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今現在、500w白熱球用のライトコントローラーに0.8ミリのニクロム線(1m)を付けて自作の発泡スチロールカッターとして使用しています。
ライトコントローラーのボリュームを中位に上げるとニクロム線0.8ミリが溶断しています。
これを1.2ミリのニクロム線に変えたいのですが、ニクロム線の抵抗値を前の0.8ミリ1mの時と同じになるまで1.2ミリの長さを長くすれば、ライトコントローラーは過電流で破壊されずに使えますか?
ライトコントローラーは40〜500w(500VA)
です。

A 回答 (1件)

ニクロム線を太くすると、抵抗値としては下げ方向になるんで、電流が増大してコントローラーを破壊しやすくする方向に働きますが。

というのも、0.8mmから1.2mmにすると断面積は2.25倍だから、同じ電圧をかけた時に流れる電流が2.25倍に増えて消費電力も2.25倍になります。線を太くすればするほど抵抗値は小さくなるんです。

なのでコントローラのことを考えるなら、線を細くする方が安全だということになります。熱量の問題はあるでしょうけど、1mのニクロム線で100%電圧でもコントローラをぶっ飛ばさずに使用するためには、抵抗値が20Ω/m以上のものが必要です。

今のニクロム線の1mあたり抵抗値がどれくらいかは判りませんが、以下のメーカー資料で見た感じだと0.8mmで2.15Ω・1.2mmが0.955Ωでした。線種というか成分によって違う値になるので目安ですが、今は確実に抵抗値が小さすぎます。20Ω/m以上に該当するニクロム線は、0.26mm品となります。

http://main.tokyo-resistance-wire.com/products/n …

この抵抗値を使って計算すると、直接100Vをかけた場合はとんでもない数字になりますね。

0.8mm:
100[V] / 2.15[Ω] = 46.51[A]
∴100[V] x 46.51[A] = 4651[W]

1.2mm:
100[V] / 2.15[Ω] = 104.71[A]
∴100[V] x 46.51[A] = 10471[W]

これじゃあコントローラ以前にブレーカーが保たないし、保ったとしてもこんな大電流を流せば、細いニクロム線など一瞬で溶断します。銅線でも余裕で許容電流を超えています。ちなみに0.26mmだと、

0.26mm:
100[V] / 20.3[Ω] = 4.93[A]
∴100[V] x 4.93[A] = 493[W]

今でも真ん中くらいで溶断してるという話ですが、ニクロム線が溶断してヒューズのように保護する形になっているから、コントローラが助かっているだけではないですか?電圧が半分になれば電力は4分の1になるけど、それにしたってまだ1000Wを超える計算ですからね。そこへ1.2mmを持ってくると2500W以上が加わることになるわけで、いよいよコントローラがやばいでしょう。
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