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わたしはスキーをするのですが、ここ数年前からロッカーという板がでてきてとても気になります。
どんな板なのかご存知の方お教えください。

A 回答 (2件)

簡単に言えば、板の先端(又は先端と後端)のそりあがっている部分が今までより少し長いタイプの板です。

カービングスキーに変わりはなく「ロッカー入りカービングスキー」という感じです。

2枚のソールを重ねて、中央ベンドを手で押してみると、先端が(又は先端と後端が)ほんの少しチューリップ状に開きます。
これによってフラット時は接雪長が短くなってクルクル。傾けていくと板本来の有効エッジ長になって安定性が出ます。
悪雪やパウダーの浮力を求めて従来よりもワンサイズ長めを選んでも、取り回しに困りません。
ちなみに、ロッカーが入っていない従来の板を「キャンバースキー」と呼びます。

カービングスキーが出た当初、いろんなタイプがありましたよね?
それと同じで、用途に合わせていろんなタイプのロッカーがあります。

初心者やレジャー向けの板は、軽くクルクル回る方向に。

上級者の整地向けの板はロッカー控えめ。先端ほんのちょっとだけに留めてビシッと。隠し味程度ですが、ターン弧の調整が楽になっています。

悪雪やパウダー向けの板はロッカー多めで浮力を確保。

クルクル回ったりトリック用の板は前後共にロッカーが入っていたりします。

中には中央ベンドがない「ゼロベンド」というタイプや、完全逆反りの船底型もあります。

カービングスキー登場当初はサイドカーブの大小を気にしていましたが、今は板の用途や性格づけに合わせて適正なサイドカーブが設定されるようになり、あまり気にする必要がなくなりました。
ロッカーもそれと同じで、板の用途や性格に合わせてロッカーの割合をうまく設定してある感じです。
ただ、まだ試行錯誤があって、ロッカーの入れ過ぎで従来より2サイズ長めでちょうど。今までの感覚で長さを選ぶとまるで初心者用の不安な板…という地雷モデルもありました。

この図がわかりやすいのですが、「ツインロッカー」と「パウダーロッカー」の絵が逆になっています。
http://snow.gnavi.co.jp/gear/ski/board/rockerboa …
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詳しい説明はこの辺で


http://www.websports.jp/choice/choise_ski.htm

ザックリ言うと、今までのスキー板の常識では、先端付近と尾端付近が接地して中央部は浮いた状態から荷重をかけると板全体が接地するイメージ

対してロッカーは、板の反りが今までの逆
結果、エッジの接地長が小さくなるので小回りが容易

整地された高速バーンをかっ飛ぶような場合には安定性に欠けて怖いが
ノンビリゆったり滑る分には楽
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