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 黒土などに腐葉土を混ぜて苗木を植え付けますが、その腐葉土は時間の経過とともにどのようになるのでしょうか。
 自宅の庭には、黒土に樹木が植わっています。樹木のなかには育ちが悪いものがあるので、土を掘り返したところ、目の細かい黒土ばかりでした。これでは、水はけも悪いし、また、息苦しくて、根が育ちそうにないという印象でした。
 自宅の庭は、最初は造園業者が植栽したはずなので、黒土には、腐葉土などが混ざっていたと思いますが、その跡が見受けられません。
 黒土に混ぜられた腐葉土は、時間が経過するとなくなってしまうのでしょうか。
 それとも、最初から腐葉土が混ざっていなかっただけなのでしょうか。
 また、樹木を植栽した後に腐葉土を混ぜるよい方法はあるのでしょうか。
 よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

腐葉土というのは枯葉です。


時間が経てば土中の微生物が餌として消化して消えてしまいます。
この微生物の排せつ物が肥料としての効果をもたらします。

微生物の餌が豊富な状態ですと、微生物が集まって小さな土の顆粒をつくります。
これによって、土の通気性や保湿性が向上します。
黒土の状態で固くなっているのであれば、微生物の餌が不足していると推定できます。
もっとも効果のあるのは、牛糞です。
このために牛糞は肥料ではなく土質改良剤として扱われます。
一般には腐葉土と混ぜて使われます。(腐葉土:牛糞=3:1を目安としてください。目分量で構いません)
乾燥させたものや発酵させたもがホーミセンターで売っています。
ネットショップでも購入できます。
よく似た鶏糞は肥料ですので使わないで下さい。
鶏糞は過剰に入れるとむしろ根を痛めてしまいます。

庭木の場合には、根を痛めないように樹幹から50cm程度離れた位置に庭木を取り囲むようの30cm~50cmていどの深さの溝を掘って、これに腐葉土と牛糞を混合したものを入れます。
この溝に根の先端が伸びてきて養分を吸い上げます。
根は細い髭根が養分を吸う役割をになっています。
樹幹に近い太い根は木をささえる役割で、養分の吸収能力は極めて少ないという性質があります。
従いまして、木が育つにつれて溝を掘る位置も樹幹から離してください。
この作業は庭木であれば3年~5年に一度で充分です。
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この回答へのお礼

詳しい回答、有難うございます。
牛糞と鶏糞の違い、牛糞が効果があることなどが分かりました。
さて、牛糞というと、どうしても、その臭いが気になります。
牛糞について調べてみて、活用したいと思います。
有難うございました。

お礼日時:2014/06/21 10:32

「黒土に混ぜられた腐葉土は時間が経過するとなくなってしまうのでしょうか」


→その通りです。土に戻ります。
腐葉土というのは枯葉などがバクテリアで分解され土になる途中のものです。
我が家でも、秋には枯葉を大量に集めて庭に埋めます。
今、掘り返してキュウリを植えていますが、半年で腐葉土はほとんど消えかかっています。
毎年秋には枯葉等を埋めることをお勧めします。
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