あなたも、ウィキの執筆者もです。)

日本語がおかしいものを英語に直せと言われてもできません。英語に直しても意味が通りません。
#4様はあえてそれをやっておられます。equivalent amount とは何でしょうか。意味が伝わりません。
equimolarとは意味が異なります。
こういう意味のはずだということで書かれた”equimolar・・・”の英文だけで十分なはずです。

>単語の解説は結構です。No.1のc80s3xxxさんのように、用例をご提示ください)

質問者様は英語がほしいだけですね。
内容は関係ない、・・・

1:2のモル比で、というのであれば等量でも当量でもありません。
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この回答へのお礼

>「当量」という言葉はこういう風に反応の量関係を表す時に使う言葉ではないと書いたのですが、わかってもらえないようですね。あなたは、例文を出して「当量」という言葉の使い方が正しいと主張されています。

 「正しい」とまでは言っていません。使われている、という事実に関して、質問しているのです。合成の文献に、“NaNH2 1.2 eq”とあったりするが、それはこう解釈せざるをえない、そして、それは英語でいうのならばどうなるのか、という質問です。

>>1.1当量とか1.2当量ではなく、1.0当量仕込む、という意味で、
>どんな意味ですか。「当量」を定義してください。

 前に挙げた例で言いますと、N-メチルアニリンを中和するのに必要な量が、この場合の当量、となるでしょう。以上は私の推測ですが、文献の文脈、そして、それを読んだ私の周りの人の解釈から判断すると、そう解釈していると考えざるをえないのです。

 合成の現場では、さまざまな書き方でなされた過去の文献を元にトレースをしたり、新たな反応を試みたりしますが、間違った使い方、あいまいな用語など、表現は本当にさまざまです。書いた人の間違いや誤解もあるでしょう。しかし、それらについて、htms42さんのように、「定義は何か」とか、「こうあるべきだ」などと言っても始まらないのです。「分かってもらえない」というのは、htms42さんの心の中で思っておいてください。「辞書で定義されていないから分からない」では相手にされなくなってしまいます。

>「当量」という言葉には別の意味があります。
>実際に使われていた言葉です。ポーリングの一般化学などでは頻繁に出てきていました。何かを基準にして等価なものを考えるという立場の言葉ですから基準をとる場面によって内容は異なります。
>元素の当量、酸・塩基の当量、酸化剤・還元剤の当量、・・・いろいろです。

 上のN-メチルアニリンとナトリウムアミドの反応は、まさしく酸塩基反応なんですけど。

>最近は使われていませんので、音が同じだから似た意味の言葉だろうぐらいにしか考えていない人が多くなったのでしょうね。(あなたも、ウィキの執筆者もです。)

 仮に「等量」ならば、「で」は要りません。「等量反応する」というのが正しい日本語ではないでしょうか。「音が同じだから…」うんぬんという推測は、短絡的ではあまりせんか? 引用した版のウィキペディアの記事の執筆者と、“1.2 eq”などのように書く著者全員に、持論を説いて回ってください。

>質問者様は英語がほしいだけですね。
>内容は関係ない、・・・

 htms42さんの理解を超える、あるいはご存じないことが出てきたからと言って、感情をあらわにして捨て台詞を吐くのはやめてください。「内容は関係ない」というのは、勝手な決めつけです。私を「無知な者」と印象付けようとする悪意が感じられて、気分が悪いです。幼稚なことはやめてください。

お礼日時:2013/08/28 19:06

えーと.


もともとの質問は,wikipediaにある文章に相当する英語表現だったわけで.
最初のメタンと塩素の反応云々は,wikipedia自体を確認して,中身として等モル量で反応させた場合ということで,equimolarを使ったわけです.
この場合は,化学当量の考え方を云々する意味がないという判断.


> 「N-メチルアニリンとナトリウムアミドを当量で反応させる」

N-methylaniline is reacted with the equivalent amount of sodium amide.

> 「N-メチルアニリンに対してナトリウムアミドを1.0当量仕込む」

mix N-methlyaniline with the 1.0-equivalent amount of sodium amide

とかなんとか.

まあしかし,個人的にはこういう表現ではなく,具体的に何molと何molというように書くべきかと思いますけどね.
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この回答へのお礼

 c80s3xxx様、毎度おつきあい下さり、誠にありがとうございます。
 ご提示いただいたような訳になりそうですね、私もそんな気がします。

>まあしかし,個人的にはこういう表現ではなく,具体的に何molと何molというように書くべきかと思いますけどね.

 それはよく分かっています。しかし、合成の文献には本当によく出てくるんです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/26 16:55

#2です。


「メタンと塩素とを1:1のモル比で反応させた場合」というのであれば「等量」です。

これは訳がどうこうではなくて日本語の問題としてです。

equimolar は等量に対する訳ですから#1様も「当量」ではなくて「等量」だと読み取っておられるのです。
「工業的には、・・・・」の部分を読めばそういう意味だということが分かります。

「当量」と印刷されているのが誤植なのか誤解なのかはわかりません。
でも「当量」と「等量」は意味が異なります。

あなたが「当量」で正しいはずだと主張されるのであれば
「メタンと塩素を当量で反応させる」とはどういう意味であるのかを説明する必要があると思います。

#2にも書きましたが
equivalelentはequi-valueですから「等価」という意味です。
「メタンと塩素が等価である」とはどういう意味になるのでしょうか。
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この回答へのお礼

 htms42様、再度のご回答ありがとうございます。
 ANo.2の最後の言葉が、「どうでしょう」でしたので、私としては、質問の表題のように、「当量」の方を英訳してほしい、という意味で、前のように書いた次第です。
 引用したウィキペディアの記事が誤植であるかどうかの問題を除くために、設定を変えます。

 例えば、N-メチルアニリンの窒素にハロゲン化アルキルからアルキル基を付加させるために、試薬としてナトリウムアミド(NaNH2)を使うとします。そのときに、N-メチルアニリンに対してナトリウムアミドを、1.1当量とか1.2当量ではなく、1.0当量仕込む、という意味で、

「N-メチルアニリンとナトリウムアミドを当量で反応させる」

とすれば、これは「当量」の方で間違いないと思います。この意味を英語で言うと、どう表現できるか、というのが質問の趣旨ですが、何かNo.1さんと違う訳があれば、ご教授ください。上の日本語がおかしい、というのであれば、

「N-メチルアニリンに対してナトリウムアミドを1.0当量仕込む」

を英訳するのでも結構です。
(No.1さんの“equimolar amount”以外の表現が実際にどう使われるかを知りたいのであって、単語の解説は結構です。No.1のc80s3xxxさんのように、用例をご提示ください)

お礼日時:2013/08/23 23:57

「当量で反応させる」でなくて「等量で反応させる」ではないでしょうか。



equivalentに相当するのは「当量」
equimolar amounts に相当するのは「等量」

「当量」は「相当する量」の意味です。
「硫酸1モルは塩酸2モルに相当する」というような使い方です。
働きとして等価であるということでequivalentになります。
equivalent は equi-value です。
これを使った濃度が規定濃度(N)です。

「メタンと塩素とを1:1のモル比で反応させた場合」というのであれば「等量」です。

どうでしょう。
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この回答へのお礼

 それでは、

「メタンと塩素とを当量(「等量」ではなく)で反応させた場合」

は、htms42さんなら何と英訳されるのでしょうか。No.1さん風の訳でいけば、

“The reaction of equivalent methane and chlorine gives …”

でしょうか。それとも、

“The reaction of equivalent amounts of methane and chlorine gives …”

でしょうか。

お礼日時:2013/08/23 15:18

Thel reaction of equimolar amounts of methane and chlorine gives

… とか
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この回答へのお礼

 “equimolar amount”ですか。なるほど、大変参考になります。誠にありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:33

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