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カテに迷いましたがこちらで質問させていただきます。

ふと思ったことなのですが、
日本って「職人」の技術ってすごいですよね。
手がけるものは様々ですが、ざっくりイメージだと
精巧で細部まで手が行き届いていて…何十年も使ってもOKみたいな。
日本人の生真面目さや勤勉さ誇りが出ているような気がします。
(あとは気難しい、義理に厚いとか)


外国の職人技でうかぶのに、イタリア製の商品もあると思います。
洋服、ブルガリなどのハイジュエリーやスポーツカー。
特に靴、革製品なんかはイタリア製=良いものってイメージが日本でも
定着しているかと思います。
ですがイタリア人ってあんまり働かない、おおらか。
「母を訪ねて三千里」なんかもイタリア人って他国からなまけもの扱い
されていましたよね。

それでも職人技はすごいです。

日本とイタリア、性格は真反対なようでも
物作りにたいしては高いクオリティーを持つ。

こんなにも真反対なのに職人の技術が高いのって
何が理由だと思いますか?


(ちなみにイタリアにも行った事がありますので憶測だけではなく
いちおう言っております。また、イタリアを分かりやすい例にあげただけで
他国の職人技術が劣っているという意味では決してないのであしからず)

A 回答 (6件)

印象だけで言うイノも何だし、日本・イタリアの二軸で言うのも何なので


自動車で、日米欧の三軸で作りこみを分析しているのが、藤本教授


http://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_files/eco_02/11 …

P7

つまりヨーロッパと日本の作りこみはすごいということ。

背景で言えば、貴族制度なり、世代を超えて評価し続ける(購買し続ける)層が存在した日欧と、その歴史が薄いアメリカということではないかと思う。
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どこの国でもよその国を怠け者あつかいするのではないですか?


あまり真に受けてはいけない。

イタリーをすごいと言う、イタリー人の洗練されて烈しいセンスは真似できないと言う、でも日本人にも同じ血が流れているからその良さがわかるのです。
要するに日本人にもイタリー人の血が流れているのです。

イタリーで認められている向こうで活躍しているデザイナーもいるし、イタリーの職人の世界で修業した日本人もけっこう居ます。

文化とは生活習慣ではない。細部の変化のバリエーションの豊かさやその伝承です。

鳥のカラスは無意味なコレクションをしたり遊びのような行動をするので知られていますが、それは頭が良いだけではなくて、人間の生活のおかげで餌が豊富にあるからそういう時間があるのだという説があります。
文化の発達は「無駄な」時間、「怠け者」よばわりされる時間がある事と実は深い関係があるのではないでしょうか。

日本の高度ないわゆる「モノ作り」だって、何でもない普通の品、白ご飯が当たり前のように売れているからその上に存在できるのを忘れてはいけないでしょう。
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職人技と言いますか職人気質というものを多少誤解されておられるように思いましたが如何でしょうか?


お話の内容からすると、本来の目的と結果が逆です。
熟練工と職人の違いをお考えになられたことはありませんでしょうか

良い物を作るのが職人技ではなく、出来上がったもが結局は良い物になってしまったというのが職人技です。
人よりも効率よく作業して不良品を作らないのが熟練工です。

「つくり込み」という言葉を御存知ありませんでしょうか。
職人気質というのは、他人は二の次で、自分が納得できるかできないかということに拘ります。
細部まで手が行き届いているように見えるのは、
あくまでも、その部分の細工にどれだけ自分が拘るかという問題で、他人がそこを見ようが見まいが、素人が評価しようがしまいが何の興味もありません。
同じプロ同士の目を気にします。
古いお寺などを解体修理している職人さんは、100年後200年後に行われる修理の際にその時の職人にどう評価されるかを意識しています。
結局、細部まで手が入ったものが出来てしまったということです。
自分自身の腕が上がれば上がるほど自分の欠点が見えてきますから、それを何とかしようと延々とやります。
納期だの客の都合だのは、完全に吹っ飛んでしまいます。

職人気質の人は仕事を離れるとお人よしで、世話になれば決し忘れず、自分が損をしても約束は守るといういわゆる義理難い人です。
これは、自分が、自分の仕事を誠心誠意行っているから他人も同じだと考えた結果です
これが、いいかげなんな生き方をしている人には気難しく見えるだけです。

イタリアの職人さん達もおなじでしょう。仕事をはなれれば陽気で遊び上手な人達です。
国だのなんだのに興味はなく生活そのものを楽しんでいる人達です。

このような人達を社会が受け入れて大切にするかどうかで国ごと時代ごとで事情が変わってくるかと思います。
経済効率優先の社会では生きてはいけないでしょう。
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イタリアはものづくりに関しては日本を上回るかもしれません。


イタリアの家庭では、お母さんが手作りのものを色々作っていて、それが大々的に商品として流通しています。
これは国家経済に捕捉されない場合が多いため、イタリアのGDPを見かけ以上に押し上げる効果があると言われるほどです。
こうした、ものを作って売るという行為が当たり前に行われている土壌と伝統があるというのは大きいのではないでしょうか?
個人で作ったものの評価は個人に跳ね返ってきますから、そのプレッシャーは相当なものだと思います。
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どんな分野の職人なのか、まずはそれを定義してもらいたいのですがw



仮に土木作業に携わるジャンルだとしましょう。鏝絵などを考えると、
結局、日本の職人は芸術分野との絡みが殆ど無いが、欧米はその絡みが
あって当然なのです。日本では芸術だけでメシを食っていける者は
神に近いですし、芸術品の売買なんてジャンルはほぼ壊滅的と言ってもいい。

パトロンが居るかどうかと言ってもいいかもしれませんね。

そういう文化の違いでしょう。
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イタリアに限りませんが、ヨーロッパは「古いものを尊ぶ」という意識が非常に高いです。



古いものが至る所に残っています。

職人の世界もそれを作った技術と同等のもの、修理ともなればそれ以上の技術を求められます。
工業的大量生産とは対極にありますから、クオリティの高さを求められます。

様々な業種で、ギルドというか徒弟制度がありますし、専門学校として国が支援している業種もあります。
それだけ、社会的な認知度も高く、地位が高いのですね。

また、優れたものは値段が高くても長く使える、修理しながらでも、親から子へ孫へなんていうものもありますし。

こうした古くからの確固たる伝統技術に裏打ちされた中で、時代を取り入れた作品が少しずつ出てくる。
そしてそれが新たな伝統を作る。

民族的な違いや、風俗、生活などの違いを超えて、職人気質はみんな同じだと思いますよ。
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