プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

試合を見ていて思うんですが、スパイクというプレーは反則ではないんですか?
投げ捨ては反則ですし、それと同じ事だと思うんですが。
それとも、終盤にしか出ないプレーなので、興ざめ防止としてあのプレーは成立するのでしょうか?

アメフトに詳しい方、説明してください。
回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

スパイクとインテンショナル・グラウンディングの違いですよね。



インテンショナル・グランディングの定義は、以下の差羽項目が成立したときになります。
・QBがそのダウンのセットした両タックルの内側から
・QBサックによる大幅なロスを免れるために
・有資格レシーバーがいないエリアにパスを投げる

これには例外があり、以下は反則になりません。
・QBが、スナップ前の両タックルがいた位置より外側に移動し、ライン・オブ・スクリメージを越えるパスを投げた場合
・スナップ直後、時間を止めるためにスパイクした場合。
・ディフェンスがそれほど近づいていない段階で、攻撃選手がいないところにボールを投げた場合。
・ディフェンスに追われ、QBが横に流れて、攻撃選手がいなかったが、ライン・オブ・スクリメージを越えるパスを投げた場合。

と言うことで、スパイクは除外項目に該当するのでインテンショナル・グラウンディングとはなりません。なお、スパイクは「スナップ後に一連の流れで速やかに足元に向かって投げ」なくてはなりません。一旦ポケットに入って、ディフェンスが来てからのスパイクはインテンショナル・グラウンディングになります。

また、インテンショナル・グラウンディングは結構オフィシャルの見逃しが多く、よほどあからさまでないと適用されません。
なお、インテンショナル・グラウンディングには罰退規定が無く、起こった地点でロスオブダウンが適用されます(インゴールで発生したらセーフティになる)。スパイクに反則が適用されたとしてもせいぜい1ヤードで、元々ダウンを捨てて時間を止める覚悟でするのがスパイクで、ロスオブダウンは覚悟の上です。ニーダウンのように、次のダウンの開始位置がスパイク位置でもいいとは思いますが、せいぜい1ヤードですし、そのために一々審判が協議してレフリーシグナルをしてインジケーター移動というのはゲームが細切れになりすぎると言うこともあるかも知れません。スパイクが行われるのはほとんどが2ミニッツウォーニング以降の試合の山場ですから、煩雑さを避けゲームのテンポからも反則を取らないという考えかも知れません。

実は、私がアメフトを見始めた40年くらい前(NETのNFL中継と東京12chのVANの番組やNCAA)にはスパイクはインテンショナル・グラウンディングの対象でした。それを廃止したのですから、理由があったのでしょう(私は上記と推測しますが)。
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ルールとしての「投げ捨て」の反則はあくまでも、


主にクォーターバックサックなどスクリメージラインより後ろでタックルされてロスするのを防ぐために、成功するはずの無いパス(レシーバーのいないところへのパス)だけです。

スパイクの目的は、主にタイムアウトが残っていない場合に、時計を止めることを目的としてわざとパスを失敗するので、反則にはなっていません。

※ アメフトで時計が止まるのは、アウトオブバウンドに出た場合、得点した場合、攻守が変った場合、パスが失敗した場合、反則が合った場合、タイムアウトが取られた場合です。
したがって、攻撃側のボールキャリアがインフィールドでタックルされた場合は、そのまま時計は進みます。
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