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キッチンでよく使われるシリコン(シリコーン)。
一般の奥様だとどうしてもネットで調べられる、私と同程度の知識に落ち着くと思いますので、出来れば製造に携わる方や、化学的な物質に明るい立場の方など、お詳しい方にお伺いしたいです。

シリコンの安全性について、疑問がよくここ質問サイトに上がっています。
大抵は「シリコンは安全」の回答です。

しかし実際は報道で幾度も危険物質検出が取り上げられ、直近は去年のニュースになります。
素人のこちらは業者が「安全」と言えば「そうなのか」と思うしかありません。わからないのです。

よく言われるのは、シリコンは自然物からのものであり、体内にも入れる事から安全性が保証されている。

・検査では鉛とカドミウムが出ないか検査。

→ん?そもそも鉛やカドミウムが出る可能性があるってことは製造に使ってるの?何に入ってるの?シリコン?添加物?別のもの?

・ホルムアルデヒド検出。でも溶け出さないように低い温度で使ったり煮沸すればOKだょ
→煮沸すればなくなるなら最初に煮沸してから製品化すればいいのになんでしないの?
残ってる状態で家に持ってくるのも…。
煮沸した位で溶け出すものが完全になくなるとは到底思えない。溶け出した物質も鍋にくっつきそう。
そもそも何に入ってるの?シリコン?添加(略)

・安い中国製を避ければいい
→高いのでも中国製はあります。そもそも中国以外なら皆安全とは言えません。その中国製を売っていた国は「日本」なのですから…。

・過酸化物
→素人にはサッパリ理解できません。説明に出てきても過酸化物を加える、位しかないですね。

・プラチナシリコン
→ここまで来れば高いし安全そう。でもこれも触媒について具体的な説明があるとこは少ないなぁ。触媒にする、位。
触媒ってなんだ。混ぜてるの?希少なptを混ぜてるのってほんと?
ほんとだとして何mg?処分する時はptを再利用できるようにしないと勿体なくね。限られた資源だし。
あ、ptは体内に影響ないのかな…金属だよね…。
Pt以外は入ってないのかは不明です。


質問をする人が色々言うと「なら使わなければいい」と苛つく人が出てきます。
質問する立場のくせに生意気、上から目線で制圧しなくては、という謎の心理が働く様ですね(笑)
シリコンにしかない良さもあるのでモヤモヤがすっきりできれば助かります。数千円のを買えばいいって事なのでしょうか…。

A 回答 (1件)

シリコーン自体は


 ⇒シリコーン - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA% … )
 ⇒シリコーン工業会 - よくある質問と回答( http://www.siaj.jp/ja/silicone_world/faq.html )
 ⇒シリコーンの基礎知識( https://www.dowcorning.co.jp/ja_JP/content/japan … )
 などをご覧頂くとして。

 周期表( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%9C%9F% … )で言うと12族の元素で上から炭素(C)、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)・・と続きます。ゆとり世代の方はこの部分を全く習う機会がなかったと思います。12族の元素は他の原子とつながるための腕を4つ持っていますから、様々な物質を作ることが出来ます。
-● 一本しかなかったらそこで終点
-●- 二本だったら長くつながるだけ
-●- 三本だったら枝分かれ
 │
 
 炭素は、御存知のように有機化合物と言われるように、単純な物からタンパク質、脂質、糖質など本当に色々な物ができます。
 ケイ素(シリコン)は、ちょっとした違いから直接炭素のようにつながることはできませんが、酸素 -O- を解して4本手となり、炭素の有機化合物と同じように色々な性質を持つ物質を作ることができます。液体から固体、ゴムから硬い樹脂など。水晶もガラスもケイ素(Si)と酸素(O)です。サファイヤ・ルビーも・・

 ケイ素は不思議なことに、生物はほとんど利用されていなくて、放散虫・珪藻・シダ植物・イネ科植物などのごく一部で二酸化ケイ素(SiO2)の形で骨格への利用されている程度です。地球環境の温度では、あまりに安定すぎて使いようがない

>シリコンは自然物からのものであり、体内にも入れる事から安全性が保証されている。
 この前提は本当によく使われますが、多くの問題点があります。
・自然からの物
  ふぐ毒、カビ毒(マイコトキシン( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4% … ))、地下水に含まれてしばしば問題になるヒ素、・・・天然・人口なんて有害無害には一切関係ありません。
 酷いのになると、天然塩と人口塩・・そもそもそんな区別ないし・・

・体内にも入れる事から安全性が保証されている。
 先に申したように、ケイ素を代謝する仕組みは人など高等動物にはありません。

>鉛やカドミウムが出る可能性があるってことは製造に使ってるの?
 シリコーンの製造方法には色々ありますが、基本的には
 ケイ素(シリコン)とハロゲン化物を反応させて、ジメチルジクロロシラン(猛毒)を経由して、シラノール( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9% … )⇒シロキサン( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD% … )と進みます。
 その過程で何度も蒸留過程が必要になる--純度が悪いと合成できない--ため、シリコーン樹脂は基本的に、ほとんど不純物を含まない製品になります。
 「ほとんど」と言う言葉は、無視できるという意味なのですが・・よく誤解されますね。
   科学者の癖と思ってください。

>ホルムアルデヒド検出。
 シリコーンにホルムアルデヒドはないでしょう。
 そもそも、ホルムアルデヒドなんて、シリコーンに含まれている以上に日常的な物質です。体内でもアミノ酸や生体異物を代謝する際に出来てきますし、魚類や椎茸には必ず含まれています。【もちろん害のあるレベルではありません】

>触媒ってなんだ。
 自身が変化せず、反応を進行させる物質
 化学反応は一般的に
水素(H₂) + 酸素(O₂)
_______/\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  ウェブではずれる(等幅フォントで)
          \________
               H₂O
 エネルギーの高い位置から低い位置へ移動する--だから熱が発生するものが多い--のですが、単に水素と酸素を混ぜただけじゃ反応しませんが・・・
 熱や火花で最初の土手を上らせると、後は転げ落ちる。その時に出たエネルギーで連鎖的に進行したり・・。紙はそのままでは燃えないが火をつけると。
 この最初の土手を低くする物が触媒です。水素と酸素を混ぜた物に白金黒という白金の粉を入れると爆発的に燃焼を始める
 過酸化水素水に二酸化マンガンがなじみ深いでしょう。
 家庭でできるとしたら、角砂糖に灰を少しつけて点火するとか--燃えます。
  ちなみに酵素とはタンパク質でできた酵素

 さすが、これは中学校の理科で学んでいるはずですよ。

 基本的には、炭素の有機化合物よりは、安全です。家庭用品で使用する場合は特に厳しい検査を通らないとならない。

 それよりも大事な事は、すべての物質には天然・人工には一切無関係に、有毒な物、無害な物、必要だけど大量に摂取すると害になるもの、知られていないけど摂取しなければならないものが存在するということ。
 ワラビだって、ホウレンソウだって有害な物含んでます。かっては不要だと思われていた米ぬかに重要な栄養素が含まれていた。

 あまり気に病む事はない。所詮、人間なんて何百年も生きられない。(^^)

 

 
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この回答へのお礼

すみません、文字数の関係で書けなかったのですが、難しいことはわかりません。
書いて頂いた8~9割りは理解できなかったです。
自分でも事前に触媒とか調べましたが、Wikipediaのような化学的な内容のページはかけらも(笑)
ただの素人なので、10歳が理解できるようにして下さればうれしいです。

ゆとり世代ではなく、学校でやっているのだと思いますが、日常で使う漢字や算数以外のことは、大人になっても全部覚えている人ってそんなにいないものです(笑)

自然なら害がないとは言えない、と言うのは同意しますしわたしも同じ話し方をすることがあります。

気にしない方はなんでも気にされないと思います。
また、シリコンのことではないですが、何かを使った結果、病気になった方も、亡くなった方も今までに大勢いますよね。
安全と言ってた結果がそれです。
問題が起きた時、それまで安全だと言い続けた外部の人が、責任を取った場面は見たことがありません。
気にしないのは個人の自由の範疇だと思うので、気にしない方々に関してはそれでいいのでしょうね。

リンクを沢山貼っていただき恐縮ですが、見られないことが多いです。(URL欄は枠ごと表示がない)
全部をお一人で答えるには、質問がある意味抽象的なので難しいとわかっていました。
かなりお詳しそうな方なので、有りがたいです。

お礼日時:2014/03/16 18:36

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