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エアコンのガス圧が高いと一般的にどのようなトラブルになるのでしょうか。

宜しくお願いします。

A 回答 (9件)

>圧力が高いということは、ガス(冷媒)が多く流れることであり、それで、圧縮機の負担が増すということでしょうか?


→そのとおりです

>冷媒ガスの過充填以外で、ガス圧が上がることがあるのですか?
室外器周辺の温度が上がると圧力上がります。

>すみません。何が惜しいのでしょうか?
>膨張弁(エクスパンションバルブ)が詰まると高圧、低圧ともに圧力は下がるのにゃ
NO3、4の回答者さまは丁寧に噛み砕いて説明して下さっていますがサイクルを誤解されています。
初級のテキストではコンプレッサを水ポンプに例えていたりするのでウチの若い衆も良く誤理解していたのを思い出します。
ここでは冷房-暖房の切替弁やコンプレッサの回転数を変化させる動作は割愛します。
ちなみに同じ条件でインバーター制御でコンプの回転数上げると高圧側は圧力が若干上がり低圧側は相応に下がります。

室温が設定温度付近まで下がってくると膨張弁がガスの流量を絞り高圧が下がり、低圧も下がります。
文頭に回答したとおり流量が多いと圧も上がり流量が減ると圧は下がります。
理解されてない方は反論されるところだと思いますが
室外器高圧側のサービスバルブを閉めて(膨張弁が完全に閉鎖と同義)冷却運転を続けます。
「ノズルが詰まって圧力上がる」という理解だと室外器の解溶詮が吹っ飛んでガスが抜けるか圧力スイッチが動作してコンプが止まりそうですがそうはなりません。高圧、低圧共に圧力は下がっているから。
コンプレッサもサイクル内に冷媒に一緒に循環している油はありますが自ら内部で循環やハネかけしているのでロックすることもありません。
これをしばし続けるとサイクルのガスをくまなく室外器に封入することができます。
素人業者が得意げに言う「ポンプダウン」の完成です。

>エアコンのガス圧が高いと一般的にどのようなトラブルになるのでしょうか
→凝縮工程で飽和に近づきますので冷えが悪くなります。
経験では正面にあったマンションが平地になって日当たり抜群になったバルコニーの温度が劇的に上がって冷えなくなったユーザーに設置位置変更を進言したが理解してもらえず○千万すると脅かされながら工場よりサーモグラフィを借りて室外器が全く熱交換していない映像を見せた事があります。
更に圧力が3.5MPaくらいまで上がると圧力スイッチでコンプレッサ停止。
経験では室外器の裏側にビニール袋が食い込んで熱交換せず、通常は壁側で配管も回されていて見えにくいのですが冷えないと激怒してきたユーザーも平謝りしてました。

ガス圧が高いからガス漏れしやすくなるというのはデタラメです。
設置がいいかげんな素人業者の工事が原因の方が多いです。
工事で2/8の液ラインの配管を壁に入れる際に銅管を潰して夏最盛期の前に納品→文の趣旨どおり「つまって」いると同様なので各圧力が下がるのでカタログ値どおりには冷えず→クレーム。
メーカーが修理に行くとすぐに判明しますが素人工事のせいとはいえ「超」大手量販店の下請仕事なので原因をハッキリ説明できない事もしばしば。
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございます。感謝です。返事遅くなりすみません。

さすがに、現場で長年、苦労されているだけあって、説得力がちがいますね。

私が無知なので、説明がわからない部分もありますが、詳細な説明のおかげでイメージはつかむことができました。

本当にありがとうございます。最後に一つだけ質問させてください。

>凝縮工程で飽和に近づきます

この意味がわかりません。すみませんが、サルでもわかるように教えていただいたら幸いです。

よろしくお願いします。

お礼日時:2012/08/08 15:27

>さすがに、現場で長年、苦労されているだけあって、説得力がちがいますね。


>凝縮工程で飽和に近づきます

なんか嫌味っぽく引っかかるけど現場はすぐに上がったので苦労はしてないにゃ 脳の力が足りなかったので設計には足手まといだっただろうがにゃ
カーエアコンに適当にガス入れたとか、「標準取付費無料」とインチキ臭いエアコンの取付経験くらいで適当なアンサーを見るに見かねたと書いたらきっと怒られるにゃ

完全に液化された状態で膨張弁に送り込めるのが理想的設計にゃのだが室外器の吸い込み温度が50℃もあればガス(泡)が混じるにゃ 誰かが回答してるとおり効率が落ちるにゃ
カーエアコンや大型なんかは液を貯めておくリキッドタンク(レシーバタンク)が膨張弁の前に入ってて流量が変動してもできるだけ液で送り込めるようになってるにゃ
車は暴走するヤツの頭を冷やさなきゃないからにゃ

頭の良い人はURL見て勉強するにゃ タルとかトロが沢山出てきて夏らしいにゃ

参考URL:http://www.jsrae.or.jp/E-learning/saikuru/saikur …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>なんか嫌味っぽく引っかかる

全然、嫌味ではありませんよ、本当に。

URLありがとうございました。参考にいたします。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/08/08 22:00

惜しいにゃ



膨張弁(エクスパンションバルブ)が詰まると高圧、低圧ともに圧力は下がるのにゃ

初心者が陥り易いミスだにゃ

モリエル線図見て勉強だにゃ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お返事遅れてすみません。

>惜しいにゃ

すみません。何が惜しいのでしょうか。

>膨張弁(エクスパンションバルブ)が詰まると高圧、低圧ともに圧力は下がるのにゃ

詳しく教えてください。よろしくお願いします。

お礼日時:2012/08/07 20:43

詳しく言うと 現行冷媒の最適圧力以上の物を 制作したとしたら 単純に動力を無駄に使うから 冷えるのは問題無いけど 効率が悪く成るん

です
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冷媒ガスの過充填以外でガス圧が高くなる原因としては、先の回答でも書いたとおりで、コンデンサーの冷却不良、この場合は放熱ができないため、高温となるためガスの圧力は上昇します。

もう一つの理由としても、先に書いたとおりキャピラリーチューブやノズルのつまりです。この場合は詰まっているので行き場の無いところにガスが送り込まれるため高い圧力となります。

このうちでコンデンサーの冷却不良は特に異常な高圧に陥り易いので要注意です。密閉されたサイクル内にガスが充填されているわけですから、放熱が不充分でサイクル全体の温度が上昇すれば、当然全体としての圧力も上昇します。この状態では多くの場合、ノズルからエヴァポレーター(室内側の熱交換器)をとおりコンプレッサーのサクション側までの本来は冷媒を気化させてやるため低い圧力に保つべき部分の圧力も上昇します。冷媒の蒸発温度は圧力で決まるため冷やす能力も落ちますが、この状態でもまだ、熱効交換は行われるため、放熱すべき熱はなくなりませんので、最悪の場合コンプレッサーで圧縮できる限度圧力を超えてしまう場合もありますので、そうなる前に安全装置(内部圧力の検出や温度の検出)が働き、コンプレッサーの運転が止まるようになっています。こうなれば当然ながら、全く冷えなくなります。
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この回答へのお礼

すばやい回答ありがとうございました。よくわかりました。ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2012/08/03 23:30

ガス圧が高くなる原因によっても違いますね。

コンデンサーの冷却不良で高いのか、メンテナンスなどの際にガス量を間違えて過剰に充填してしまった場合、キャピラリーチューブやノズルにつまりのある場合などでガス圧が異常に高くなる場合があります。

症状としてはどの場合でも冷えが悪い、または全く冷えないなどの症状になります。

コンデンサー(室外機内部にあり、外気によって高温・高圧のガス状冷媒を冷却し液化させる部分)の冷却が不十分だと、冷媒が十分に液化できなくなったり、液化できても異常に圧力・温度ともに高い状態であるなどの症状が起こります。このような状態ではコンプレサーに大きな負担が掛かるため、消費電力が大きくなったり、場合によっては保護装置(圧力や温度を監視)が働き運転が停止してしまいます。先の方への補足の内容でも有るのですが、圧力が高いとなぜコンプレッサーに大きな負担となるのかは、たとえば注射器に空気を吸い込み、先端をふさいでピストンを押すとします。このときの力と、最初から注射器内部に圧縮された空気が入った状態でピストンを押すのでは、どちらが力が必要であるかは、容易に想像が付くと思いますが、これと同じ原理です。もともと高い圧力を持った状態の冷媒をさらに圧縮しようとすれば圧力の低い状態の冷媒を圧縮するよりも大きな力が必要になります。圧力が高いということは大きな力でピストンが押し戻されているので低いときより大きな力が必要というわけです。
実際にはあまり圧力が高くなるとモーターが負けてしまい回転できなく(そのままで通電すればモーターが焼損する)なったりしますので、それ以前に回路を切ります。


また、このような状況では十分な放熱ができていないため、室内に置ける熱の吸収の量も減ります。外に捨てた熱と吸収する熱の量は同じでですので、放熱が不充分であれば当然ながら冷却も不充分になります。

冷媒ガスの過充填はあまり無いでしょうけれど、これでも異常に圧力が高くなる可能性があります。コンプレッサーから出て、コンデンサーをとおりキャピラリーチューブをとおりノズルまでの間は、コンデンサーで熱を奪われた冷媒がコンデンサーの出口までの間に徐々に液化されていきますが、あまり多量に冷媒が入っていると、コンプレッサー出口からノズルまでの間にガス状である部分が殆ど無くなってしまます。気体の状態の冷媒は圧縮できますが、液化した冷媒は圧縮できません。ひどくなるとコンプレッサー内部に液状の冷媒が入ってしまい。液体を無理に圧縮しようとするため、コンプレッサーが破損したり停止してしまいます。

ノズルやキャピラリーチューブのつまりの場合は、ガスの流路の一部が詰まってしまっているため、ガスの流れが止まってしまいますので、全く冷えなくなります。そして詰まる部分によってはコンプレッサーの吐出側が異常な高圧(塞がれているところに無理に押し込むことになるので)となり、逆に吸入側ではガスが入ってこなくなるため、ほぼ真空状態になります。この状態で運転を続けると、コンプレッサーが潤滑不良を起こして焼きつきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お返事遅れてすみません。

詳細な説明ありがとうございます。よくわかりました。

感謝、感謝です。

>冷媒ガスの過充填はあまり無いでしょうけれど、これでも異常に圧力が高くなる可能性があります。

冷媒ガスの過充填以外で、ガス圧が上がることがあるのですか。

よければご教授ください。よろしくお願いします。

お礼日時:2012/08/03 21:59

普通の人とは逆転の発想ですね


普通は何故圧力が上がったの原因を調べて 取り除く物だけど

もしかして圧力を上げでチューンナップでも お考えですか?
無理ですよ
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程度によりますが安全装置が働いて止まる。

安全弁が破れてガス放出。など。
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圧縮機が圧縮するときに大きな力が必要になり、しまいには圧縮しきれなくなり安全装置で停止します。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>圧縮機が圧縮するときに大きな力が必要になり。

すみません、無知で申し訳ないのですが、なぜ、ガス圧が高いと圧縮機が圧縮するときに大きな力が必要になるのでしょうか。

圧力が高いということは、ガス(冷媒)が多く流れることであり、それで、圧縮機の負担が増すということでしょうか。すみません、自分でも、言っていることが、?という感じです。

よければご教授お願いします。

お礼日時:2012/08/03 01:04

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