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ネットワークの基本的な質問です。すみません。教えてください。
パケットが送信元から送られてきて、戻る時は受け取った今度はPCがパケット内の送信元の宛先アドレスを経路情報を判断して送り出すのでしょうか?
通常無いと思いますが、2つの戻り経路がある場合、帰りが違うルートで戻ることはあるのでしょうか?つまり返信するPCが違う経路を持っている場合そちらの方へ送り出してしまうのでしょうか。
書き換えられて送られてきたルートへ戻って行くのではないのでしょうか?
その情報はルーティングテーブルには無いのでまちがいでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

インターネットは,中継器(ルータ)同士がネットワーク接続された集合体として構成されています。



インターネットに接続されたノード(※)は,経路情報(ルーティングテーブル)を持っています。(※ ノード(節)は,ルータも ホスト(PC)もともに含む概念です)

「経路」という言葉から「送信元のSさんから受信先のRさんまで」という末端から末端までの一連の流れをイメージを抱きがちですが,経路情報とはそういうバケツリレーの全体像を指すものではなく,あくまで「ノードである私は,隣にいるどのノードにパケットをバケツリレーできるか」という限定された情報になります。

私がRさんにパケットを送信したい場合,私が直接通信できるもっとも近くのルータにパケットを送信して中継してもらえるよう祈るだけです。そのルータもRさんがどこにいるかを知りません。パケットのIPアドレスのネットワーク部(※)を見て,そこへ中継してくれるだろう別のルータにパケットを送信して祈るだけです。それを何度も繰り返し,最終的にRさんにパケットが届くか否かは,世界中のネットワーク管理者がすべてのルータの経路情報を正しく設定してくれているかどうかにかかっています。(※ 電話番号の市外局番,あるいは,郵便番号のイメージでとらえてください)

ということで。

あなたの自宅に送られてきた郵便物(パケット)には送り主と宛先が書いてあるだけで,どんな運送経路を経て到着したかは書いていないはずです。パケットには経路情報は記録されていません。

あなたは郵便物の送り主に対して返信をするだけです。どんな運送経路で相手に届くかはその時の交通状況・混雑状況などによって異なります。
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この回答へのお礼

大変解りやすく教えて頂きありがとうございました。

お礼日時:2013/09/13 07:50

戻りのパケットは受け取ったPCが宛先を送り元にセットして


デフォルトゲートウェイへ送出するだけです。

経路についてですが、経路中のルータが判断します。
ルータは手動で設定されたStaticルートやBGP・OSPFなどの
ルーティングプロトコルが集めてきた情報を元にルーティング
テーブルを作成します。
ルーティングプロトコルによって最適経路の算出に違い(距離(ルータ数)、
回線速度、中継ネットワーク数(AS数)、コストなど)があるので、
行きと帰りで経路が異なることは珍しいことではありません。

また、ネットワーク初心者によくある誤解なのですが
IPパケット中に経路情報はありません「宛先」と「送り元」と付随する
細かい情報および「データ」です。

小規模のネットワークですとルートへの重み(コスト)付けをすることが
少ないので基本的に行った経路で帰ってくることが殆どですね。

ルートが異なる要因は他にもありますが主に上記のような理由です。
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