
最近、私たちは本当に3次元空間に存在しているのかと疑問に思うようになりました。
視覚から得られる情報はあくまで2次元の画像だと思うのです。いわばモニターで映像を見せられてるのとほとんど変わりないのではと。
それでも私たちは3次元空間にいると考えるのは、自分という存在を客観的に外側からみているからだと思うのです。
そうですね、例えば町で道を歩いてるとしましょう。そのとき私の視覚に映る景色は解像度のちがいはあれ、写真やテレビの映像のようなものです。景色はあくまで目の前を平面的に流れるだけです。
しかし私はその町のその道のどのあたりを歩いているかを理解し、現在地を把握し、目的地へたどり着きます。
なぜでしょうか。私は目の前に見えてる映像とは別に、自分の身体を空から見下ろしたような視点を頭の中でイメージし、ナビゲートするから道に迷わずにすむのだと思うのです。
そうですね、例えば私は部屋にいます。目の前には見慣れた机と窓が見えています。ところで私は今、部屋のどのあたりに座っているかと聞かれて、部屋の中心より少し南側と答えます。そのとき私は頭の中で部屋の空間のどのあたりの位置にいるかを一瞬でもイメージします。
つまり私は自分が見ているときと、自分が見られているイメージの二つをめまぐるしく行ったり来たりしながら常に自分の存在を認識しているのだと思うのです。いわばカメラから送られる映像と、3次元座標における自分の位置を確認するレーダーといったところでしょうか。
だとすれば、私たちは本当の意味で3次元の空間を「見る」ことはできないと思うのです。確かに私の身体は3次元空間に存在し動きまわるのでしょうが、その様子はあくまで頭の中のイメージの世界にしかないのだと。
こうした考えについてなにか思うところがあればご意見お待ちしております。
人を平気で傷つけるようなことを言わない、おとなしい系の人の回答を歓迎します。
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