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宜しくお願いします。

私は来年受験を控えているのですが、東京理科大学の数学科を受験しようかと思っています。
しかし、「大学の数学と高校の数学は別物」とか「高校の数学は算数」などといったことをよく耳にします。
高校の頃数学が好きで入ったのに大学で躓くこともザラだとか・・・。
自分でも書店に足を運んでみたのですが、当然未修の内容ですので書いてあることは大体理解できても、どの程度「難しい」のかわかりません。
私はどちらかというと計算をするよりも、証明とか概念そのものの定義とかといった哲学的な内容に興味があります。

そこで、大学で数学の勉強をしてらっしゃる方がいらっしゃったら、具体的にどういうことを学ぶのか教えていただけませんでしょうか。

A 回答 (7件)

放送大学:


http://ocw.ouj.ac.jp/list_tv.html
http://ocw.ouj.ac.jp/tv/1131001/
http://ocw.ouj.ac.jp/tv/1132709/
http://ocw.ouj.ac.jp/tv/1860704/
高校図書館に、岩波講座『現代数学への入門』全10巻20分冊、くらい置いてあるのでは?
岩波講座『基礎数学』と読み比べてみてください。
『基礎数学』のほうが、読みやすい、親しみやすい、という人は、数学科でも、生きていけるでしょう。
『現代数学への入門』のほうが、読みやすい、親しみやすい、という人は、工学部、理学部、教育学部で、
数学を応用するほうが、面白いでしょう。
本気で、数学を目指す人は、高校生で、『現代数学への入門』を読んで来ます。
いつかは、公理論的数学、に出会うことになるので、岩波講座『現代数学の基礎』と、『基礎数学』を、図書館で
読んでみて下さい。
数学科の必修科目で、単位を取れずに退学していく学生を見てきました。
数学の試験問題とその模範解答を本にした、『そのまま使える答えの書き方』という講談社の本もあります。
志賀浩二さん、遠山啓さん、石谷茂さんの本をさがして、読んでみて下さい。
いきなり、定義から、始める人は、ヘーゲル哲学と似ています。
現実から出発して、下向していって、いろいろな概念にたどりつきます。
それらの概念のなかの、本質的なものから、上向して、現実にたどりつきます。
そういう論理学を、理解している数学の研究者が、どれくらいいるのだろうか?
まあ、一流の数学者、研究者の本や、講演を聞いたり、読んだりしてみてください。
オイラー、コーシー、ヴァイエルシュトラース、ガウス、リーマン、ガロアなど、歴史に名前を残した数学者の論文が、
読めると面白いのでしょうが。
数学の教員は、大学で数学を履修しています。相談してみてください。
裳華房『基礎解析学』という本を読んだとき、これは、数学の本か?と思いました。工学部、高専の学生には、これで
よいかもしれませんが、数学科の学生には、公式集にしかみえません。
受験勉強に役に立つかも。
http://www33.ocn.ne.jp/~aozora_gakuen/
数学科の雰囲気、においが、伝わってきます。
大いにお励みください。
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私は、工学部の材料系学科の修士課程を出て、企業に就職しました。


しかし、数学、特に応用統計への興味がどんどん大きくなって、
50才を前にして、大学の博士課程に入学し、学位を取りました。

高校までにやる数学は、解き方を学んで、与えられた問題を解くという数学です。
大学でやる数学、特に研究として行う数学は、
解き方そのものを研究して、社会に資するというものなのです。

初めから答がある問題について、その答に到達することが得意な高校生は、
入試は上手く行きますが、大学に入って自信を失います。
逆に数学には興味がなかった材料や機械の学生が、
「どうしてこんな問題が解けないんだろう」と数学の領域に入ってきて
成果を上げることがあります。
それは、研究課題の形成と解決に向けたモチベーションが高いからです。

いま、社会で、ビッグデータという言葉が注目されていることをご存知ですか。
大量のデータを前にして、人類は新しい方法論の構築に迫られ、
研究成果がたくさん出ています。

ビショップの「パターン認識と機械学習」上下(丸善)という本を手にとって
みて下さい。これが、今の数学です。

書店で手に取った本が理解できる?
もし、ビショップ本が理解できるなら数学科に行っても面白くありません。
もし、理解できなかったら・・・・、それは未知の世界が広がっている証拠です。
興味湧きませんか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

大学で学ぶのは「学問」ですもんね、答えがない未知の領域を探索するというのはとても興味深いです。
恥ずかしながら、ビショップという人名を初めて聞きました。
一度図書館で調べてみることにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 22:42

 こんにちは。



 大昔の数学科卒業生ですが、いまもそう変わらないと思います。

 数学が好きであれば、問題ないと思います。

>しかし、「大学の数学と高校の数学は別物」とか「高校の数学は算数」など

>といったことをよく耳にします。


 これはそのとおりです。高等学校までは、本来数学的に困難なところをさけて通っている

 ので、そこをどうするのかを学ぶことも多いです。

 それと、間違いなく分野が広がります。

 例えて言ってみれば、高校までの分野が地球の大きさとすれば、

 大学の数学は、太陽系くらいの大きさであるというのが、私が数学科で

 少し慣れたときに感じたことでした。


>高校の頃数学が好きで入ったのに大学で躓くこともザラだとか・・・。
 

 これもそのとおりです。大学の教官から言われました。

 みんな躓くのだ・・そこから始まるのだと・・・


 まず躓くのが、論理の展開の仕方の違いです。

 これを克服するのに、半年くらいはかかりましたね。


 >自分でも書店に足を運んでみたのですが、当然未修の内容ですので書いてあることは大体理解できても、どの程度「難しい」のかわかりません。

  それはごく普通のことです。わかれば苦労はしませんし、

 それが学ぶことの内容でもあります。

 大学では、教えられるというより、自分の疑問点を

 先生に質問しながら自分で学ばないと理解できるようになりません。

 自分がなにをわかっていないかをつかむことがまず第一歩です。


>私はどちらかというと計算をするよりも、証明とか概念そのものの定義とかと
>いった哲学的な内容に興味があります。

 それこそが、数学です。



 代数学と言っても幅広いですし、幾何学と言っても広いです。

 整数論、関数解析、微分積分と照るもなく広い学問です。

分野は広いですから何を自分の専門にするかは、

 1年、2年の間に広く学ぶ基礎的なそれぞれの分野の中からら、

 自分が興味関心の会う分野を選び専門としていくのです。


 数学科で落ちこぼれるのは、1年と2年前半までに、

 高校までの数学との違いを克服できなかった人たちです。


 本当に数学が好きか?

 良く考えて進路を決めてください。

 
 がんばって。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

大学のパンフレットを見ていただけでも思ったのですが、本当に広大な領域を持つ学問ですよね。
もちろん学問全般にいえることだと思いますが、数学は特に、という印象です。
自ら学ぶという姿勢こそが大学での勉強だということは先輩方から聞いていますので、そのあたりはしっかりしていこうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 21:09

 図書館に、「数学セミナー」の4月号によく大学で学ぶ数学についての特集がありますので参照してください。

図書館によっては、過去4,5年分しか置いてないところもあります。
 老婆心ながら、今この時期に、そうした余裕ないでしょう。イギリスのことわざに「プディングは食べてみないと分からない」(The proof of the pudding is in the eating.)とありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

近所に図書館がありますので、ぜひ見てみることにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 20:59

 ご質問の「具体的にどういうことを学ぶか」というのは、何を学びたいかに依って決めるべきことです。

「すべての数学を学ぶ」なんて時間的に不可能なのですから。なのに、進学先を選ぶにあたって、そこにどんな人がいてどんなことをやってるか知らないというんじゃ、何を学ばされるかは運任せということ。運任せなら心配したってしょうがないっすね。

 で、何を学びたいかをある程度にでも絞るためには、当然、いろんな分野を(かじるまでは行かなくても)味見してみる必要があります。

 昔は、という話ですが、数学科に進むなんて言い出す変人は、高校生のうちに自分なりに勉強を進めているもんでした。
 極限の概念を順序立てて学ぶとか、(中学高校ではナニモカモ曖昧なままの)代数学の体系をひもとくとか、ボードゲームの必勝法を研究するとか、一般相対性理論を理解したくてテンソル解析をやるとか、パソコンにかじりついてフラクタル図形を描きまくるとか、フェルマーの大定理に嵌るとか、バナッハ・タルスキーの定理にどっぷり浸かるとか、結び目の理論に絡まるとか、不完全性定理で瞑想するとか、不確定性原理の新展開に目を輝かすとか、論理式で日常会話を試みるとか、興味の方向はひとそれぞれですけれども、誰に教えてもらう訳でもなく勝手にやるんです。
 右も左も弁えない高校生なんで、分かったような分かんないような、になっちゃうこともままある。「超」とか「特殊」の字が付く話だとなんでもカッコよく見えたりする。重要なポイントを見落として細部に拘ってしまったりもする。それでもいいんです。
 なぜなら、何も「人に先んじて勉強しておこう」というようなセコい動機でやるのではない。単に面白いからやる。高校数学なんかじゃまるっきり物足りないからやるんです。だから受験勉強をついついサボって数学で遊ぶ。

 そういうことを今やってないのでしたら、それは何故? もしかして、手取り足取り教えてもらうのを待ってる? あるいは、実は数学にさほどの興味はない?

 公理論的集合論を読んでみて面白いかどうか、ってのは、向き不向きを見るひとつの試金石かな、と思います。ご質問で仰る意味での「哲学的な内容」に近いだろうと思いますし(あんまり哲学的とは思わないけどね)、あらゆる数学における言葉遣いに関わる部分ですんで、無駄になることはない。(そういや、ブルバキの数学原論にチャレンジなさってる方の質問が最近ありましたけど、いや、あれはあんまりお勧めできません。)
 また、形式主義数学の創始者とも言えるヒルベルトの「数学の問題」は20世紀が始まるにあたって23個の様々な問題を提起したもので、その後の数学の研究に大きな影響を与えました。それぞれの問題がどうなったか、について簡単に紹介した本もあります。

 高校までとの違いについては:
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3565233.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7423274.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/43691.html
などがご参考になるかも。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

数学に関する本はいろいろと読んできましたが、確かに理解できたかといわれるとはいとは答えられません…。
ヒルベルトの23の問題に関する本は読んだことがあります。
未だに未解決なものもあって、神秘的だなぁと子供レベルですが思った記憶があります。
参考質問にもしっかり目を通しておきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 20:58

私は、現4年数学科にいますが


人それぞれだと
思いますが
心から数学科に入ったことを後悔しています!

資格も取れない
就職関係が弱い
などもありますし

数学がもう桁違いにレベルが違います
私は、高校時代数学が大好きで常に一位を取ってました

なので
数学が好きだからと軽い気持ちで行かない方がいいです

将来の事も考えながら大学選びした方がいいです

もっと色んな学部を徹底的に調べてそれでも行きたいなら行って下さい
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>>心から数学科に入ったことを後悔しています!

よっぽどなんですね…。
確かに数学科のみならず理学部は就職関係があまりよくないと聞きます。
そのあたりの考えがまだ甘いのですが、やはりよくないのでしょうか…。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 20:53

お邪魔しようかな。

元代数学の非常勤講師です。

そうねぇ、確かに「高校まで算数」でいいと思う。

だけど、算数ができないことには数学はできないし、

おろそかにもできませよ。

大学の数学と高校の数学の違いって、一言ではかなり難しいけれど、

「えっ、こんなのも数学なの?」

みたいなことがたくさん出てきます。

例)数的論理学など。「豚が空を飛んだら、明日ハワイで雪が降る」この文章は真か偽か?

 )3次元ベクトルは多分知っていると思うけれど、微分や積分をやってしまう!

「隣りどうしが同じ色になってはならない」(4色問題)だったり、

自然数の定義方法だったり。

こんなのもあるか、0.999999・・・・・・・と

Lim(n→∞)Σ(k=1 to n) {9×(1/10)^k}

の違い。(上のは1にはならないけれど、下のは1になる)

「ありとあらゆる公理的体系において、その無矛盾性は自分自身で証明することは出来ない」

 不完全性定理だけど、ほとんど哲学的。

だけど、哲学の考え方と数学の考え方は違うから気をつけてね~。

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実際に教授されていた方ということで、非常に参考になりました。
論理学は個人的に触ったことはあるのですが、不完全性定理とかは名前しか知らない程度です。
大学での数学も興味深そうです。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/05 20:50

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