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孤立した中性原子やイオンの電子状態を全電子計算でやりたいと考えております。
調べていると相対論Dirac-Slater法とか非相対論Hartree-Fock-Slater法などがあったりしますが、電子状態計算(バンド計算?)に関する知識が疎く一から計算コードを作成するのは時間的にも能力的にも難しく困っております。

手軽に手に入れられる計算コードでは、DV-Xα法やCowanコードなどで全電子計算ができるように見受けられますが、精度面でどの程度のものなのかが判断し兼ねています。(重元素の計算を考えますと、相対論的計算が必要と思われますので、通常のDV-Xαコードでは不十分と思われますが…。)

Cowanコードは原子スペクトルなどの計算でよく用いられているので、それなりに精度が良い物なのではと考えておりますが、なかなか使い方が理解できておりません。

どなたかご専門の方、これらの計算コードやそれ以外で原子の全電子計算に適当な(手軽に利用可能な)コードをご紹介頂けないでしょうか。

お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

御調べになられたかもしれませんが


http://www5.hp-ez.com/hp/calculations/
こちらのサイトに日本語で分かりやすくまとまっており、自分もよく利用させてもらってます。

また、DV-Xa法でも相対論を扱うものも出ているようなので御調べになられるといいかもしれません。

量子Monte Carlo法をもちいた
http://omlc.ogi.edu/software/mc/
にあるようなプログラムは高精度な計算が可能かと思われます。

精度を確かめられるなら、実験値との比較や、ビリアル定理で<V>/<T>=-2になっているかの確認をしてみるのがよいかもしれません。

わたくしは固体物理の方を主に学んでいるため、化け学の方はあまり知識がありませんので、間違っていたら申し訳ありません。
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