限定しりとり

電線地中化1%台で遅々として進まないと言われる日本でも、オリンピックの開催を目指して都心部など無電柱化が整備された道路が増えて来ました。しかし高い工事費の末、電線を地中化した道路でも交差点ごとに交通信号線が道路を横切りせっかくの景観を台無しにしているケースが良く見られます。理由は何故でしょうか?道路管理者と警察の管轄がちがうのでしょうか?海外では電線のある道路でも信号線は保安上地中化されていることが多いようです。都市、農村問わず全国の電線が地中化されているオランダに長く住んでいたせいか、蜘蛛の巣電線が気になります。よろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • 回答者の制限は全くございません。どなたでもご意見をお願い致します。
    システムがよくわからず、回答者制限のようなマークにチェックをつけてしまい申訳ありません

      補足日時:2015/03/13 14:57

A 回答 (3件)

私が知っている限りで、電線地中化したところで、信号用の線だけが架空配線になっているのは思いつきません。

住まいは横浜で都内まで仕事に行きますので、相当数の地中化地域を見ているつもりです。

ただ、ネットなどで調べてみても、確かに一部地中化している地域なのに電線が飛んでいるところがあります。
これは推測ですが、
・交差点全体まで地中化が終わっていない
・地中化とは別に道路拡張工事とか最終の形まで終わっていない
・配線ルートの都合上ここから先(またはここまで)架空配線にする必要がある。
などの理由があると思います。

一例を挙げます
・横浜市西区浜松町交差点(国道1号と16号交差)
https://www.google.co.jp/maps/search/%E8%A5%BF%E …

ここは、この交差点から東方向(東京方面)の国道1号線が拡張工事をしており、電線の地中化が完了しています。ただ立ち退きが完全ではないので、これから拡張工事をする予定のところです。
西方向(小田原方面)はほぼ完全に拡張工事も地中かも終わっていますが、北側の道路拡張に合わせて、車線などは再整備されるはずです。

この交差点はいろいろな電線が架空で飛んでいるのが分かると思います。
・横浜市西区戸部7丁目交差点(国道1号線)
https://www.google.co.jp/maps/place/%E9%AB%98%E5 …

こちらは、浜松町交差点から1キロほど東京よりの交差点ですが、みなとみらいの工事や地下鉄工事に関連して完全に道路改修工事が終わっている場所です。

この交差点の信号機には架空電線はまったくありません。しかし、この交差点から入る細道には電柱もたくさん、電線もたくさん残っていますのでこれからの工事が待たれるところでしょう。いや、永久に地中化できないかな・・

中途半端な地中化のところはなんらかの理由があるのだと思います。

また、そもそも地中化がそれほど「すばらしい」ことなのでしょうか。
オランダを含めた城壁都市から発展したヨーロッパの国々は、その都市の権威を高めるためにもすばらしい町並み・教会・広場などを競ってきました。そのため、景観も「公共」である、という概念が近代以前からあり、景観を守るために選択物を窓に干せない、という日本人からすれば本末転倒に感じるデメリットもあります。
 私は防災関係の仕事をしていますが、地中化は地震に強いといわれる一方で、共同坑内で火災や浸水などがあると、被害が拡大し、また復旧に非常に時間がかかる、というデメリットも存在します。
実際に、静岡市の共同坑で火災があったときには消火作業が困難で被害が拡大した、という事例もあります。
日本のように木造住宅の多い地域で電線をなくすと、落雷時に家屋の被害が大きくなるというデメリットもあります。

大規模道路や商店街などメリットの大きいところもあるでしょうから「東京オリンピックに向けて地中化推進」といのはいいことだと思います。

しかし、それ以上の工事は費用対効果を見極める必要がありますし「電柱があるから、景観が悪い」というのは、なんとなく割り切れない思いがあります。あ、私もアメリカですが海外生活経験がありますので、中級分攘などに電線がないことはよく知っています。
それでも、日本は日本だと思いますよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳細な回答を戴きありがとうございました。
「電線地中化しているところで信号用の線が架空となっているところは思いつかない」との仰せですが、これらの事例が非常に多く、費用をかけて電線を地中化したせっかくの景観を妨害していると感じております。
道路管理者管轄の省庁と警察の連携がとれているのか、予算の不足なのか理由は不明ですが、3件共道路自体の電線地中化は完了しており工事中ではありません。それゆえ質問させて戴きました。

その事例3件です
事例1.東京都港区愛宕付近(都道)
https://www.google.co.jp/maps/@35.663767,139.749 …
事例2.東京都小平市小川東町付近(府中街道)
https://www.google.co.jp/maps/@35.737094,139.465 …
事例3.東京・秋葉原駅付近(国道4号昭和通り)
https://www.google.co.jp/maps/@35.699403,139.775 …

都市農村を問わず配電、交通信号、ネット、ケーブルTVが地下配線のオランダに12年生活しましたが、彼らからすると水道、ガスの配管と同様、電線電柱はないのが当たり前の社会です。電線電柱が景観を損ねるだけではなく、台風や地震などで電信柱が倒壊し消防車、救急車などの通行障害や切れた電線で感電の恐れがあったり、架空電線により消火活動の妨げになるなど都市、住宅地では危険な存在であります。電線があるほうが日本らしいなどと言う人もいますが、何故電柱が世界一多いことが誇らしいことか理解できません。保守がしやすいといいつつ一般家庭で電気電話線が部屋の空中にあることはほとんどありません。山中まで地中化すべきとは思いませんが、防災道路、景観保護地域、通学路。住宅地などを優先的に電線地中化を推進して戴きたいと願っております。

お礼日時:2015/04/07 13:59

日本ではしばしば「花の建設 涙の保全」と言われます。


道路を作れと要求した政治家も、完成後は知らん顔。
東京都みたいに金のある自治体以外は地中化しても維持できないみたいですよ。

ヨーロッパは良いものを手入れしながら長く使う文化があります。
日本は壊れるまで直さない(だから日本製品は壊れにくく作られている)
その違いもあると思いますよ。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。欧州などでは電線地中化も共同溝というより直接ケーブルを埋めていることが多いです。補修作業も道路上の石畳やレンガを取り除き、地下配線を掘出し修繕後はまた同じ石やレンガを使って舗装しています。技術の進んだ日本ですので費用や維持費用の一層の軽減策に期待しています。電線地中化と言ってもどこかの大きなダム工事より保守費用は少ないと思います。

お礼日時:2015/04/07 14:31

施工費用が地上の3倍


修理箇所がすぐに判らない
修理するのに地上の交通を止めないといけないから
修理するのに道路を掘削、補修しなければならない
保守、点検が容易にできない
保守、点検費用が数倍

メリットがないんです。
電線も日本の文化、景観だと思いますよ、昔からあるから
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。日本には電柱が3500万本(都内で95万本)あり街路樹より多く、地中化が以前より進んだ現在でも毎年7-8万本電柱が増えているそうです。全国道路延長のわずか1%程度しか地中化されておらす、もっとも進んだ東京でも都道、国道などは30%程度、市道、区道は特別な場所を除いて地中化は程遠く、危険なトランスを乗せた電柱が林立し電線が輻輳しています。せっかく京都を訪れた外国の観光客も景勝地に電線が複雑に空を舞う状況に落胆しています。もともと日本にも電線はなかったのです。日本でもガスや水道管は地中埋設が普通です。一緒に工事すればよいというのが彼らの意見でした。以前のきれいな景色と文化、景観を取り戻すためと災害防止の観点からも電線地中化は必要と考えています。

お礼日時:2015/04/07 15:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!