「相手の気持ちを大事にしたくなる本」てありますか？

知り合いで、無神経で自己中だけど、後になってそれを指摘すると大変反省する、という男の子がいます。
彼に悪気はないのですが、どうしても、相手の気持ち、立場を大事に思うことを忘れてしまうようです。
例えば「せっかくあなたのためにしてくれたのに、自分の考えと違うからってあんな言い方をしたら失礼だよ」「あぁ、言われてみるとそうだったかも。。傷ついちゃったかな・・・」といった感じです。

その彼は本を読むことが好きで、私が「この本よかったよ」と貸してあげたり紹介してあげたりすると、素直に試す人なので、「いかに人の立場、気持ちを思いやることが大切か」をテーマにしている本を是非紹介したいと思っています。本人も、「ハッとさせられるような本を読んで、参考にできないものか」と言っています。

彼は根はいい人で、元々みんなからも好かれるキャラではあるのですが、社会人になったところなので、ついいつもの調子で人を傷つけてしまわないか、ビジネスでマイナスになるような失礼を言ってしまわないか、と二人で心配しているのです。仕事上だと、後になって謝っても遅いこともあるし、「じゃあ最初からやるなよ」とか思われちゃいそうです。

彼が勉強できるような、またバイブルにできるような本があれば、紹介してください。小説でも自己啓発本でもいいのですが、薄っぺらい内容で「ふーん」で終わらないものがいいです。
かといって、心理学の学術書とかはちょっと・・・ですが。

長くなりましたが、よろしくお願いします。

No.7 回答者： yuma421 回答日時： 2004/08/16 02:07

その友達にはとんでもなく遠まわしなメッセージですが

「解夏（短編集「解夏」に収録）／さだまさし」がストーリー的に、お薦め……（かな）

「自分が病気によって失明すると知り、主人公は色々な人の手を借りながら、残りの視力のある期間で故郷の長崎の風景を記憶する決意をし……」というストーリーです。
もちろんその友達に読んでもらいたいのは「色々な人の手を借りながら」という部分です（本当に遠まわしなメッセージですけど）
この主人公の友人がとても主人公のことを考え、思いやってくれるんです、内容は書きませんが。
本当に友人（友人は２人出てきますが両方最高）が優しいんですよ、けどサブキャラだから本当に遠まわしなメッセージになりますけど。

正直！自信ないです！けど、もしよかったら。という意味で推薦

No.6 回答者： chiyoho 回答日時： 2004/04/17 00:33

絵本なんですが、イラストレーター３２６（ナカムラミツル）作の「やさしいあくま」というものです。

感動したし、考えさせられるものもあると思います。
絵本て子供向けってイメージですが、大人が読んでも、良い作品って結構あると思うのでお勧めかと思います。

この回答へのお礼

こんばんは。回答ありがとうございます。
３２６さんの絵には、深いメッセージが込められているものが多いですよね。
この絵本は、タイトルは目にしたことがあったのですが、内容は詳しく見たことがありませんでしたので、これをきっかけによく見てみたいと思います！

お礼日時：2004/04/20 20:44

No.5 回答者： lovenotmoney 回答日時： 2004/04/17 00:11

エッセイなんですが、石山秀幸という方の

「まったくおかしな世の中です」という本がとてもいいと思います。
作者の若い頃の体験を赤裸々に語った内容なのですが、とても読みやすくて面白いです。

メルマガもいくつか発行なさってるのですが、どれも
面白くて為になりますよ。

参考URL：http://ishiyan1480.at.infoseek.co.jp/

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
早速石川秀幸さんのＨＰを見てみましたが、興味深い人ですね～！
著書も是非調べてみます。

お礼日時：2004/04/20 20:39

No.4 回答者： disease 回答日時： 2004/04/14 20:45

ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」

灰谷健次郎の「兎の眼」

灰谷さんの作品は大体が向いていると思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「アルジャーノンに花束を」は、名作ですよね～。
灰谷さんの作品は私も大好きです！「兎の目」は読んだことがないのですが、「太陽の子」は大泣きしました。
参考にさせていただきます！

お礼日時：2004/04/14 21:21

No.3 回答者： tauhon 回答日時： 2004/04/14 20:12

＞菊田まりこさんの絵本、私も欲しくなってしまいました（笑）。

そう言っていただけると私も推薦した甲斐があるというものです。「いつでも会える」はもう１００万部売れていると何かで読みました。
以前紹介して実際読んだ方は、「涙が止まらない」
と言っていました。

この回答へのお礼

なるほど。そんなに売れてるんですか～。
店頭でチェックしてみます！

お礼日時：2004/04/14 21:18

No.2 回答者： tauhon 回答日時： 2004/04/14 20:03

＃１です。

追加します。

東野圭吾「トキオ」　まさに「相手の気持ちを大切に」
という話です。

天童荒太「永遠の仔」　「人から受けた傷は大きい」
という意味で。

この回答へのお礼

ありがとうございます！
東野圭吾は大好きでほとんど読んだのですが、「トキオ」は知りませんでした～！
今AMAZONでいろいろ調べているところです。
菊田まりこさんの絵本、私も欲しくなってしまいました（笑）。帰りに本屋さん寄っちゃおうかな、と思っています。

お礼日時：2004/04/14 20:07

No.1 回答者： tauhon 回答日時： 2004/04/14 19:52

こんにちは。

「いつでも会える」「君のためにできるコト」（菊田まりこ） この２冊を推薦します。絵本ですが伝えようとするメッセージにはすごいドラマがあります。哲学的ですらあります。私はこの本を何回人に勧めたかわかりません。

絵本以外なら、三浦綾子の「塩狩峠」はどうでしょうか？
古典的ですが、感動の作品です。
「人のために尽くす」ということの意味を読者に考えさせます。
同じく三浦の「ひつじが丘」もいいかもしれません。
キリスト教的世界観が嫌いなら、合わないかもしれませんが。

浅倉卓弥の「四日間の奇蹟」もいいかもしれません。
私はここに描かれている「奇跡」ではなく、
登場人物の生き方に感動しました。

こんなところです。

この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます！
たくさんご紹介いただけて嬉しいです。
三浦綾子は読んだことがありますが、いいかもしれませんね。
参考にさせていただきます！

お礼日時：2004/04/14 19:53