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千葉県の内房線・外房線という電車がありますが、なぜ内と外なのかよくわからないです。名前の由来はなんですかね。

A 回答 (6件)

外房線:千葉―安房鴨川 太平洋側


内房線:蘇我―安房鴨川 東京湾・浦賀水道側

由来については皆さんのおっしゃるとおり。
ただ、南側の境界駅が館山駅ではなく、安房鴨川になっているのは興味深いですね。
南房総市の旧千倉町・丸山町・和田町は外房地域ですが走っているのは内房線。

これは建設の経緯があるようです。
外房線は1896年に開業した房総鉄道(蘇我―大原)に端を発する路線で、1907年に国有化後、1909年には房総線とされたものです。
内房線は1912年の建設された木更津線(蘇我―木更津)に由来する路線で、当初より国有鉄道でした。
それぞれが延伸をしていく中、先に安房鴨川まで延伸したのは木更津線(→改称して北条線)の1925年、
房総線は1929年に安房鴨川まで延伸し、南側でも繋がります。
その後も動きはありますが、最終的に現外房線・内房線となりました。

最後に、蛇足ですが
「内房線・外房線という電車」はありません。
「国道1号線という自動車」が無いのと同じです。
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「内房(うちぼう)」「外房(そとぼう)」という地域の名は


旧国名の「安房(あわ)」に由来しています。
現在の千葉県の南部で
ほぼ昔の安房国(あわのくに)に相当する部分のうち、
内房は東京湾・浦賀水道沿岸の地域、外房は太平洋沿岸の地域です。

「内房線」「外房線」という路線名称は、
「房総(ぼうそう)」に由来しているといっても良さそうです。
現在の内房線と外房線の区間は、それぞれ1920年代に全通しました。
1972年に改称される前は、
内房線は「房総西線(ぼうそうさいせん)」、
外房線は「房総東線(ぼうそうとうせん)」
という名称で呼ばれていました。
「房総」は旧国の安房(あわ)、上総(かずさ)、下総(しもうさ)の
総称ですが、安房と上総を指している場合もあるようです。

内房線も外房線も、昔の上総国(かずさのくに)の領域も経由しますし、
また、内房と外房の境界が館山市にあるのに対し、
内房線と外房線が分岐する安房鴨川駅は鴨川市にあります。
名目上は、
内房線の区間は蘇我駅から安房鴨川駅までで、
千葉駅~蘇我駅の区間は外房線に属していますが、
実際上は、
内房線の列車が同区間に乗り入れていることから、
同区間は内房線と外房線の双方の区間として案内されています。

外房線は、
1896年に千葉駅~大網駅の区間が開通し、
1907年に国鉄に移管されて「房総線」となり、
順次、延伸されて、
1929年に安房鴨川駅までが全通しました。
内房線は、
1912年に蘇我駅~姉ケ崎駅の区間が「木更津線」として開通し、
1919年に安房北条駅(館山駅の前身)まで延伸されるとともに
「北条線」と改称され、
1925年に安房鴨川駅までが全通しました。

1929年に房総線が安房鴨川駅まで延伸された際に
北条線が房総線に編入されましたが、
1933年に房総線は安房鴨川駅で分岐され、
旧北条線の区間が「房総西線」、
旧房総線の区間が「房総東線」に改称されました。
1972年に
房総西線が「内房線」、
房総東線が「内房線」に改称されて、現在に至ります。

□ コトバンク:「内房線」「外房線」
https://kotobank.jp/word/%E5%86%85%E6%88%BF%E7%B …
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%96%E6%88%BF%E7%B …
□ 南房総データベース:「ふるさと百科」:
 :「大正時代の館山・鉄道の開通」
http://furusato.mbit.or.jp/modules/dbx/?op=story …
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もとは「地名」です。

千葉県の地図を見てもらえばわかりやすいと思います。

千葉県はほぼ全域が半島になっていますが、その南半分はかつての旧国名で「安房(あわ)国」と呼ばれており、略して房州と呼ばれていました。
その房州の太平洋側が「外房」、東京湾側を「内房」と呼んでいます。おそらく本土に対して外側か内側かということなのだと思いますが。

そこで内房方面を走る路線が「内房線」、外房方面が「外房線」ということです。

なお、他の回答に対しての指摘になってしまいますが、木更津は房総半島の内側にあり内房線の駅です。おそらく「安房鴨川」かどこかと勘違いされているのかと思いますが…。
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山手線や大阪環状線の内回り・外回りを例に取り上げることはできません。



内房線は千葉駅から発し、蘇我駅経由で東京湾沿いを南下し、館山駅から更に太平洋沿岸に出て、安房鴨川駅までの路線です。
一方の外房線は、同じく千葉駅から蘇我駅、大網駅を経由して太平洋沿岸を南下し、安房鴨川駅までとなっています。
(千葉→蘇我間は両線共通)

一見、両線は蘇我←→安房鴨川でつながっていて、環状線のようにも見えますが、どちらの線も、完全な複線電化区間ばかりではなく、列車ダイヤとしては、一周するようにもなっていません。
列車運行としては全く別の路線なのです。
そういう意味で、前記両環状線を引き合いに出して、内と外との違いを説明することは、全くの的外れと言えましょう。

過去に、路線が少しずつ延長されるに従い、路線名も何度か変更されていますが、最終的に房総半島を南下する2つの路線のうち、外海である太平洋沿岸を主に通る線の方を「外房線」、内海である東京湾沿いが多い線の方を「内房線」と命名したもののようです。
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山手線・大阪環状線の内回り・外回りは、路線を空から見たり地図上で見たときに外側を走っている電車を外回り・逆を内回りと呼んでいます。

(つまり大崎から新宿方向に向かうのが外回り)
外房・内房も同様で房総半島を上からあるいは地図で見たときに、千葉からすぐに木更津など外側を縫うように走るから外房線・それと逆に向かう線は内房線と言うようになったのでしょう。
なお、外房・内房と言う地方名を指す言い方もありますが、これと外房線の命名とどちらが先かは不明です。
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太平洋側を走るから外、東京湾沿いを走るから内、なんじゃないですか。


路線図をぱっと見ても、そんなに違和感無いですけどね。
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