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先日鉄道博物館でC57 135を見ました。
同機は引退後、交通博物館に搬入され鉄道博物館に移設された現在に至るまで一貫して室内展示です。
素人目には保存状態は「最良」でした。
テンダには模擬で石炭も盛られていて本当に今にも走り出しそうな雰囲気でした。

梅小路の静態保存のSLたちも外観はきれいに手入れはなされていて、今すぐ動きそうですが復活は困難な機が多いと聞きました。
私は詳しいことはわかりませんがボイラーや動輪の劣化などでしょうか?

そこで質問なのですが

(1)C57 135は実際に「最良の状態を維持している」と考えて良いでしょうか?
仮に復活させる場合、容易な修繕や工事で現役時代のように走ると考えて良いでしょうか?
はたまた「見た目だけ」なのでしょうか?

(2)見た感じ手入れがなされていない場合でもボイラーや動輪に問題がなければ復活は比較的容易と考えて良い?

(3)C57 135以外で状態の極めて状態の良い保存車両(SL以外でも可)やあまりに状態が良いだけに復活してほしい(復活させてあげたい)車両などあれば教えて下さい。

一部のみの回答でも構いません。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

蒸気機関車の復活で一番問題になるのはボイラーの状態です。


ボイラーが良い状態であれば、足回りなんぞ多少さびていようが
朽ちていようが何とかなります。逆に足回りがピカピカでも、
ボイラーが腐って圧があげられないようでは、どうしようもないです。

交博のC57は、もともと屋根の下で保管されており、ボイラーも
良い状態に保存されているので、復活させようと思えば何とかなる
と思いますが、実際にボイラーを見てみないと何とも言えません。
それに、こいつを持ち出すとしたら、代替の機関車をどうするかと
言う問題も。何せ「最後の客車列車牽引機」ですからね。

状態のいい保存機関車で有名なのは、共永興業のC57148です。
ビルの中で保存されており、会社のモニュメントして大事にされて
いるので。ただ、今更C57ってのもねぇ・・・という気もしますが。
http://blogs.yahoo.co.jp/windroad917/11343877.html

同じく、今さらねぇ・・・というD51ですが、根来公園のD51930も
物凄く丁寧に保存されており、頭が下がります。
http://www.wakya.org/archives/51928469.html

なんとかならないかなぁ・・・というのが東洋活性白土の2号機。
保存状態は「ミントコンディション」ってほどじゃないんですが、何せ
「最後の現役産業機関車」ですからねぇ・・・。
http://www.kokyu-gr.jp/krpp/hakudophoto01.html
http://c5557.kiteki.jp/html/touyou-kasseihakudo2 …
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この回答へのお礼

御礼がたいへん遅くなって申し訳ありません。
見た目には現役時代の美しさでもSLはボイラーがすべて、と言うところなのですね。
ご紹介の保存機も状態が良いならやはり復活させてあげたいと思います。
最後の機関車は知りませんでした。
わかりやすいご回答でありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 14:51

    これは、すこし方角が違うか知りませんが、静態から動態に移す場合のご参考になればと思います。

米国でユニオンパシフィック鉄道が使っていた4-8-8-4型(2-D-D-2)ビッグポーイの場合です。
    
    これまで色々噂があったのですが、カリフォルニア、ポモナの交通博物館にある4014号機が、同形の中で最も動態復帰に適していると判断され、ユニオンパシフィックのSL拠点シャイアンに移される事になりました。

    下記は同博物館で作ったビデオですが、ボイラーのほかにローラーベアリング、給油装置などの整備が挙げられ、恐らく来月、現在の展示位置から、シャイアンに向かって引き出される事になるでしょう。  
    

    僕は詳しくないのですが、米国では現在動態にあるSLでも、可成り頻繁にボイラー検査が行われ、安全を期しているようです。下記はカリフォルニアの鉄道博物館所属の現在動態にある一例です。
「静態保存車両の状態の良し悪し(主にSL車」の回答画像5
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この回答へのお礼

御礼がたいへん遅くなり申し訳ありません。
同じSL。日本でも海外で復活上のポイントが同じなのは、当然と言えば当然ですよね。
私は海外の鉄道については知識はありませんが海外でもSLの復活は行われているのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 15:08

(1)状態は確かに良いですが、長年使用していないのでボイラーなども含め、動態保存に必要な整備が必要です。


ボイラーに関してはボイラ及び圧力容器安全規則に則った検査を通す必要があります。不具合があれば検査を通せません。
当然、ボイラー以外もばらして修繕・再組み立て、保安機器の更新、無線などの設置なども必要です。
(2)なんとも言えません。再整備するなら程度のよいものを選ぶでしょうし、わざわざ程度の悪いものを修復し動態にするのは金がかかるだけです。
(3)北海道安平町のD51 320
http://www.town.abira.lg.jp/tour_03_sl.php
屋根下保存、たまに移動機で外に出して展示。維持管理は元追分機関区のOBさんなどが関わる。
道の駅の隣に移設される予定ですが、状態は極上です。
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この回答へのお礼

御礼がたいへん遅くなり申し訳ありません。
(1)について詳しいご回答ありがとうございます。
他の方への御礼と重複するので割愛させていただきますが具体的にどういう作業(検査)が必要なのか、わかりました。
D51 320は本来残す予定だった追分機関区の保存予定の機関車が火災で燃えてしまったため代役で保存されたと聞いていますがOBの手厚い整備を受け極上で保存されているのだから運命的なものも感じます。
単に憧れで話せる次元ではないことは承知で言わせていただければ北海道のD51。できることなら走るところを見てみたいですね。そのとき同機が復活すればいいですね。夢の世界でしょうけど。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 15:06

NHK特集「C571 よみがえれ貴婦人 最後のSL解体修理」




SLで、最も重要な部位は、ボイラーと動輪。
特集では、修理に先立ち、ボイラーに20気圧の水圧を掛け、ボイラーの状態を確認するシーンがあります。
また、動輪は、踏面修正のために、1回あたり2mm研削され、その分、身の丈が低くなると解説が付いています。

C57 135 は、昭和50(1975)年3月に室蘭本線での営業運転を最後に、静態保存。
要は、ボイラーと動輪が、どう言う状態にあるかだと思います。


現役当時のC57 89(梅小路機関区所属)
「静態保存車両の状態の良し悪し(主にSL車」の回答画像3
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり申し訳ありません。
やはりボイラーと動輪が最重要項目なのですね。
C57 135についても両者の状態を調べないことには、と言うことなのですね。
紹介のURLは昔見た記憶もありますが興味深いですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 14:59

前に何かで見たのですが


やはり雨風にさらされないほうがいいそうです
煙突部分(というのかな?)に蓋があるとかだと状態的にはいいことが多いそうです
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この回答へのお礼

御礼がたいへん遅くなって申し訳ありません。
一般的に考えても雨にさらされるか、さらされないかは大きな違いがあるだろうとは思います。
ただ、私が知る限りですが
北海道で一時期復活したC62、秩父で活躍するC58、ばんえつ物語のC57、最近復活したC61と、すべて雨ざらしでの保存だったと記憶します。
たまたまなのか、わかりませんがやはり雨ざらし以上にボイラーとかの状態の良し悪しの方が重要なのかと思いました。
煙突に蓋の有無は参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 14:55

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