プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

産経新聞記事より抜粋
陳情によると、「はだしのゲン」には国歌の否定や天皇陛下に対する侮辱のほか、残虐なシーンが描かれており、
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk2 …

残虐なシーンがあるからというより、
国歌の否定や天皇陛下に対する侮辱があるからというのがメインの理由でしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

基本的に「有害図書」に規定には



『性や暴力に関して露骨もしくは興味本位の取り上げ方をし、青少年の人格形成に有害である可能性がある』

と書かれていて、国家や天皇陛下への反感思想は関係ありません


過去に、人種差別や反政府思想の出版物などは、その時代の自主規制ルール(出版倫理協議会など)によって流通の差し止めなどがあったにせよ、書かれている「有害図書」に指定されたわけではありません

※「○○マニュアル」などが有害図書指定された理由とは別


つまり、「残虐なシーン」だけだと思いますが、「国歌の否定や天皇陛下に対する侮辱」であるのあら、信仰の自由や表現の自由を締め付けるだけなので、指定は無理だと思います

※県などの「青少年保護育成条例を制定」は別の話
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!
ご回答、大変参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:04

明らかに、「国歌の否定や天皇陛下に対する侮辱があるから」の部分を理由として陳情を出したのでしょうね。


確かに、『はだしのゲン』の中に、殺人シーンであるとかは存在しています。しかし、それが他の作品のそれと比べて殊更残虐であるとは思えません。

「有害図書指定」というのは、18歳未満への発売を出来ないようにする、というものです(ただ、実際には、有害図書指定を受けた書籍は、取次ぎ業者が取り扱いを停止するので実質的に販売そのものが止まります)
あくまでも、残虐シーンに限った話をすると、『はだしのゲン』を小学生が読んだとしたら、それは衝撃が強いと思います。しかし、高校生がそれを読んだとしても、そこまで衝撃的であるとは思えません。

この陳情を行ったのは、「新しい歴史教科書を作る会」ですが、この賛同者の一人に、石原慎太郎という小説家がいます。
石原氏の代表作は、『太陽の季節』を初めとする「太陽族」シリーズですが、この太陽族シリーズというのは、若者が無残に人を殺したり、強姦したり、というものを延々と描いているだけの小説です。十分に「有害図書」の資格があるでしょう。
こういう言い方をしては何ですが、18禁とされている書籍もほとんどは「有害図書指定」された本ではありません(18禁というのは、あくまでも出版社側の自主規制でしかないのです) それらを差し置いて、『はだしのゲン』を狙い撃ちにする、というのは政治的意図のみである、ということが出来るでしょう。


私は、今回の行動というのは、「新しい歴史教科書をつくる会」の無能さを示すものだと考えています。
もし、この陳情が通って『はだしのゲン』が有害図書指定をされ、実質的に流通できない状況ができたとします。それで、この会の人々は喜ぶのでしょう。
しかし、これは、「政治的な思惑によって、有害図書を自由に指定し、実質的に販売不可能に追い込むことが出来る」という前例をつくることに他なりません。
もし、つくる会とは逆の立場の考えの政党、首長などが誕生したとき、全く同じような形で、つくる会の本などを「有害図書指定」して、販売不可能状態にしても文句は言えなくなるわけです。

『はだしのゲン』の内容が問題だ、間違っている。
そのように主張するのは自由です。しかし、法的に規制する、というのは、表現の自由を否定する言動と言えます。そして、それを主張する以上は、自らも同じように法規制をされることを念頭に置かねばなりません。
それだけの覚悟があっての行動なのか、私には甚だ疑問です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

同じ漫画家で、小林よしのりも作る会でしたね。

今は書庫入りしていますが、数年前まで、
私の住まいする図書館にはゴーマニズムが数冊置かれていました。
私としてはあの方がよっぽど有害図書に思えてしまうのですが。
書庫入りということはなんらかの訴えがあったのかもしれません。

新しい歴史教科書をつくる会というのは、その名のとおり、
歴史を新しく作り変えて、過去を教えない教科書を配布する会なのかも。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 13:47

いや違うでしょう。


「はだしのゲン」という漫画の存在が、大きくなり過ぎたからだと。

私は広島市民です。
叔母は、私が生まれる前に、被曝して亡くなっています。
祖父と叔父は被曝しています。
その叔父は、娘(被爆二世)を生まれてすぐ、白血病で亡くしております。
私の母も、被曝手帳が取得できます。

こうした者にとっては「はだしのゲン」は、ほんの少数の、ごく一部の、いろいろな声の一つにすぎません。
少なくとも私の周囲で、この漫画が話題になったことはなく、本自体見たことがありません。
ローカル番組やニュースでも聞いたことがありません。
私などにとっては、世にあるたくさんの漫画のなかの一つです。

それが漫画という形で、知らない人にとってはクローズアップされ過ぎ、驚いてしまいます。
国家否定や天皇に対する侮辱や、残酷シーンなど・・・これを被爆者の声だと解釈されては、多くの被爆者が困ります。

そういう意味で、単なる漫画に過ぎなかった「はだしのゲン」は、有害図書となってしまったと、私は捉えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

被爆経験者にとって、裸足のゲンが、
世にあるたくさんの漫画のなかの一つという感覚、理解できます。
私は被爆2世で、父はもちろん手帳を持っています。
子供の頃から、原爆の話を、
はだしのゲンどころではないレベルで聞いて育ちました。
ですから、あの漫画を読んでの印象は「なまぬるい」です。
戦争ものというジャンルで、ちょっと毛色の違うものといった感じです。

はだしのゲンは、被爆者の声に耳を傾ける窓口程度の役割だと私は思っています。
長きに渡り教育の場で取り上げられている理由はそれでしょう。
しかし、原爆を知る者は本当に少なくなりました。
実際ははだしのゲンで描かれた世界どころではなかったことを知る者が。
今の人にとっては、あんななまぬるい内容でさえ過激に思えるのかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:06

 「産経新聞」ですから、その様にイデオロギッシュで扇情的な判断をしたのでしょうね。

映倫の規定でも青少年保護育成条例でも、有害とする判断基準は「公衆の道徳的判断」を一般とします。
 つまり過激な性描写や暴力的なシーンがあるものはその部分に編集の施されるケースはありますが、『はだしのゲン』にはそうした部分は見られません。
 あの新聞こそ偏向報道の典型ですね、しかもウルトラナショナリズムと節操のない表記を得意としますから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>「産経新聞」ですから、

なるほど。
それはおおいにあるかもしれませんね。
他社と比較してみたいものです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:05

はだしのゲンが悪いんじゃなく、はだしのゲンしか読ませない大人が悪いのです。


はだしのゲンをきっかけにし、他のいろいろな立場の人達の本を読み続ければ、はだしのゲンがいかに偏った本かという事が理解できるようになります。
はだしのゲン一冊を読んだだけでは、はだしのゲンの内容が偏ってるのか、いないのかの判断が出来ません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、ご意見参考になりました。
図書館には他のいろいろな立場の人達の本も置かれているので、
そういった本とはだしのゲンを読み比べるためにも、
閲覧規制というのは間違った方向であるというご意見ですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:04

ナチスは芸術やカリカチュアを嫌いました。

安倍も同じなんじゃないでしょうか。漫画祭にも噛みつきましたしね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、ご意見参考になりました。
背後に安倍ちゃんがいる、と。
そうかもしれませんね。
NHK関係の方々の発言もそうなのかもとか思ってしまいますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:03

有害と言って図書館から排除する、そういう考え方は大嫌いですね。

子供だって判断力はあるんだし(宇宙ものや暴力ものを追い出すなら良いと思いますが)思想的な書籍はあれこれ読んだ方が方が良いのだと思います。私は子供(小学校)時代に日露戦争時代の国史美談を読みましたが、別段軍国主義にも右翼にもなりませんでしたし、学校では教わらない日本人のメンタリティを知ったのは良かったと思っています。

残酷というがAVやイジメの原因にでもなっているとでも言うのだろうか? あれはダメ、これは良い、など単なる親ばかの観念論ではないのか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、ご意見参考になりました。
うちの子は小学生の時に授業で知ったそうです。
その時は、思想的なことはインプットされなかったように思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:03

新しい歴史教科書をつくる会神奈川県支部ですか、「はだしのゲン」より


「永遠の0」でしょう有害図書は陳情する本を間違えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「永遠の0」、話題ですね。
原作にある第二次大戦時のできごとは、
映画では描かれていないそうですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:02

No.1・No.2の方の意見とは真逆で、


僕は無害図書だと思いますね。

表面だけの日本の歴史を学ぶより、
よっぽどためになるマンガだと思っ
てます。僕もはだしのゲンを読んで
育ったクチですから。

そもそも国歌の否定や天皇の侮辱、
なんてシーンありましたっけ?
2~3回は読んでるはずですが、
全く記憶になしです(笑)

そもそも僕自身、国歌も天皇も
どうでもいい人なんですけどね(笑)

「今平和な日本にもこういう時代が
あって、こうやって苦しんでいた人
がいる」って事をキッチリ教えるのも
大人の努めのような気がします。

もちろんはだしのゲンが有害図書だ、
って仰る方に反対はしません、それも
意見の1つだと思うので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、ご意見参考になりました。
私は週刊少年ジャンプ連載時代にそれを読んでた世代です。
もう記憶がほとんどありませんが、
天皇のバカヤローみたいなセリフはあったように思います。
で、「なんてこと言うんじゃ!」って殴られてたような。

>大人の努めのような気がします。

おっしゃるとおりですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/01 00:00

基本的にずいぶん思想的に偏ってますから・・。



1.週刊少年ジャンプ連載時代
  →まともで普通

2.日本共産党系の論壇誌である『文化評論』に連載
  →反戦思想

3.日教組の機関紙『教育評論』で連載
  →反政府思想

共産党や日教組の広告漫画ですからねぇ・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、ご意見参考になりました。
当時はあたりまえと言っても過言でない思想だったと思いますが、
最近はそうでもなくなってしまいましたからね。

ご回答ありがとうございました。

>週刊少年ジャンプ連載時代

蛇足ですが、私はそれを読んでた世代です。

お礼日時:2014/03/01 00:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!