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粟津則雄著の「自画像の魅力と謎」を眺めていて、気になったことがあります。
11名の画家の、表紙と口絵の自画像33作品について、顔がどちらを向いて描かれているか、を数えてみました。
結果は、右向きが21点、正面向きが6点、左向きも6点でした。
なお、右向きとは、絵の人物の右耳の方が見えている場合としました。11名の画家は、明治時代以降の日本人です
全体で33作品のうち、右向きが21作品で、偶然とは思われず、多いと思います。
なぜ、自画像で、右向きが多いのですか?

A 回答 (1件)

自画像は鏡に自身を映して描きます。


大凡の人々は右利きです。
自分の左斜め側面を見ながらの方が当然描き易いからです。
勿論サウスポーの方達はその逆になります。
自身の右斜め側面を見ながら描いてご覧になるとわかります。画面を同時に見ながら描けないことが解るはずです。よって、大凡の人々は右利きですから、正面から左斜め側面を鏡に映して、映る自身と描く画面を同時に見ながら描くということになるのです。したがって右向きが多いわけです。正面はどちらの利き腕でも大丈夫です。
右利きの人が、敢えて右側面を描こうとすると、自身の右腕が画面の目の前を横切るのでとても描き難いのです。
敢えて描がこうとすれば描けます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<右利きの人が、敢えて右側面を描こうとすると、自身の右腕が画面の目の前を横切るのでとても描き難いのです。>
なのですね。実は、私は、人の右顔と左顔は、なにか違った精神状態を表すのかな、と思っていました。

お礼日時:2015/08/23 08:51

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