私は今タワーバーの購入を検討しているのですが、アルミ製のものとスチール製のものとで迷っています。製品そのものの性質にもよるとは思うのですが、それぞれの一般的なメリットとデメリットについて、詳しい方がいらっしゃったら教えていただけないでしょうか。私の理解では、アルミ製はスチール製に比べて軽量である反面、少々高価で強度の面でも若干劣る。また長時間の使用で錆びる可能性もある、という感じなのですが。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 クルマの研究を生業としている者です。



 タワーバーは妙な思い込みや伝説?が付きまとっており、本来の働きやポテンシャルが誤解されている代表的な部品です。
 さあ、それではタワーバーの真相です(!)

1.タワーバーは力学的には引っ張り方向で効いています。
 タワーバーの曲げや捻じれ剛性は、タワー間の変形モードを勘案すると、ほとんど関係ありません。
 和紙のコヨリは1tの引張りに耐えられる、とゆぅ話をどこかで耳にされた事があるのではないかと思いますが、アルミや鉄などの工業材料も、コヨリと同様に引張りに対してはモーレツな強度を有しています。
 タワーバーは引張りでしか効いてないので、ワイヤや鋼製の帯板でも十分な効果が得られます。工学上は市販品の様なハードな作りである必要は、全くありません。よって、材質がアルミであるか鋼であるかカーボンであるかは、ほとんどの場合重量や見栄えだけの差です。
 材質や作りが違うと見た目が違うので感覚的には大いに違う感じがするでしょうが、材質が違ってもちゃんと理論的に設計されているモノであれば、その違いは体感できないほど小さいモノです。

2.タワーバーを選ぶコツは、タワーに付く皿の部分の作りです(バー自体の材質、サイズなどは上記の理由によりどうでもよいです)。
 この皿の剛性は操縦性に効果があり、それはバーを付けなくても効果が見られるほどです。

3.アルミはサビます。
 鋼が錆びるのは常識ですが、鋼の錆びは材料の表面に沿って広がるだけなので、見た目が汚くても結構板厚が残っており、強度的な低下が急に起こる事はありません。
 一方アルミは、体積が大きい方向、即ち、たとえば板なら厚み方向に錆びが成長します。更にまずい事に、アルミは力をかけると、細かい割れが生じます(ちょうど、透明の下敷きをペナペナ曲げてたら、白く濁ってくる感じです。その時の下敷きも細かいクラックが入って透明度が低くなったワケですが、アルミやステンレスにも似たような事が起こります)。
 そしてここにアルミ特有の錆の進行が加わったら・・・・表面はピカピカできれいなのに、ある日パックリと割れてしまいます。
 このクラックとそれを増長させる錆の進行を『応力腐食割れ』と言い、ステンレスでも同様に起きますが鋼では起きにくい現象です。
 蛇足ながら、この割れる特性がある為に、長持ちしてほしい量産車の車体やサスペンションには、普通はアルミやステンレスを使いません。
 最近一部でアルミボディ/シャシを採用するクルマが出てきましたが、スチールボディと比べ、走行距離による剛性劣化が大きいのではないか?と、ちょっと心配です。

 尚、タワーバーは先に述べましたように完全なオーバークォリティの上に曲げはほとんど受けないので、応力腐食割れが起こる可能性は低いです。
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この回答へのお礼

はじめまして。タワーバーに関する質問をさせていただいたd_toyoです。タワーバーの力学的特性、選び方のコツ、アルミは錆びないという誤解等について非常に分かりやすく解説していただき、ありがとうございました。頂戴したアドバイスを参考にして、自分に一番適ったものを見つけられるよう充分に検討してみようと思います。

お礼日時:2001/06/09 06:34

アルミニュウム製が若干低強度なのも、それなりの理由があります。


タワーバーに限らず、ボディを補強するパーツは高剛性な物の方がもてはやされますが、必ずしも高剛性だから全て良しとは言えません。
タワーバーなどは、如何にもな剛体ですが、それを取り付けるボディは単なる鉄板の箱です。
鉄板の箱故に撓るボディに、剛体たる補強を添えて車体の剛性アップを狙うのですが、車体本来の剛性と、補強材の剛性があまりにも違う場合、補強材の取り付け部分にストレスが集中してしまいます。
古い弱ったクルマにロールケージを組んだ時などに起こり易いのですが、車体の鉄板に皺が寄ったりします。
比較的新しく、ヘタリやヤレの少ないボディならアルミでも鋼鉄でも構いませんが、走り屋的な使用で痛んだボディなら応力の逃げる物(アルミやカーボン)の方が良いでしょう。
※アルミやカーボン製でもガチガチの高剛体な製品もあります。 ショップで相談してみて下さい。
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この回答へのお礼

はじめまして。タワーバーに関する質問をさせていただいたd_toyoです。剛性の高さのみに注目することの危険性を指摘していただき、ありがとうございました。おっしゃる通り、ボディの痛み具合に合わせて商品を選ぶという視点も重要ですよね。ぜひ参考にさせていただこうと思います。

お礼日時:2001/06/09 06:42

文面では「アルミは錆びる」と受け取れますが、むしろ錆びるのはスチール製では?



アルミ製品は表面に酸化膜を作って錆を防いでいます。
「毒をもって毒を制す」みたいなもんですね。
この酸化膜は非常に強固で、滅多なことでは剥げません。

》軽量である反面、少々高価で強度の面でも若干劣る。

この点については間違いないと思いますが。
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この回答へのお礼

はじめまして。タワーバーに関する質問をさせていただいたd_toyoです。アルミ製品の表面処理について非常に分かりやすく解説していただき、ありがとうございました。アルミ製品をチョイスする際には、コーティング処理の丁寧さもチェックポイントの1つに加えて検討してみようと思います。

お礼日時:2001/06/09 06:46

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 1 スチールホイールは錆びるか?
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 以上、よろしくお願いします。
 
 

Aベストアンサー

1.鉄製である以上、錆びますが塗装されているので基本的に大丈夫
 リム等が擦れるとソコが錆びる時もあるが機能的に問題にはならないですよ
2.スチールの方が多分丈夫
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Aベストアンサー

強度面についてですが、アルミホイールのほうが頑丈です。
なぜなら、アルミ素材を含む軽合金製自動車用ホイールには強度規格があり、その試験に合格しなければ市場には出せないからです。貨物車用軽合金ホイールとして、さらにキツイ強度規格があります。
これは日本だけではなく、国によっていくつかの規格があります。(日本だとJWL又はJWL-Tマークが入る)
しかし、スチールホイールには強度規格そのものが存在しません。スチールホイールに対して、JWLのアルミホイール強度確認試験をすると、壊れてしまうのは自動車やタイヤに関わる業界では有名です。

なお、穴のはまったりした際、鉄ホイールだとリムの縁が曲がってしまうことがありますが、アルミホイールは簡単には曲がりません。その代わり、足回り部品が変形してしまうことがあります。コンパクトカーの場合、スチールホイールが変形するほどの入力(穴にハマる等)がアルミホイール装着車に入った場合、まず、足回りのどこかが痛むと思って間違いないでしょう。

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強度面についてですが、アルミホイールのほうが頑丈です。
なぜなら、アルミ素材を含む軽合金製自動車用ホイールには強度規格があり、その試験に合格しなければ市場には出せないからです。貨物車用軽合金ホイールとして、さらにキツイ強度規格があります。
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Qアルミ製ルーフキャリアの塗装について

現在、TERZOのルーフキャリアを使用してます。アルミ製です。

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ですので綺麗とはいかないと思いますが普通に塗れる手順を教えて下さい。

どういうスプレーがいいのか、下塗りスプレーはこういうのとかも教えて頂ければ嬉しいです。

Aベストアンサー

製品は、おそらくアルマイト仕上げになってると思いますが。
下塗りに「プラサフ」を塗れば、それほど簡単に剥がれることはありません。

以下、最低必要なもの。
■600番耐水ペーパー、1000番耐水ペーパー
■脱脂剤:シリコンオフ又はシリコンリムーバー
*100均かコンビニで売っている、Zippoオイルライターのオイルでも代用できます(中身はホワイトガソリンです)。ペーパータオルに含ませてシッカリ拭けばOK。
■プラサフ
https://www.google.co.jp/#psj=1&q=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%95&tbm=shop
■カーペイントのブラック(トヨタ用ブラック202でOKです)
http://www.holts.co.jp/
http://www.soft99.co.jp/products/carcare/spray_paint.html

参考■2液ウレタンカラースプレー
http://www.mikipaint.co.jp/mall/index.php?main_page=product_info&products_id=14

600番程度の耐水ペーパーで、塗装するアルミ面を研磨(足付けです)します。
1:500円玉円を描くような渦状のキズが全体に付くように研磨します。
2:研磨の汚れを水洗いするか、水拭きして、水分を拭き取り乾燥。
3:面全体のシリコンオフで脱脂。
4:下塗り用プラサフを吹き付け。(グレー色でOK)
*薄目に吹き付け10~15分乾燥を、3~4回繰り返してグレーに染まる様に塗装。
*ドバッと吹き付けると、乾燥が遅くなるだけです。薄目に塗って乾燥させる方が、時間的に早いです。
*20cmほどの距離から、肩幅を1秒程度の腕の振りで、缶スプレーを動かせば良いです。
*市販では、ホルツとソフト99があります。メーカーによって中身の成分と封入ガス量、噴射状態が異なります。綺麗に塗るには、それぞれに合わせた塗り方をしなければなりませんが。
上記はホルツ社の例です。ソフト99社製は、もう少しゆっくり目、2秒くらいの方が良いと思います。
各社のサイトで、動画で見ることが出来るはずですよ。

5:プラサフが乾燥したら、表面にザラツキが無ければそのままカラー塗装に移行。
ザラツキがあれば、1000耐水ペーパーで、軽く(本当に軽くでOK)水研ぎしてザラツキ落としをします。
*注意:プラサフ研磨は平面だけ行う。エッジのある角は研磨しないこと。角は塗膜が薄いので、容易に下地のアルミが顔を出しますよ。
6:カラー塗装をプラサフ同様に、3~4回に分けて行う。
*最終の仕上げ塗装だけは、ややゆっくりの腕の動きで、塗装した面が水に濡れたようにシットリした状態に塗れればOKです。
*乾燥は、完全乾燥に約1週間程度置いた方がよいです。これは市販缶スプレーの宿命です。
塗って1~2時間で普通に触れますが、塗膜の溶剤が抜けきっていいないので、本来の硬度がありません。
下手に取り付けすると、軽く引っ掻いただけで容易に塗装が傷ついたり剥がれたりします。

チョッと値段は高いですが、2液ウレタンスプレーも候補に。
塗膜も厚く強いので、キズ、耐候性、耐久性も、カーショップやホームセンターの普通の缶スプレーとは性能は雲泥の差です。
*ただし、2液ウレタンスプレーは、使用状態にしたら化学反応が始まるので、12時間以内の使い切りです。保存は出来ません。
*塗料のミストを吸い込むと、普通の缶スプレーより有害です。花粉対策用で良いのでマスクは必須です。

★★缶スプレーのミストは、結構な範囲に飛びます。車やその他に飛ばない様に。特に2液ウレタンスプレーは、ミストであっても、付いて硬化すると容易に落ちません。

総額、3500円~4000円程度ですね。
質問者様は、塗装の経験が殆どない様ですから、土曜:足付け、脱脂、プラサフまで。日曜:カラー塗装、と言う具合に、時間に余裕を持って塗装することです。

製品は、おそらくアルマイト仕上げになってると思いますが。
下塗りに「プラサフ」を塗れば、それほど簡単に剥がれることはありません。

以下、最低必要なもの。
■600番耐水ペーパー、1000番耐水ペーパー
■脱脂剤:シリコンオフ又はシリコンリムーバー
*100均かコンビニで売っている、Zippoオイルライターのオイルでも代用できます(中身はホワイトガソリンです)。ペーパータオルに含ませてシッカリ拭けばOK。
■プラサフ
https://www.google.co.jp/#psj=1&q=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%95&tbm=s...続きを読む

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ケミカルでこれがいいよ!というのがあれば教えてください!
お願いします!

Aベストアンサー

錆はほっておくとどんどん広がってしまうので、きちんと直すことを勧めます。
とりあえずの応急処置としてひび割れた塗装にペーパーを当て、タッチペンで補修しておいてください。
錆の広がりを抑えるためです。


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