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 レーザーターンテーブルで再生したレコードとCDを聞き比べするFM放送番組を拝聴しました。オーディオファンで詳しいかたが聞けばその違いは歴然としているのでしょう。 ラジコ経由で録音したものを何回か繰り返し聞いてみました。

 シロートである私が聞いてもその違いはなんとなく判ります。(しかし、いい音になっているという先入観で聞くのでなおさらよく聞こえてしまうのかもしれません。)CDがペラペラした感じの2次元の音すれば、レーザーターンテーブルではもっとクリアで立体的な感じがします。(音そのもののボリュームの上げ下げによる違いかもと思えなくもないですが。)CDでは聞こえなかった楽器の微妙な音も聞こえているようにも思えます。写真で言えば隅々までよく写りこんでいるような感じでしょうか。

 しかし、アナログテレビからハイビジョンに変わった映像差くらいの差を感じているかといえばそこまで到達していないようにも思います。

 レーザーターンテーブルをお聞きになったかたの感想はどうでしょうか? またハイレゾも
お聞きになったかたはそれとの違いはどうでしょうか?



 

A 回答 (1件)

うーん、よくCD vs レコードの評論は見かけますが、単純にCDだから平面な音、レコードだから立体的な音、と言うのは、私はちょっと違うんじゃないかと思っています。



ラジコを録音したものを聞いたということですが、そのラジコそのものがデジタルであり、CDよりはるかに音質で劣るHE-AAC 48kbpsです。
もちろん、ラジコであっても音の差は当然出ますが、それを持って善し悪しを決めるのは難しいです。

レコードとCDの比較ですから、当然元の録音は同じものと思います。
その録音がいつのもので、CD化されたものはいつなのか、そのあたりでも音質差は結構出ます。

マスターがアナログ録音で、LPで出たものが後にCD化された際、物によってはLP用のマスターをそのまま用いてCD化されたものが80年代から90年代初頭にかけて多く、その頃のCDの音質はハッキリ言ってひどいです。
90年代中頃から、音源によってはCD化を前提としたデジタル・リマスタリングをされるようになってきて、音質が向上しています。
とは言え、LP時代のオリジナルのマスターとはマスタリングエンジニアも異なる場合が多く、そのエンジニアのリマスタリング次第では、オリジナルとイメージがかけ離れてしまう場合もあります。

理想的なマスタリングのCDであれば、立体感もきちんと出ます。
あとはCDプレーヤーそのものの音質にも左右されるので、業務用でも安価な部類のCDプレーヤーだと、音質的にはそれなりだったりします。


私自身は、申し訳ないですが、レーザーターンテーブルは、お店で少し聴いた程度なので、音質の評価は避けますが、今でもレコードを再生しますし、最近ハイレゾ対応のUSB-DACも導入しました。
まだPC再生用のハイレゾ音源は手持ちでは少ないですが、SACDプレーヤーは10年前から所有しており、SACDのソフトも数十枚は所有しています。

その経験から言うと、LPの音に近いのはSACDやDSDデータのハイレゾ音源、特にDSDの5.6MHz音源は空間の描き方が豊かで、PCM音源とは別物に聞こえます。

ハイレゾのPCM音源(24bit/96kHz or 192kHz)ももちろん音質がよいですが、DSD音源はハイレゾPCMのようないかにも解像度高いです、細かい音出ています的な感触はないものの、空間の描き方が自然な感じがします。
本当に録音が良いDSD音源は、スピーカーに音が張り付かないですね。ノイズレスのLPのように聞こえるのです。


あまり質問の回答になっておらず申し訳ありませんが、様々な要素が重なり合って、最終的な音になりますから、CDだから、レーザーターンテーブルだから、という比較は難しいですね。

アナログ放送とデジタルハイビジョン放送の差は、人間の視覚が客観的に解像度やノイズの差を確認できますが、こと音となると、既に70年代には相応の音質が確保されており、デジタルとアナログの差はあるにせよ、大きな差にはなっていないように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。CDの音質も録音した時期で違うというのは大変驚きです。レーザーターンテーブルを紹介していた番組ではレコードのカッティングエンジニアの技量の差も素直に表現されるということでした。溝に針を通すよりもレーザーをあてた方が詳細に形状を読み取れるということなのでしょう。DSD音源というのもすばらしいようですね。いろいろと大変参考になりました。

お礼日時:2014/12/16 12:10

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