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生物は一般的に性交の際、オスのお腹とメスの背中を合わるのに、人間だけなぜ腹を合わせるのでしょうか。何か理由があって人間だけ特別な進化をしたのでしょうか。そうだとしたらこれは不自然なことなのでしょうか。
腹を合わせて性交する動物は他にいるのでしょうか。

無粋な質問かもしれませんがよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

セックスアピールために胸が膨れた(腫れた?)との記述があったので、ついでにフォローしておくと、人間の唇もセックスアピールの一つではないかと考えられています。


他の類人猿には「唇」というものが存在していません。人間だけが持つ特徴なのです。
二足歩行になり、陰部が見えなくなった「人」が胸を腫らせ、唇をもって「雄」を誘引する手段としたのでは無いかと考えられています。
このことからも、体の前面にセックスアピールを備えているために、腹を合わせる形で交尾をするようになったのでは?
また、発情期というものが無くなったのは・・・これは別の話ですね、失礼しました。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

多くの口紅が赤いのは猿の性器が発情期に赤くなるのときっと同じ理由なのでしょうね。

お礼日時:2001/05/31 19:59

面白いご質問ですネ。


外敵への対応という事については既に回答されていますので、省略します。
全面的な服従という意味合いについても既に回答されていますネ。
二足歩行により、類人猿や猿のようなメスからオスへの性的アピールは直接できなくなりました。尻や性器が充血し、強いニオイを出すことによってオスはひきつけられたのですが、二足歩行では通常の姿勢では見ることも嗅ぐこともできなくなりました。
その結果、女性の乳房は尻の代りとして大きく発達したという説もあります。とすると、代替の尻である胸とオスの全面とが接しあう形というのは不自然ではなくなるとも考えられますネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

やはり乳房は人の性交において重要な役割を果たしてきたのですね。

お礼日時:2001/05/31 00:36

ほとんどの陸上生活している動物のメスは、性交可能な時に陰部や尻に変化が現われ、形状や色、匂い等でオスを誘引します。

もともと陰部を含めた尻がセックスアピールの役割を持っていると思われます。
人間は直立歩行に伴い、通常の姿勢では陰部が隠れてしまう事になりました。このため、尻のアピール度が落ちてしまったのです。そのかわりに発達したのが乳房です。授乳の必要のある出産後だけではなく、性交可能な時期(年齢)に恒常的に乳房がはっているのはヒトのメスの特徴です。これは尻のフェイクとしての役割を担っているためであろう、と考えられています。つまりはセックスアピールが腹側に移動したのであり、オスは腹側を見ても欲情を覚える事になったわけです。腹側からアプローチすれば、向き合った形で性交する事は自然な成りゆきであると考える事ができると思います。
以上、私見ではありますが、乳房が尻のフェイクである、と考える学説は確かにあるものです。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

乳房が現在のお腹を合わせる性交を生み出したというのはとても興味深いですね。

お礼日時:2001/05/31 00:33

カール・セーガンの”はるかな記憶”という本の受売りなのですが;


●対面性向するのは、クリトリスが前寄りにあるからです。
●水性哺乳類の他に、ボノボというサルも対面性向します。
 ちなみにボノボは指に水掻きを持つことから、”類人猿は水辺(水中)で進化した”という論文もあります。曰く;
 ・水中の性向(挿入)では、対面でお互いを固定する必要がある
 ・体毛が薄い哺乳類・鳥類は、水性である
 ・人間の新生児の体脂肪率が高い(妊娠期間が長い)のは、水中出産で浮かぶため
 等です。

ついでに、なんでクリトリスが前に出たか、には諸論がありますが、ボノボの研究では;
・メスの性徴(受胎OKサイン)が外見上わからない
・夫婦が長く連れ添う(体躯も同じ程度、性行為も長い)
 等のことから、”オスメスを長く繋ぎ止める手段としてのSEX”が進化したと言われています。(他の類人猿では、”尻が赤くなる”などメスの受胎期間が明確で、オスメスの役割関係が受胎期間内/外で明確に変わる)。
 つまりお互い顔を見合って相手の理解に努めて長く付き合うため、対面SEXをするようになった、とか。
 面白いですよね。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

ボノボが人と同じ体位をとるというのに驚きです。

お礼日時:2001/05/31 00:31

 myeyesonlyさんも書いておいでのように、記録も何もないのですから、推測するしかない話なのですが・・・まぁ以前に読んだことがある内容を書いてみますね。



 元々は人間もいわゆる後背位だったのです。なぜこの体位かというと、四つ足の動物(人間含む)は危険からいざという時逃げなければなりません。ですから雌雄ともにすぐ逃げられる体勢なわけです。
 それと、雌のほうにしても子孫を残すのであれば優秀な子孫がいいのですから、どんな雄でもいいわけではない。で、嫌な雄にのっかられそうになった場合には逃げようとする、雄はそれを押さえつけて何とか自分の子孫を残そうとする・・・とせめぎあいもあるのですね。

 ところが人間は、男性が狩をして得物を女性に与えたり守ったりする。その代わりに自分の子供を産んでもらう、といった形態になってきました(ここまでは他の動物でも見られるのですが)。ちょっと脳が発達してきて色々考えるようになると、
 狩能力の高い男性の子供を産んだほうが、自分もいい思いができる → そんな男性には女性のほうから「あなたの子供を産んでもいいわ」とアプローチする → 仰向けになる=逃げられません の意思表示
という流れになってきたのです。

 人間という選択をした時点から男性は辛いのですね・・・「進化」というより知恵比べですな。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
昔の女の人の知恵が現在の体位に反映されていると言うのは興味深いですね。

お礼日時:2001/05/31 00:27

人間が海から、というのは、すごい説ですね。

私も太古にロマンをはせてみましょう。

しかし、サルと人間の間の化石以上に、人間と海の生物の間の化石も存在していないように思います。(クジラの祖先の化石はあるのだから、海だから見つからない、ということでもあるまい・・)

人間が2足歩行を選んだ、のでなくて、たまたま2足歩行を選んだ(意思でなく)ものが人間に進化した、というふうなことを聞いたこともありますが・・。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。

人間が水性の動物かどうかはかなり曖昧なもののようですね。

お礼日時:2001/05/31 01:12

これはまだ、全く確立した学説などではないのですが・・・



地上にいる動物は交尾の間といえども外敵から狙われやすいので、いざという時、お腹同士を寄せ合っては逃げられません。ですから、お腹と背中(お尻)をくっつける恰好になります。

しかし、水中にいる動物は、腰を曲げると泳げないので構造上、お腹を向かい合わせる必要があります。また、逃げる場合も向かい合ってても不都合はありません。

だからイルカや鯨は向かい合って交尾します。

というわけで、もしかしたら人間も昔は海の中にいたのではないかという学者がいます。

この説の他の根拠としては、陸上にいる猿で体が毛で被われてないのが人間だけなこと(防寒などで非常に不利)、猿は2足歩行するより4つ足で走る方が素早く動けるのになんで歩きにくい2足歩行を選んだのか不明、原人と現在の新人?を結ぶ間の人類の化石が見つからない事などが上げられているようです。

これはまだあくまで一部の学者が唱えてる説に過ぎないので、一般的な考え方じゃないけど、太古にロマンをはせてみてください。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
イルカと鯨は向かい合って性交するのですね。驚きです。

お礼日時:2001/05/31 00:21

大体の動物は、背中を下にしてねっ転がるのが難しいから、他の形が無理なのではないですか?


人間は、どんな形でも平気だから、楽なほう、あるいは気持ちいいほうへ変化していく・・。

あと、天敵から逃げるのに、仰向けは不利です。人間も、天敵の多かった時代は、サル型だったのだと思います。

進化の過程で、体の前側が「進化」(性的にアピールしやすく)したのか、その逆なのかはわかりませんが・・。

クジラなど、海の哺乳類は、しっぽ(というのか?)が邪魔になるので、背中の側から、というのは難しそうに思えます。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
「敵から逃げなくても良い環境」が現在に反映されているというのが面白いですね。

お礼日時:2001/05/31 00:19

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