これ何て呼びますか

明治時代の子供向け便利帳みたいな本に「作文書換文字」というタイトルの記事があり、「年甫の御手簡尚為御祝儀と佳き品賜り。御厚礼」と他12個の例文が書かれていました。何が書換文字なのか、さっぱりわかりません。いったいこの記事は何を言いたいのか、お教えいただけませんでしょぅか。
以下のページの中段の記事です。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918955/9
(次ページからも中段に他の例文が続いています)

よろしくお願いします!

A 回答 (3件)

 察するところ、「作文書き換え文字」とはこの例のような内容で、それにふさわしい文を考え書きなさい、ということでしょう。

下の段には書き換えた一例が示してあるのかと思います。一つだけ書き出してみます。

     作文書き換え文字
1. 年甫(ホ・始の意)の御手簡(お手紙)、尚(ナヲ)御祝儀与(ト)為(シテ)佳(ヨロシ)キ品賜リ。御厚礼

1.    年玉を贈(オクリ)し礼の文
 年始の御手紙下され辱(カタジケナク)拝見仕候 弥(イヨイヨ)御機嫌よく悦(ヨロコ)び入(イリ)候 且(カツ)御年玉(オントシダマ)として珎(メヅラ)しき書(フン)御(オン)贈(オクリ)下(クダサ)被(レ)有難く御礼申上候?也

 ?印を付けた字は、文の続き具合なら「候」ですが、他の場所の「候」とは明らかに違うので読めません。
「居」にも見えますが、それだと変な文になります。どなたかご教示ください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます! 下の例文の読み下し(って言っていいのかわかりませんが)も大変勉強になりました。

お礼日時:2014/08/07 06:58

    もう優れた回答が寄せられているので、これは寝言です。



    #2さんの、「?」は、お察しの通り「候」だと思います。2ページ先にも同じ字があります。厳密には「候」の草体のかわりに「侯」の草体が使われているので「居」に近くなったものでしょう。
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この回答へのお礼

SPS700さんは、文語も達人でらっしゃるんですね! 私もいつか古い日本語も読めるようになりたいです。ありがとうございました!

お礼日時:2014/08/07 07:00

それらの下の段にも12個の文例があり、それらのシチュエーションごとに「この番号にはこういう文例もありますよ」という、別の文案が書かれているように見受けられます。



下段は漢字かな混じりの文体、中段は漢文調の文体で小さい中にも書ける文例、という形で手紙や礼状の文面を「書換」できます、という記載かと思います。
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この回答へのお礼

なるほど~! ありがとうございます!

お礼日時:2014/08/07 06:55

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