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建築時に、液状化に対する対策をとることは可能なのでしょうか?
もし取れない場合は、液状化してしまったらその上に立っている家は、どうなってしまうのでしょうか?
修理で元どうりになるのか、それともパーになるのでしょうか?

現在土地を探していますが、希望の場所が、
埋立地で液状化の可能性がありそうなので、教えてください。

A 回答 (3件)

>建築時に、液状化に対する対策をとることは可能なのでしょうか?


下記のHPに書いて有ります。

>その上に立っている家は、どうなってしまうのでしょうか?
液状化すれば土台が変形や傾きを起こすので、住めなくなるでしょう。また、土台がだめになった場合は修理出来るレベルではありません。

昔、田圃や畑、または埋め立て地の場合は注意が必要です。
心配であればなおさら専門家に依頼し地盤の検査を受けるべきです。

参考URL:http://www.toukaijishin.com/tsuyoiie.html
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液状化しないような対策というのも考えられてきていますがまだ研究途上です。



で、軽量な木造住宅の場合は、現時点でも液状化しても被害を軽微にとどめることの出来る、住宅に対してとるとよいという対策はあります。これは基礎をベタ基礎として、その基礎の仕様を、200mmスラブ厚、13mmのダブル配筋とする方法です。
どういうことかというと、ベタ基礎を強固なものにすることで、たとえ液状化により建物が不同沈下してしまっても、そのまま沈下した方をジャッキで持ち上げて復旧できるようにするのです。
布基礎やベタ基礎でも上物を完全に支えることの出来ない基礎の場合だと、基礎が壊れるなどして建物自体に被害が及びます。でも強固なベタ基礎で、更にベタ基礎の一方を持ち上げても折れてしまわないだけの強度があれば、簡単にジャッキアップできるという話です。
この場合の復旧費用は比較的軽微ですみます。
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液状が現象がはっきりと確認されたのは1964年の新潟地震です。

この際には鉄筋コンクリートの団地が完全に横になったりしました。そのため液状化についての研究はわずか40年しか行われていませんが、最近は事前に調査すれば液状化現象が起きやすい地盤かどうか、わかるようになっています。

これにより昔は軟弱な粘土地盤に比べて良好な地盤と考えられていた砂地盤の方が液状化現象を発生しやすいことがわかっています(だからといって粘土地盤の方が安全というわけではありません)。

大きな建設会社などでは、液状化対策技術を開発しており、液状化対策は建設前に地盤に対策を施すことによりある程度可能となってきています。但しこれらは多大なコストが生じます。

液状化が発生した場合、建物がどうなるかというと基礎が完全に壊れて使用できなくなる場合もあります。
また、単に地盤から水が吹き出る程度の場合もあります。また、浄化槽など地中に埋設した軽量物が浮き上がってくることもあります。

これは地震の大きさとの関係ですので、滅多に発生しない地震に対していくら費用をかけてもよいかという建築主の考えとも関係します。当然安全にしようとすればすれほどコストはかかります。

なお、日本は地震国で地震に対して安全といいきれるほどの地盤はほとんどないと考えてください(粘土地盤は液状化の可能性は少ないが他の地域より軟弱で地震動が大きくなりやすい、山間部は頑丈な土地だけと崖崩れなどの可能性がある。などなど)

最後に、埋め立て地ということで液状化を心配しているようですが、液状化現象は表面的な地盤だけでなく、元からある深い地盤の性状による影響のほうが大きいので、お住まいの地域の役所問い合わせてみてはいかがでしょうか。地域によっては液状化マップなどを作成しているところもありますので。
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