あなたの習慣について教えてください!!

新しくアンプを買おうと考えているのですが
HUD-mx1 とHP-A3とでは大きな差はあるのでしょうか。

環境は音源をPCとしてQ701を使用します。
購入理由としては、Q701にはアンプが必須ということをよく見るためです。

オーディオに詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>HUD-mx1 とHP-A3とでは大きな差はあるのでしょうか。


何の項目に対しての差なのか、具体的に記載しないとだめなのでは?
Q701はインピーダンスが62Ωなので、パソコンの内蔵アンプでは、
確かに、音量的に苦しいですね。

HUD-mx1はヘッドフォンアンプにオマケでUSB DACが付いてます。
HP-A3はUSB DACにオマケでヘッドフォンアンプが付いてます。
製品作りの思想が違います。
音質は好みの問題なので、人の感想を元に判断すると、後で後悔
する時があるので、自分の耳で確かめる事柄です。

将来、アンプを購入してオーディオ環境をグレードアップする予定が
有るならHP-A3の方が宜しいかと・・・

私は下記の製品でAKG K240(インピーダンス55Ω)を鳴らしてます。
BEHRINGER UCA202
http://amazon.jp/dp/B000KW2YEI
楽器(主にギター)の録音の為の物ですが、低価格でコストパフォーマンスが
抜群で中々の優物です。
ASIOに対応しているのも、○印です。
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>オーディオに詳しい方、よろしくお願いします。



え”っ? 詳しい事を言って良いのですか(笑)?

先ず AKG Q701 の能率は 93dB/mW (62Ω)、HP-3A の最大出力は 100mW/32Ω、HUD-mx1 の最大出力は 800mW/32Ω ですので、両者共に AKG Q701 を充分に鳴らしきれます。


うーん、内部基板の写真を見ての個人的感想ですが、両者に大差はないと思います。

現代の廉価版~中級機 DAC (Digital Analog Converter) は DAC Chip の違いで性能や音質に大きな差異を生むものではなく、DAC Chip 前段の USB (Universal Serial Bus) Interface を含む Digital Process 部と DAC 後段の Ope'Amp' IC Chip による Analog 段の設計思想や構成部品で差別化を図るものになっています。

Digital Process 部に関しては両者とも USB Bus Power を電源とする USB Interface 回路となっており、Asynchronus 仕様であるとも謳っていませんので差異はないでしょう。

DAC 自体は HP-A3 が 32bit Process の AKM AK4390、HDU-mx1 が 24bit Process の Wolfson WM8740 を採用していますが、AK4390 は同時期に開発された AK4399/4392/4390 の中でも Analog Swing の中点を出す VCOM Pin や Digital Filter の外付け Interface を省略した廉価版であり、WM8740 も WM8740/8741/8742 の Series を組む中でも Digital Filter 部を簡略化した廉価版の Model である上に、32bit も 24bit も後段の Analog 回路がしっかりしたものでなければ違いが出ないものですので、両者に差異はないと思います。

また HP-A3 が 192kHz 32bit DAC、HDU-mx1 が 192kHz 24bit DAC と謳っていても USB 入力は 96kHz 24bit が最大ですので、両者共に USB 入力の Digital 信号を「ありのままに」Analog 変換するものではなく、192kHz や 32bit に「人工的に」Over Sampling してから Analog 変換するものになっており、この Over Sampling によって得られる Merit には言及していません。

……で、注目すべき Ope'Amp' IC Chip ですが、HP-A3 は昔から定評がある TIBB (Texas Instruments Burr Brown) OPA2134 が用いられており、HDU-mx1 は比較的新しい Chip である NS (National Semiconductor) LME49860 が採用されています。

両者の違いは OPA2134 が FET (Field Effect Transistor) を用いた高性能 Amp' 回路で、その音はやや硬めの明快で Monitor 的な音色を呈することから多くの Pro' 用機器で Headphone 回路の IC Chip に採用されてきた定番の Chip であるのに対し、LME49860 は Bipolar Transistor 構成で OPA2134 を上回る高性能を叩き出した新星 Chip として注目され、音質も OPA2134 より高い評価が多く見受けられるものなのですが、「欠点のない、透明感、淡泊」といった表現が多い事からも個性的な音質ではなく、音質評価だけを見れば同社の LM4562 や JRC MUSES8820、往年の AD (Analog Devices) OP275、TIBB OPA2604 や OPA627 といった LME49860 に勝るとも劣らぬ Ope'Amp' IC Chip がうじゃうじゃありますので(笑)、性能上は OPA2134 を上回る新設計 Chip と言えども音質上は音色の傾向が違うだけぐらいの差異しかないと思います。

因みに HDU-mx1 を製造している AUDINST 社は韓国の Seoul 東区にある会社で、従業員 10 人程度の極めて小規模な Venture 企業のようですので、HDU-mx1 の組み立ては別企業の工場で行われていると思いますが、回路基板を見る限りは中華 Amp' のようないい加減な作りではありませんので HP-3A と同等の品質と言って良いかと思います。

HP-3A は HDU-mx1 よりも高額ですが、それは日本企業である FOSTEX 社が日本人社員を配する会社維持するために上乗せしなければならない利益を乗せた定価であるからで、人件費も光熱費なども日本の半分で済む韓国で製造して僅かな社員で済む日本の代理店が乗せる利益が乗せられた定価となる HDU-mx1 と較べて部品単価が高額になっているわけではありません。……実際のところ、日本での部品単価を考えれば HDU-mx1 の方が高額の部品を数多く用いています。

……というわけで理論的な性能上、回路基板を一見した上での Condenser Resister 素子を含む Chip 構成や組み立て精度による質の差異は殆どなく、あるのは音色の違いだけでしょう。

Line Out の音色を推測すれば HD-3A は硬めの Monitor 調という個性に定評がある音色で、HDU-mx1 は HD-3A に較べれば柔らかめで落ち着いた無個性のものであろうと思います。

私は HD-3A と同様に OPA2134 を Headphone Amp' IC Chip に用いた DAC を愛用していますので、OPA2134 の音がやや硬めの Monitor 調であるという評価に疑念はありません。

但し、Headphone Monitor では HDU-mx1 は Headphone Amp' に用いられている AD8397 の音色が支配的になりますので、LME49860 の音を期待すると後悔するかも知れません。

AD8397 は Fiio E11 に用いられている Chip として知られており、その Fiio E11 は AD8397 ではしょぼい音しかしないので OPA2211 に換装すべきだという記事を読んだ覚えがあります。……どんな風にしょぼいのかは私には判らないのですが(^_^;)。

AD8397 は低電圧電源でも大電流を作り出せる高性能 Chip なのですが、肝心の音質に関しては高評価の記事を見た記憶がなく、HDU-mx1 は USB 電源という限られた電源電力の中で充分な Headphone 出力を得るために AD8397 を採用したのであって、自慢すべき音質を得られるのは Line Out の方なのではないかという気がします。

まあ Cost Performance という点では HDU-mx1 の方が上ですが、Headphone Monitor 機として使うのであれば AD8397 の音が気になるってところかなぁ。

……詳しく説明しちゃったけれど、大丈夫でしたか(^_^;)?

素敵な Audio Life を(^_^)/
「HUD-mx1 とHP-A3について」の回答画像2
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