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非常に単純なことで質問します。

日本で、高山病って本当におこりえるのでしょうか?

今、年齢が50代となりますが20代の頃より山を登ってきました。
夏山から厳冬期の3000m級の一般ルートや岩壁などのバリエーションまで
登ってきましたが、私の山岳会や他の交流のある会の連中にも高山病にな
ったなんて話は一度も聞いたことが有りません。
ヒマラヤなどの海外登山では高所障害の経験者はいますが。。。。。
最近、インターネット上でも普通に話題になっているので、疑問に思っています。

A 回答 (12件中1~10件)

日本では”高山病”と呼ばれていますが、


高山病に詳しい海外の医師は”あれは病気ではない、生理現象だ”と言っていました。
だれでも、低気圧、低酸素の状況に置かれれば”生理現象”は発生します。
私も過去に7000m級の海外の山に遠征するまでは、質問者さんと似たような考えを持っていました。
2か月も”高山病”と向き合った結果、国内の2000m級でも”低酸素”の影響が発生していることに気が付きました。頭痛などは起きませんが、”息が上がっている”、”身体が重い”などを自覚できるようになりました。ごく、初期症状ですね。
多分、質問者様や周囲の方々は気が付いていないだけだと思います。
実際、敏感な登山者は2000m程度でも”高山病”と言える症状を発症する場合があるそうです。
私は、登山して”疲れた”、”バテた”と訴える人の相当の割合が”高山病/低酸素症だと思っています。
あと、国内で本格的な高山病を体験したいのなら、
富士山に登って24時間ほど滞在するとほぼ確実に発症しますよ。
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この回答へのお礼

>高山病に詳しい海外の医師は”あれは病気ではない、生理現象だ”と言っていました。

高地を居住空間としていない人の生体として、低酸素環境下でごく普通の反応として現
われる現象ですから、病気でないと言われれば、「病」とは確かに呼びにくいですね。

>私も過去に7000m級の海外の山に遠征するまでは、質問者さんと似たような考えを持
>っていました。
>2か月も”高山病”と向き合った結果、国内の2000m級でも”低酸素”の影響が発生し
>ていることに気が付きました。頭痛などは起きませんが、”息が上がっている”、”
>身体が重い”などを自覚できるようになりました。ごく、初期症状ですね。

私自身ビッグウオール指向で高山の経験は無いので、3000m以下の低山との比較検
討することは出来ません。その感覚は正直なところ分かりません。
会の中では高所経験者が多少なりの人数がいますので、他の方にも返答させていただい
たことですが、経験者にも聞いてみたいと思います。

バテ等の中に低酸素を起因とする考え方は、可能性として納得できました。
高山病は症状発生そのものが個人差(低酸素に対する閾値)がまちまちと思いますので、
初期の出方も多様な気がします。

色々と、ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/13 00:37

バカは風邪をひかない、というのと一緒です。



バカは本当に風邪をひかないのではなく、ひいていることにすら気づかないからバカなんです。
高山病についても、そうだと気付いていないから、なったことがないと思い込むわけです。
(登山愛好者がバカというわけではないのであしからず)

それなりに毎週のように3000m級に登っていれば、順応できていますのでなりません。
定期的に、例えば、月1でも夏山冬山問わず3000m級に登っていれば、低地順応しないので、
体は高地順応されたままです。

また、昔の世代ですと、高山病になること=恥ずかしいことのように、見栄をお互いに張りたがり、
高山病の気がしてもそうでないと言い張るものです。もしそんな弱みを見せれば、まわりから
どう思われるか、それが怖いし、プライドもズタズタになるから言えやしないのです。

あなたの世代は、炎天下に水も飲ませずに強行軍のような登山をするのが主流でしたから、
猶更そうなんですよ。
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この回答へのお礼

せっかく回答していただきましたが、失礼ながらなんだか思い込みが激しい方だなあっ
と、印象をもちました。

>また、昔の世代ですと、高山病になること=恥ずかしいことのように、見栄をお互い
>に張りたがり、高山病の気がしてもそうでないと言い張るものです。もしそんな弱み
>を見せれば、まわりからどう思われるか、それが怖いし、プライドもズタズタになる
>から言えやしないのです。

少なくとも私は、恥ずかしことだとは思いません。症状を周りに伝えないと、結局周り
に迷惑をかけることにつながります。登山中にバテることでもそうですが、メンバーの
状態をリーダが常に把握しておかないと、パーティとして登山活動に支障が出ます。
特に冬山となれば、遭難リスクが上昇します。

>あなたの世代は、炎天下に水も飲ませずに強行軍のような登山をするのが主流でした
>から、猶更そうなんですよ。

そこはきっぱりと否定させていただきます。
私が10代以前のころの体育会系の世界は知りません。しかし、20代の登山活動を開
始した社会人山岳会の世界では、水が飲める環境にある限り適切に水を飲む行為は、ご
く普通のことでした。「炎天下に水も飲ませず」なんてことはあり得ません。いつの時
代の話をされているのかなあ。

お礼日時:2013/09/11 22:56

山仲間に「高山病」が起きやすい方がいます。



立山室堂でバス降りたら、やたら「あくび」が出始めて
雷鳥荘で夕食食べることには
頭痛とムカムカが「3日酔い級」と言ってました。


高山病がきっかけで山から離れた人もいます。
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この回答へのお礼

経験事例をだしていただき、ありがとう御座います。

>立山室堂でバス降りたら、やたら「あくび」が出始めて
>雷鳥荘で夕食食べることには
>頭痛とムカムカが「3日酔い級」と言ってました。

酸素欠乏から始まる典型的な障害の特性ですね。
2千数百m程度から発現するとなれば、限られてると思われる
登山日数の中で解決して行くのは、厳しいかも知れませんね。

お礼日時:2013/09/11 22:07

登山未経験者がこの様な質問をするのであれば理解出来るのですが、


もう30年近く登山をされていらっしゃってこの質問は少し違和感を感じます。
確かに日本の山の標高で高所障害からくる高山病になる可能性は少ないです。
ならば、起こるはずが無いことが起きるのは何故なのかを調べた方が良いと思うのですが・・・。
酸欠も高山病と同じ症状です。そうならないように登山されるのではないですか?
標高が低くても、どんな状況になると酸素が欠乏し血中酸素濃度が低下、
その結果高山病の症状が出るので気をつけた方が良い、
という事を教えていかなければいけない立場だと思うのですが?
山の仲間の方も同じように日本の山で高山病になるわけがないと思っているのでしょうか?
自分の山仲間にはこんな疑問を持つ人は1人もいないです。

自分は山小屋で仕事をしていましたが、パルスオキシメーターが置いてありました。
血中酸素濃度を測定し、軽度なら薬を使わずそれを回復させるためのマニュアルもありました。
実際に山の現場では日常的に起きている事です。
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この回答へのお礼

>登山未経験者がこの様な質問をするのであれば理解出来るのですが、

お言葉ですが私なら逆に、高山病と言う言葉がが良く出てきている現在、登山未経験な
ほど自分で調べると思います。

>ならば、起こるはずが無いことが起きるのは何故なのかを調べた方が良いと思うので
>すが・・・。

これについては、確かにごもっともです。質問の仕方が悪かったかもしれませんが、必
ずしも無いと断定している訳ではなく、経験の無いと思っている私として高山病の有無
について広範な皆様方の経験などを聞きたかったのです。

>山の仲間の方も同じように日本の山で高山病になるわけがないと思っているのでしょ
>うか?

正確には判りません。会の会合等などで意識的に聞いたわけではないです、そのうち聞
いてみたいと思います。国内登山においては話題に上ったことは、記憶に有りません。

山小屋で働らかれていた、あなたの経験は現場のお話として参考になります。

いろいろと、ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/08 23:51

日本の山で高山病の症状が出る人は、寝不足が原因です。



酸素濃度が低いと言っても3000M位では殆ど問題になりませんが、寝不足になると血液中の酸素濃度が低下して高山病の症状が出てきます。
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この回答へのお礼

説明ありがとうございます。

高山病と酸素濃度の関係性については認識しているつもりです。
寝不足が起因となれば、個人差に左右されそうですね。

お礼日時:2013/09/08 22:31

健康な人が普通の登り方で北アルプスや南アルプスに登る分にはまず高山病にはならないでしょう。

私もなったことはありません。日本アルプスでは高くても北岳の3192mが最高ですからね。
しかし、富士山ではなりますね。程度の差こそあれ大概の人は7合目、8合目あたりから高山病の症状は出るでしょう。富士山登ったことありませんか?
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この回答へのお礼

>富士山登ったことありませんか?

かなり前、登っています。富士山まで交通手段がやっかいなので1度のみです。
目的は、冬の雪上訓練でした。
高山病症状として真っ先に頭痛が思い浮かぶのですが、寒気と波打つ強風の対
応に意識が集中して、頭痛等の内科的症状については、さて?どっちだったん
だろうかと言った感じです。答えになってなくて済みません。m(_o_)m

お礼日時:2013/09/07 23:42

高山病聞いた事がない。

高山病とはいつきに高い所に登ると気圧の関係で血のめぐりが悪くなってなるものです。

立山などでは一気に3.000M近くバスで登って来ますので高山病もしくは体調不良になる人がいます。

山に行くとき高山病対策として市販の頭痛薬持って行く人がいますがやめてもらいたい。

何故かと言いますと眠たくなる成分が入っているからです。

かならず医者処方箋もらって行くことです。

この回答への補足

>山に行くとき高山病対策として市販の頭痛薬持って行く人がいますがやめてもらいたい。
>何故かと言いますと眠たくなる成分が入っているからです。
>かならず医者処方箋もらって行くことです。

興味深いお話、ありがとうごうざいます。
「眠くなる」と言うキーワードをだされていますが、頭痛薬を飲んでも、眠くならない
体質?(私のこと)の場合は問題無いと言うことでしょうか?

補足日時:2013/09/07 23:24
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高山病とは4000m以上での…



http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1390402593

この事を言いたいのかな!?

参考URL:http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1390402593
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この回答へのお礼

リンクまで張ってもらいありがとうございます。
ただ、国内に特化した質問をさせてもらっています。リンク先の「疑似高山病」
のジャンルにはいる?
私の理解力不足なのか、なんだかグレーなイメージです。

お礼日時:2013/09/07 23:14

他の方の回答のとおり、普通に起きております。


しかもヒマラヤ同様、おそらく肺水腫を起こしての死亡事故まであります。

例えば、2005年北アルプスの蝶が岳で上高地から入山、標高2200m地点のテント泊で
父子登山していた子供(高校2年生)が、高山病で死亡しています。
他にも、検索すると、西穂などでも高山病が疑われる死亡事故が起きてます。

蝶が岳の事故は山と渓谷などの山岳雑誌にも掲載があったかと思いますから、
山岳会で聞いたことがない、というのは不思議ですね。

他にも、死亡しないまでも、富士山の救護所では、高山病と診断される人が毎年大量に出ておりますし。
あまり遭難事例を検討しないような山岳会なのでしょうか??
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この回答へのお礼

わざわざ具体的事例まで出していただき、ありがとうございます。

蝶が岳を含めた気象遭難は知っています(蝶では無いですが、私の会でも去年の3
~4月でしたが例年に無い短時間の連続した気象の急変を経験しています)が、高
山病事例としては知りませんでした。
検索エンジンで調べたところ、同山の診療所でいくつもあるとのこと、私も認識を
変えたほうがよさそうです。

>あまり遭難事例を検討しないような山岳会なのでしょうか??

遭難事例は研究していますが高山病事例については、お恥ずかしいことと思います
が、存在しない或いはそう思い込んでいます。
海外の高所登山は多少なりとも実績を積んでいますので、高所障害全般の対処方法
については経験則を含め分析は行っています。
ただ、国内については前述したとおり高山病は想定していませんでした。
セルフレスキュー・雪崩れ対策などをメインとしています。

お礼日時:2013/09/07 23:02

充分起こりえます。

たかだか3000mぐらいなので、ほとんどは軽い頭痛とか、吐き気、倦怠感ぐらいで済みますから、高山病だとは気付かないだけです。それに一日ぐらい稜線にいれば順応してしまうのでなお分からない。体質によりますから、誰でも罹るわけではありませんが、程度の差であなたの山岳会にもいるはずです。あなただって、初日の3000mの稜線で何か調子が出ないことがありませんでしたか。もしあったらそれです。たかだか3000mですから、ヒマラヤのように肺水腫になったり、呼吸困難になったりはしませんが。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

>初日の3000mの稜線で何か調子が出ないことがありませんでしたか。

「調子が出ないこと」は、たしかにあります。それが高山病とリンクするかどうか
なのですが、登山形態によってはかなり疲労することもありますので、「調子が出
ないこと」=「高山病」には必ずしも結びつかない気がします。

お礼日時:2013/09/07 22:06

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