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卵子の染色体が第一減数分裂中期以降、精子が侵入して第二極体を放出するまで卵細胞質膜付近に留まったままなのは何が作用しているからでしょうか?
以前に論文か何かで読んだ気がするのですが、すっかり忘れてしまいました。
どなたかご存知ありませんか?

A 回答 (1件)

卵母細胞の減数分裂を休止させる因子は


卵母細胞を取り囲んでいる顆粒膜細胞や卵胞の中に蓄えられた卵胞液の中に、
存在すると考えられています。

そのうちの一つはヒポキサンチンという核酸の誘導体です。
他にもあるようですが、詳しい性質については現在もわかっていないようです。
体内で下垂体から放出されるホルモンの刺激によって減数分裂を再開します。
ホルモンは卵母細胞を取り囲んでいる顆粒膜細胞にまず作用します。
その後、顆粒膜細胞からどのような信号が卵母細胞に伝えられるのかは、
まだよくわかっていないそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ただ、期待していた回答とはちょっと違うようです。
染色体(+紡錘体)は第一減数分裂中期から精子侵入まで卵細胞質の縁に留まっています。
それでは、いったい何の作用によって染色体を細胞質の縁に留まった状態にしておくのか?ということが知りたかったのです。
ヒト卵子を顕微授精するような仕事をしていますが、たまに紡錘体が細胞質の中心に存在する卵子を見ることがあります。そういった卵子は受精後成長がよくありません。今後そういった卵子にたいしてどう対応すればいいか悩んでいた所でした。

お礼日時:2015/03/04 11:42

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