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最近の体重計で出てくる「基礎代謝」の数値なんて意味のないものですよね?

よくダイエットをするには基礎代謝を高めよう!なんて言いますが、基礎代謝というのは年齢によって決められた基準値×体重なだけということを知って驚きました。

知り合いが体重計を見ながら基礎代謝が上がった下がったなどと言っているのですがそれは単純に体重の増減であり、その人の本当の基礎代謝ではないということですよね?

その人の本当の基礎代謝は個人差で違いがあるのではないでしょうか?

基礎代謝が悪いので肥満になりやすいといいます
ではその人の本当の基礎代謝はどう計るのでしょうか?

筋肉量が多いと基礎代謝が高いなんて言いますが、計算式では「体重×その年齢の基礎代謝」なので意味がないような気がします。
では体脂肪率から筋肉量を算出してそれを基準に考えればいいのではないでしょうか?

A 回答 (4件)

>年齢によって決められた基準値×体重


というのは、あくまでも基礎代謝の予想方法のひとつです。
本当の基礎代謝は、個人差があり、人によって様々です。

ただし、体重が重ければ、自然と筋肉量も多く、各臓器も大きくなります。だから、エネルギーの消費も多い、つまり基礎代謝も多くなるという理屈は、おおよその傾向としては合っています。
また、年齢とともに、基礎代謝は減っていく傾向があります。
ですから、年齢や体重で、おおおその値を推定しようというのが、この計算式の考え方です。
かなり大雑把な方法ですが、全くのデタラメというわけでもありません。
個人によって誤差があることを理解したうで、おおよそ目安として考えれば良いのです。
いくら誤差があると言っても計算値の半分より少ないとか、倍より多いなんてことはまずないでしょう。

>本当の基礎代謝はどう計るのでしょうか?
呼吸で消費する酸素や、吐き出される二酸化炭素を計測してエネルギーの消費量を測定するという方法が用いられます。専門的な設備が必要で、普通の人にはできません。
そのように専門的な方法で測定した基礎代謝と、その時のその人の年齢や体重などのデータを統計的に解析した結果が、ご質問で出てきた計算式です。

このような計算式なら、体重さえ測ればおおよその値が推測できて便利だから使われているのです。あくまでも計算で予想する方法であって、基礎代謝そのものを測定しているのではないということを忘れてはいけません。


>計算式では「体重×その年齢の基礎代謝」なので意味がないような気がします。
この計算式は、平均的な筋肉の付き方の人を想定し、体重が多い人ほど基礎代謝が多いという前提で作られたものです。ですから、同じ体重の人と比べて、筋肉量が少ない人や多い人には当てはまらないことになります。つまり、この計算結果が絶対正しいと考えてはいけません。


>体脂肪率から筋肉量を算出してそれを基準に考えればいいのではないでしょうか?
もちろん、そのような方法で予想することもできるでしょう。
体脂肪率の測れる体重計で、基礎代謝が測定できるものは、体脂肪率も計算式のパラメータに使われていると思われます。
いずれの方法にせよ、筋肉量を算出するには、体重が必要なので、体重は計算式のパラメーターのひとつとして外すことはできないでしょう。

以上のように、計算式は、あくまでも基礎代謝を予想する方法のひとつにすぎません。計算方法もいろいろありますから、いろいろなもので計算してみて、自分のだいたいの基礎代謝を把握するようにすれば良いのです。
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この回答へのお礼

計算で予測をした数値なのですね。とても参考になりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/06 23:19

同意見です。


よく、「基礎代謝をあげると痩せる」といった文言を見かけますが全くおかしいと思っています。

そもそも体重を元に計算式で求めるという事は、体重を増やせば基礎代謝(の数値)も上がるという事で、それは痩せるために体重を増やすという矛盾した事になると思うのです。


仮に基礎代謝が増えると消費エネルギーが増えるのかという事を考えると、それもおかしい。
「筋肉量を増やすと基礎代謝が増え痩せやすい体になる」というのもよく見かけます。人間の体で筋肉は発熱(体温の維持)に使われていると思います(運動ではなく基礎代謝の意味で)。

これで体温が数℃上がれば筋肉が増えて基礎代謝が上がった、と言えるでしょう。しかし実際人間の体温は36~37℃の一定に保たれています。筋肉がいくら増えようと変わりません。

筋肉量(体重ではない)が40キログラムの人がトレーニングして45キログラムになったとします。でも40キロで37℃を維持していた体が45キロで37℃を維持すれば良くなっただけの話です。
全体の発熱量は変わらないはずです。でなければ38℃とか39℃になってしまうはずです。

つまり筋肉が増えると痩せやすくなるという理論もおかしいと思います。(低体温の人が正常になったというのであれば多少は理解できますが)
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この回答へのお礼

たしかに体温が変化しないのはおかしいですね。全く基礎代謝の意味がわからないです。筋肉は何もしなくてもそれが筋肉であるだけでそれを維持するのに相当エネルギーを消費するのでしょうか。動いた時に消費しやすいというのはわかりますが。

では脂肪がたくさんついている体は重いので、少ない筋肉で同じ運動をした時にその分大変です。でも同じ運動をしたということは同じエネルギー、もしくは重い分多いエネルギーを消費したことになるので、筋肉量や基礎代謝は関係ないような気がしますし。

要するに重い肥満の体で1キロ歩くのと、筋肉だらけの体で1キロ歩くのはむしろ重いものを1キロ動かすわけですからその分エネルギーを消費しそうな気がして痩せやすいという感じもしますし訳がわからなくなってきました。

お礼日時:2014/08/02 17:21

そのとおり。

何の意味もないものです。

19世紀末から20世紀初頭くらいに出てきた何人かの学者たちが、摂取カロリー<消費カロリーなら痩せるはず、と考えました。

そして彼らは摂取カロリーは食品一つ一つのカロリーを足し上げれば求められると仮説を立て、一方消費カロリーの方も呼気を調べれば計測できると考えました。

しかし食品一つ一つのカロリーは、何とその食品を燃やしてみて、燃えっぷりのよさ(温度が何度上がるか)で何キロカロリー、と決定したのです。人間の体の中で食品が燃えるわけでもないのに。極めて杜撰なやり方です。

また消費カロリーの方も、吸った酸素の量と吐いた二酸化炭素の量を調べれば判るのではないか、と考えて測定しました。エネルギーの元には炭水化物も脂肪もタンパク質もありますが、それぞれで分子量が異なっていて化学反応で二酸化炭素と水に分解する際に、発生する二酸化炭素の量が異なっているのですが、「無視する」ことにしました。

何がどれだけ燃えたなんて判らないからです。それでも何とかカロリーを求めて、摂取カロリー<消費カロリーなら痩せる、という仮説を検証しなければならなかったのです。

でも結局、そうやって求めた摂取カロリーも消費カロリーも科学的に根拠がないものだったので、仮説の検証はできませんでした。つまりダイエットの世界では「摂取カロリー<消費カロリーなら痩せる」と広く信じられているのですが、このことを直接検証できた人は、21世紀の現在になっても一人もいません。

だって摂取カロリーなんて求められないからです。人間が食べ物から実際に何キロカロリー摂取したのか、なんて判らないです。体調によっても違うし、腸内細菌の活動の仕方によっても変わってきます。だから毎日の食事を1500kcalに抑えているはずなのに、ちっとも痩せない、、、という人が現れます。

消費カロリーも同じ。二酸化炭素の量をいくら調べたって実際に使ったエネルギーの量など正確に測定することなどできないんです。

さらに基礎代謝は基礎代謝であって、消費カロリーとは異なります。消費カロリーは
消費カロリー=基礎代謝+活動代謝+食事誘導性熱生産
なんて式になります。基礎代謝が低くても高くても、活動代謝や食事誘導性熱産生が異なれば消費カロリーが判ってきますから、基礎代謝は痩せるかどうかには直接関係しないのです。

だから基礎代謝には何の意味もないし、基礎代謝を呼気測定で何キロカロリーと出したところで、あなたが痩せるわけではない。

カロリー制限とは空しいものです。そんなアテにならない数字で腹を減らして過ごし、報われない運動を続ける。それがカロリー制限なのです。

食べる量を減らせば痩せるのは事実だし、たくさん動く人はたくさん食べても太りずらいということも経験で判っている。でもじゃあ「どこまで食べていいか」というのは「判らない」し、「どのくらい動けばいいか」というのも実は「判らない」のですね。

そんなことよりも痩せたいなら食べる量を今の半分にする。これならほぼ確実に摂取カロリー<消費カロリーとなるから痩せるのです。あるいは体重計とにらめっこで、体重が落ち始めるまで食事の量を少なくする。

カロリー制限で痩せることに成功した人のほとんどはこのパターンです。一からチマチマカロリーを足し上げていって痩せられた人がいたら、そちらの方がむしろ驚きです。カロリーとか基礎代謝のような意味のない数値に振り回されるのはそろそろやめた方がいいと思いますよ。
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この回答へのお礼

そんなデタラメな方法で算出していたんですね。驚きです。やはり到底数値で測るのはよほどの根拠がないと信用に足るのものではないなと思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/02 17:23

いや、体重計は体脂肪率や筋肉量も考慮した数字を表示していますよ。


ただし筋肉量や体脂肪率なんて、基礎代謝にはほとんど影響しないし、体脂肪率・筋肉量がそもそも不正確なので、無意味なことにはかわりない。

同じ身長、体重、年齢の人が乗ったら、みんなほぼ同じ数値が出ます。体脂肪率がちょっと違ったとしても基礎代謝にはそれほど差が出ません。体重計で表示される基礎代謝は、乗る前からスペックでわかることです。体重計で基礎代謝を計って数値を追っていく意味は、まったくありません。


本当の基礎代謝は生まれつきの体質によるホルモンバランスや、その時の食事内容、運動内容などで差が出ます。しかし、体重計ではそれらを計ることができません。

食事制限により本来の基礎代謝が大幅に減っても、ハセドー病になって代謝が異常に上がっても、体重計には現れません。血液検査をしなければホルモンなんてわからないし、当たり前ですが。

せめて基礎体温を入力する項目でもあれば、もう少し正確に個人個人の基礎代謝を出せたのかもしれませんけど。体温が高いという事は、それだけエネルギーを燃やし続けているということなので、基礎代謝が高いことになりますからね。


>ではその人の本当の基礎代謝はどう計るのでしょうか?

人の基礎代謝は、ヒューマンカロリーメーターという装置で計ります。
装置というより部屋ですね。

ヒューマンカロリーメーター
http://www.fujiika.com/fuji%E3%83%92%E3%83%A5%E3 …
↓ここに電話してモニター志望すれば計れるかも。
http://www0.nih.go.jp/eiken/chosa/juuten_energy. …


あとは他の様々な兆候を観察して推測するしかないと思います。
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この回答へのお礼

一応脂肪率と筋肉量を含めて計算しているんですね。でもそれもアテになりそうにないし、本当の基礎代謝を計るには相当難しそうですね。わかったとしてもさらにそれを高めたりコントロールするのは至難の技ですね。しかも基礎代謝を高めたら確実に痩せるというわけではなさそうですし。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/02 17:15

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