
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
放送大学でやっていた話だと
・速く書くため隷書をくずしたのが草書
・草書をちょっと丁寧にしたのが行書
・草書や行書を隷書, 篆書に従って規範化したのが楷書
で, 草書は秦~漢代に作られ, 楷書が完成したのは唐代だそうです>#4.
よ~するに目的が違うわけだから筆順が同じである必然性はない.
No.5
- 回答日時:
「筆順が変わる理由」を端的に言えば、目指す字のカタチが違うからです。
「書」という字なんかも、行書では先に横棒と「日」までをくるくるくるくる一気に書いて
最後に縦棒、という流儀の人が多いですね。
書き順というものにもともと正解はない(言い換えると正解はたくさんある)のですが、
いや、どれでもいいなんて言われても困るから唯一の正解をお上に決めてもらいたい、
と考えるタイプの日本人が多い(教師も生徒も生徒の親も)ので、たまに戸惑うのだと思います。
No.3の方のリンク先「いわゆる『正しい筆順』の幻想」はむっちゃ勉強になりました。
江戸期までは正式な漢字と言えば行書だったのに、明治以降とつぜん
楷書主流に切り替わった、とか、目からウロコ。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/29-2/hitujyu …
No.4
- 回答日時:
楷書から行書、そして草書というふうに、
今は学習するのでしょうが、
楷書・行書・草書の完成された順では
一番最後に楷書であったと聞いています。
隷書や篆書の影響もあるでしょうから、楷書の書き順が正しくてそれ以外のは間違いだとは
一概に言えないのではないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
簡単に言うと文字の要素の方を重視して、筆順の方はわりとどうでも良いという考えが漢字の基本にあるからです。
学校ではやたら書き順をうるさく教えられてきたのに、書道ではそれと違う筆順を教えられるから戸惑うのでしょうが、過去の現実はそうだったのです。
今学校で習う書き順というのは1958年に文部省が決めた物で、その中にはこれ以外の筆順を間違いとする物ではないと書いてあるのですがいつのまにかこれが絶対の物だという教えかたをする人も多くなっています。
書き順・筆順というのは字を書きやすくするためのガイドであって筆順が違っていても字が違ってしまうわけではありません。ですから同じ字でも何通りもの筆順が実際にはあります。
その時にお手本となっているのは過去の有名な書家が書いた字で、今のように先に楷書をおぼえるのではなくて、最初から行書や草書を手本にしておぼえたので今の楷書の書き順のような物にはこだわっていないのです。
書きやすさが優先とは言ってもやはり先例の無い字はあまりにも読みにくいので避けられてもいます。昔は一つの字でいろいろある筆順のパターンを全ておぼえていたのですが、今は統一するように教えられています。
実際には筆順には何種類かあるということになり、昔の人はそれをだいたい全部おぼえていたのです。
行書だからといって現代書家が見かけ優先で勝手に考えて創作したというわけでもないのです。
先生が居るのですからわからないことは書道の先生に聞いてみるべきです。
実際いろいろあったという例をリンクしておきます。
(と書きましたが今メンテナンス中でつながりません)
http://r-jiten.nabunken.go.jp/
ここに草冠の字を入れて検索するといくつかのパターンが出てきます。あとで試してください。
https://www.facebook.com/permalink.php?id=366070 …
実際の学校の書写・書道の先生の説明。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/29-2/hitujyu …
立場上表現を工夫しているようですので考えて読んでください。
No.2
- 回答日時:
速さと美しさの観点から書家が考えだしたものです。
書道で書く文字は美術品だと考えられます。どこから書くのかの流儀にこだわらない人なら、自由に筆順を決めています。楷書の筆順はともかく、行書や草書には個人差が出てきます。書体の間にも明確な境界線がある訳ではありません。手本で示されている筆順もそのうちの一つだと考えるといいと思います。学校で習う段階なら、最も広まっている筆順が紹介されているはずです。
No.1
- 回答日時:
楷書>行書>草書 と順序に「くずして」あるいは「関連して」出来た物ではなく、三体それぞれ、さらにその当時の書家の書体で、出来た物だからです。
「第」(左)と「弟」の草書を比較すれば、「たけかんむり」がどうなった、などと言う次元ではない事がお分かりかと思います。

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