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語彙力を豊富にするための方法を教えてください
本を読めば豊富になると思ってはいるのですが、どのような本を読めばいいのかわかりません。そこでオススメの本を教えてください。

A 回答 (8件)

こんにちは。


ちょっと長くなりますが、大事なことなので時間があればお付き合い下さい。
前の回答者の人たちの回答も含め、ここに書かれている文章を読んで理解すること自体が、語彙力を上げることになりますので、頑張って読んでみて下さいね(上から目線)。

私は社会人になるまで全くと言っていいほど本を読まなかったのですが、社会人になってから浴びるほど本を読みました。現在は本に囲まれながらの生活をしています。

さて、本を読めば語彙力が上がる、というのは正解だと私も思います。
尚且つ、ここにいる方々の回答からは、「何でも読めば良い」というのが通底する考え方のようで、私もこれに同意するのですが、しかし私からちょっと補足しておきます。

ここにいる皆さんは読書カテゴリーにいますので、基本文字を読むことに苦痛を感じていない人で多読がかなりできる人が多いと思います。
ただそうした人たちは、陸上競技で言えば、トップアスリートに属する人たちなのではないかな、とも思うのです。

とある子どもに「足が速くなりたいんだ」という相談を受けて、トップアスリートが「とにかく走れ、がむしゃらに走れ、どこでも走れ」というのはある種の正解なのでしょう。ですが、基礎力を上げるにはそれは適したアドバイスなのかもしれませんが、子どもにもモチベーションもあるでしょうし、走れる時間帯や走れる場所もあるでしょう。走って速くなる喜びがそもそも出てこなければそもそも長続きもしません。栄養がそもそも足りていないのかもしれませんし、あるいは子どもは基礎的は走り方を本当に知りません。そうした時には、「直線をイメージしてその上を走るようにしてみてごらん」「走る時、足とは逆に手を左右交互に振ってごらん」と実演付きで丁寧に説明してアドバイスした方が良いときだってあります。そしてそれが出来ない子どももいるのです。トップアスリート達は概してその子らの固有の事情を把握しません。

そうした時に、もっと良いアドバイスとしては、「段階を踏まえて」「方法を教えて」「喜びも与えて」というようにもっと細かいことが教えてあげられるのかもしれません。

繰り返しになりますが、過去、学生時代に私は全くと言っていいほど本を読みませんでした。自分自身の存在が、自分の内側から溢れ出る情動で構成されているのを自覚していたので、書籍を読むと自分の気持ちが極端に整理されてしまい、そこから擬似的な死を感じた私は本を極端に遠ざけたのです。

これは私自身の体験でしたが、習慣的に本を読まない、文字を読まない人たちはそうしたある種の生理的忌避感があるのではないのかな、と想像するのです。
そのような時に聖書や古事記などを薦められたら、それこそ本嫌いが加速していたのではないか、そんな想像は難くありません(無論、語彙力はかなり上がるとは思うのですが)。

なので、先に回答された方々の回答はかなり語彙力が上がるのです、ということは肯定しつつも、それは最終的なアスリートになってからの楽しみにとっておいた方がいいと思います。
○○○国語辞典で○版と○版の変遷で解釈がマイルドになってきている、とか、言葉の解説に解釈は極力排すべきなのに、説明文がどこか皮肉めいているとか、妙に人間臭いとか・・・
↓ネットで見つけたのは下記のものです。

新明解国語辞典の魅力(入門編その1)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/m …
私は面白いと思うのですが、一般的には微妙だと思います。

さて、そうした楽しみが文章で見つけられるのは、国語が本当に超人の域の人たちですよ。

我々一般人はもっと基礎の基礎からやっていった方がいいと思います。
ということで、私が考える段階的に何をすべきか順に書いてみました。
あくまで個人的意見です。ご参考までに。

1.マンガを読む。

 「ふざけているのか」というお話しもあるでしょうが、現代のマンガは昔と比べて格段にストーリーや人間構成、そしてセリフ回しが上手くできています。テレビドラマの原作に使われたり、あるいはアニメ化して諸外国にウケがいいのは、中身が良質であるからに他なりません。
 そして文字が読めない人は本当に読めません。私の経験談ですが、文字に生理的忌避感を感じるのです。しかしそんな中でもマンガは読めるし、マンガ読みは読書人に転ずるケースも多いと言います。

 本来であれば、映画であれ、書籍であれ、文書であれ、演劇であれ、音楽であれ、マンガであれ、小説であれ、アニメであれ、新聞であれ、浴びるように見たり読んだり聞いたりする方がいいのでしょうが、しかし時間というものは限られていますので、次のものを読んで、文字に対する基礎体力をつけてから本に挑んだ方がいいと思います。

・鋼の錬金術師
・うしおととら
・寄生獣
・スラムダンク
・ぼくんち
・花の慶次

10~30巻で完結しているものを5組程度読んでいたらOKだと思います。
「ジョジョの奇妙な冒険」もお薦めなのですが、しかし巻数が長いのでこのリストからは除外しました。

余談ですが、私の知り合いに幼稚園に通う息子がいる人がいるのですが、ドラゴンボールをその息子に読ませたところ、これにのめりこんでしまい、小学校に上がる前に「魔」という漢字が書けるようになったそうです。

本を読むのが億劫であればマンガをひたすら読み続ければいいと思います。ただ、基礎の基礎が鍛えられるだけであって、時間的効率上から言ってマンガは効率がいいとは言えません。


2.中身が面白い本を読む

いよいよ書籍ですが、そもそも内容を楽しめなければ、継続できない部分もあるので、中身が軽くて面白いものを読んだ方がいいと思います。
芸能人の著書の軽い切り口のものがいいと思います。お勧めはこちら。

私ばかりがなぜもてる―たけしの初級賢者学講座-新潮文庫-ビートたけし
http://www.amazon.co.jp/dp/4101225257

そのバカがとまらない―たけしの中級賢者学講座-新潮文庫-ビートたけし
http://www.amazon.co.jp/dp/4101225265

おまえの不幸には、訳がある-―たけしの上級賢者学講座-新潮文庫-ビートたけし
http://www.amazon.co.jp/dp/4101225273

3.面白い小説を読む

小説とは言っても、面白くなければ継続しません。真面目な純文学よりも、ある程度楽しめる大衆寄りのもの(マンガみたいなもの)を選んでみました。

マルドゥック・スクランブル―The-First-Compression-圧縮-ハヤカワ文庫JA
http://www.amazon.co.jp/dp/4150307210
マルドゥック・スクランブル―The-Second-Combustion-燃焼-ハヤカワ文庫JA
http://www.amazon.co.jp/dp/4150307261
マルドゥック・スクランブル―The-Third-Exhaust-排気-ハヤカワ文庫JA
http://www.amazon.co.jp/dp/415030730X

このマルドゥック・スクランブルは一定の評価を得ています。カジノシーンが面白かったのですが、文章を読んで映画のようにワクワクするというのはこれが始めてでした。


煙か土か食い物-講談社文庫-舞城-王太郎
http://www.amazon.co.jp/dp/406274936X

夜は短し歩けよ乙女-角川文庫-森見-登美彦
http://www.amazon.co.jp/dp/4043878028

ここら辺からアクが強くなってくるかな・・・? 上記二冊は読む人を選びますのでご注意を(一応紹介するだけしました)。


4.対談ものを読む。

対談ものは、基本的に人が話しているのを文字に起こしているので読みやすいはずです。

インテリジェンス-武器なき戦争-幻冬舎新書-手嶋-龍一
http://www.amazon.co.jp/dp/4344980115

インテリジェンス(簡単に言うと諜報・スパイ)の事情に「お詳しい」お二方の対談本。
「いやいや僕なんてインテリジェンスに比較的近いとこにいましたけれど全然本職じゃないですよいやほんとまったく」とか二人とも言っておられますが・・・。
世界情勢を皮斬りに、公開できる情報スレスレでの丁々発止が良い。
「その内容は危険なので一回対談を打ち止めにしましょう。」と言った発言も。

5.ここで本丸へ。

ここまで来たら大体の書籍は読めると思います。
ここまで来たら私からお薦めする下記の書籍を読んで頂ければと思います。

学問のすゝめ(伊藤正雄校柱版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4061597590
一万円札の肖像でお馴染み、福澤諭吉の学問のすゝめですが、私は生涯の読書はこれ一冊で良いと思っているくらいです。
上記の伊藤正雄氏校柱版はほぼ古文に近いので難しいとは思うのですが、頑張って読めば読めない事はありません。
斉藤孝さんの全訳本も出ていますので、難しそうであればこちらを(ただ私としては心情的に伊藤校柱版を薦めたいです)。
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「語彙力をつける」ことを目的に読書しても、苦痛で長続きはしません。


推理小説でもSFでも、エッセイでも、あなたが興味を持った本を
手当たり次第読んでみることを勧めます。

あ、でもエッセイはどちらかというと口語文(話し言葉)のものが多いから
語彙力の向上にはあまりお勧めできないかも。

とりあえず、図書館で並んでる本をながめて「これだ」って思った本を手に取ってみてください。
最後まで面白く読めた本があれば、同じ作者の本を読む、同じジャンルの本を読むなど
点から線、線から面へと読書の幅を広げていけば、自ずと語彙力はつきます。
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図書館に行って


棚に有る本を端から全部読めば良いですよ
さすがに端から全部はきついので
興味の湧いたタイトルの物を選べば良いでしょう

ただ
知っている と 使いこなせる では違います

本を読んだだけでは、その単語を使えるようにはなりません
人に話して、アウトプットする事で、
その単語を使いこなせるようになれるのです
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なにを読んでも役に立つと思います。



ならば回答に付け加えることもないだろうということになりますが、あえて申し上げたいのは、新聞は文体が悪いので、読むには注意がいることです。
普通、文章を書くときは、150字で書くならば150字での起承転結、300字で書くならば300字での起承転結の割り振りを考えて書きます。
新聞は違います。締め切り間際に大事件の速報が入ったならば、その記事を押し込むために先に書いてある原稿を縮めなければなりません。
普通のまともな文章であれば、200字なら200字の原稿を150字にするには起承転結の配分から書き直さなければなりません。新聞の締切間際にはそんなことはやっていられません。
デスクが、機械的に後ろの3行とか、後ろの5行とかをバッサリ消すのです。
新聞の文章というものは、はじめからそういうふうに書いてあるのです。新人記者は大学時代のレポート文章とは違う、まず起きたことを書いて、それから同心円状に詳しくしていく、尻尾を切られても途中までで意味が通じ体裁の整う新聞文章の書き方を教え込まれます。
(ただし、生活欄文化欄などの解説記事は別です。社会面の事件記事などのニュースです)
語彙を増やしたいと考えていらっしゃる場合、新聞記事の文章は、そういう特徴があるへんな文章だと承知している必要があります。
天声人語は、昔は荒垣秀雄といった名文家がいましたが、今の執筆者は信用できません。
聖書、辞書は目の付け所がいいと感心します。
何を読んでも役に立ちますが、チャイナ古典も外せないでしょう。物語性のある「史記」が入りやすいかと思います。
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手っ取り早く社会情勢などの単語を身に着けるなら社説集をお奨めします


天声人語などは受験対策としても有名ですね
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国語辞典。


真面目に回答しています。
結構面白いですよ。
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宗教的な意味ではなく聖書。

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 新聞
 
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