dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

長年疑問に感じていることがあります。
「断定調」と「断言調」はどう違うのでしょうか。どのように使い分けるのがよいのでしょうか。
「自分はこうしている」というかたがいらっしゃったら、是非使い分けを教えてください。

 まずネット検索してみます。

「“断定調”」の検索結果。約 19,400 件
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …
「“断言調”」の検索結果。約 5,570 件
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …

 世間では「断定調」のほうが優勢なようです。
 そもそも「断定」と「断言」とはどう違うのかも不明です。
 下記の類語辞書では「断定」と「断言」を類語とは考えていないようです。

【決断(けつだん)/決定(けってい)/断(だん)/判断(はんだん)/断定(だんてい) 】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/3220/m0u/ …
==============引用開始
[共通する意味]
★物事を決めること。
〔断定〕スル
▽警察は彼のしわざだと断定した
▽断定的な口ぶり
==============引用終了

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/10822/m0u …
【言い切る(いいきる)/断言(だんげん)/確言(かくげん)/明言(めいげん) 】
==============引用開始
[共通する意味]
★自信、決意をもって、はっきりと言うこと。
[使い分け]
【1】「言い切る」「断言」「確言」は、しっかりした根拠や信念に基づいて、確信をもって相手に言う意だが、「言い切る」「断言」「確言」の順で確信の度合いが高く感じられる。
==============引用終了

「断定」は口にしないが「断言」は口にする、という違いはあるようです(当然ですね)。
 しかし、どちらも使えるケースも多そうです。

警察は彼のしわざだと断定した
→「断言」にはしにくい。しかし「ある警察関係者が彼のしわざだと{断定/断言}した」なら両方OKでしょう。
断定的な口ぶり
→「断言的」にはしにくい。しかし「{断定/断言}調で語った」なら両方OKでしょう。

 もしかすると、言っても言わなくても使える「断定調」のほうが用途が広いので無難なのでしょうか。「断言」でなければおかしい例って……ありますか。
 Web辞書の例文を見ます。

■断定──「断言」にはしにくいものがチラホラ
https://kotobank.jp/word/%E6%96%AD%E5%AE%9A-5644 …
『大辞泉』
「証言を虚偽と断定する」「断定的に言う」(なぜここだけ「—」を使わない?)
『大辞林』
「—を下す」 「 A を犯人と—した」 「—的な言い方」
※やはり「断言的」はちょっとヘン。「断言的に言う」は重言風。
「断言を下す」はヘン。 「{断定/断言}する」なら両方OK。

https://kotobank.jp/word/%E6%96%AD%E8%A8%80-5638 …
■断言──どちらも{断定/断言}の両方OKでしょう。
『大辞泉』。
「絶対に失敗はないと—する」
『大辞林』
「犯人は彼ではないと—してもよい」

質問者からの補足コメント

  • 昨晩、「お礼」を書きました。
     自分の書いたブログを卑下したら、内容に問題があると判断されて削除されました(泣)。たしかにそう読めなくはありません。
     再投稿もできないようです。詳しくは下記をご参照ください。
    http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12090500978.html

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/11/01 10:12

A 回答 (14件中1~10件)

「断定」と「断言」との違い、というよりそれぞれの概念が食い違ったまま、論議していてもしようがない。

ここは次のサイトに任せておいて、「断定調」と「断言調」の具体例を見て行こうではありませんか。
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%96%AD%E8% …

http://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%96%AD%E5% …

1. あるサイトでは、「です・ます調」と「断定調」を対比させています。この場合は明らかに「だ・である」体を「断定調」と言ったに相違ありません。これは、明治の言文一致運動で、「ダ」体・「デス」体・「デアル」体がほぼこの順序に出てきて、最後は「デアル」体に落ち着いたのですが、こんなのは「断定調」など持ち出して話をややこしくしているだけですから、無視していいでしょう。
2. 前に紹介したサイトでは、「話し方の指導」の一環として「『断言調』で言ってみる」と言っていました。普通の話体の中に、わざと「断言的な言葉を入れてみる」と効果があると言うことでした。こんなところで「断言調」など使わず、具体例を挙げてみればいいのに、「下手な話し方指導だ」というのが、率直な感想です。こんなレベルの人が「断言調」などという訳の分からん言葉を使っているのでしょうか。
 取り敢えず、二つの例を挙げてみました。何か意義ある使い方を見つけたらぜひ紹介してください。
この回答への補足あり
    • good
    • 1

>あれが削除されるなら、もっとホニャララな例はあるはずですが……。



いや、誤解ですよ。誰も自分のブログに対して誹謗中傷するなど考えもしないから。別人のブログと思ったのでしょう

>「断定形」を使うべきなんですかね。
 リンク先の例文で考えます。「断言する」に持ち込むには加工が必要な気がします。

1)→1)B 何を根拠にあんな珍説を断定的に語るのだろう。
2)→2)B 当方がコメントを入れたあとに、妙に断定的なコメントが入った。
3)→3)B そういうデタラメを断定的で書くんじゃない!
4)→4)B これは、あまり断定的に話してはいけない、という意識が働くためのようです。
5)→5)B どんなに断定的に書いてある文献があっても、たしかな根拠などないはずです。
 
 私なら、このように書きます。ちょっと頑なかも知れません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはり「断定的に」を使うのが賢明ですかね。

 当方の感覚はNo.12の「お礼」に書いたとおりです。
==============引用開始
 おそらく「断定調」のほうが用途が広いと感じているような。ちょっと屁理屈っぽくなりますが……。
 たとえば「そんなことはないだろう」は、「だろう」がつくので「断定(形)」ではありませんが「断定調」です。
「そんなことがあるのだろうか」(反語?)にいたっては、「断定(形)」ではなくても強い「断定調」で。
==============引用終了

 意味的に考えると、「断定的に」のほうが「断定する」よりも「的」を使ってボカしているのでしょう。この「的」は「調」に通じなくもなくて……。

お礼日時:2015/11/07 18:22

>「少納言」で検索してみました。


http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/search_form
■「断定調」は2件(ブログがもっとヒットしてもいいのに)で、「断言調」はありません(泣)。
「少納言」は書籍、雑誌、広報などが相手で、ネット記事は対象にしていないようです。
それにしても「誹謗中傷」に当たるようには思いませんが。「文芸」「週間朝日」に遠慮したのか、その筆者に元首相が含まれていたからか。元首相と言えば、最近「誹謗」ではないけれど、批判的な回答を書いたが、削除されなかった。
>自分の書いたブログを卑下したら、内容に問題があると判断されて削除されました(泣)。
 あ、そういうことでしたか。自分で自分を誹謗中傷したと? 悪いけど、これは本当の大笑いですね。

 わたしは文学史などで使われる「調」という語にこだわりがあり過ぎたようです。「逆引き大辞林から引用した語句の内、哀調・諧調・天明調・天和調・風潮・万葉調・古今調・新古今調・翻訳調・七五調・五七調・格調・破調・月並調・論調はそれなりの意味合いがあるので、単なる文型に使い出したら、切りがなく広がっていきそうに思われるので。断定調・否定調・疑問調・反語調・推量調・完了調・過去調・伝聞調等々です。その点「断定形」なら安心できそうです。(当然「断言形」は使えませんね。ただ「断言」は文型ではないので、それでいいと思います)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「少納言」はYahoo!知恵袋、Yahoo!ブログなども検索対象にしているはずです。普段はまずは全ジャンルで検索します。
 あまりにもヘンなものがかかるときは邪魔なので検索対象から外します(笑)。

>悪いけど、これは本当の大笑いですね。
 笑うところではありません(泣)。
 あれが削除されるなら、もっとホニャララな例はあるはずですが……。

 知り合いに訊いてみたところ、やはり〈「調」をつけずに「断言」しちゃえばいんじゃないでしょうか〉とのことでした。

「断定形」を使うべきなんですかね。
 リンク先の例文で考えます。「断言する」に持ち込むには加工が必要な気がします。

1)何を根拠にあんな珍説を断言調で語るのだろう。
→1)A 何を根拠にあんな珍説を断定形で語るのだろう。
→1)B 何を根拠にあんな珍説を断定的に語るのだろう。

2)当方がコメントを入れたあとに、妙に断言調のコメントが入った。
→2)A 当方がコメントを入れたあとに、妙に断言形のコメントが入った。
→2)B 当方がコメントを入れたあとに、妙に断定形のコメントが入った。

3)そういうデタラメを断言調で書くんじゃない!
→3)A そういうデタラメを断定形で書くんじゃない!
→3)B そういうデタラメを断定的で書くんじゃない!
4)これは、あまり断言調で話してはいけない、という意識が働くためのようです。
→4)A これは、あまり断定形で話してはいけない、という意識が働くためのようです。
→4)B これは、あまり断定的に話してはいけない、という意識が働くためのようです。

5)正確なところはわかりません。どんなに断言調で書いてある文献があっても、たしかな根拠などないはずです。
→A どんなに断定形で書いてある文献があっても、たしかな根拠などないはずです。
→B どんなに断定的に書いてある文献があっても、たしかな根拠などないはずです。

 なんか違うなぁ(泣)。

お礼日時:2015/11/02 21:09

「断定調」と「断言調」について


 「回答へのお礼」は削除される前に読みました。わたしはネットないのリンクをたどることに不慣れで、結局どういう例を挙げられたのか、分からないまなでした。それが他人に対する誹謗中傷の故に削除されたのが、分からぬままです。
 視点を変えて、ネット上で活躍する人たちは、自分の使う言葉をどのようにして身につけてきたのでしょう。
「断定調」と「断言調」という言葉は、「青空文庫」には出てきませんでした。もっとも作者の死後50年という制約のため一番新しくても、1965年(昭和40年)より前という古い時代のことですから、現状とは食い違っても当然のことです。しかし、その中で「断言的」という語が「哲学」の本にしか出ていなかった、という話をしました。しかし、それだけではなく、「広辞苑」「大辞林」「大辞泉」というようなネットでも出て来る辞書も含めて「断定調」と「断言調」という言葉は載せていません。しかもそれだけではなく、「断言的」という言葉すらも「青空文庫」の場合と同様に特別扱いして、
  断言的→ 【定言】
[論] なんらの仮定条件をつけずに端的に述定する立言。断言。直言。
 として、定言的三段論法というようなものにまで言い及んでいます。
そうすると、「断言する」はともかく、「断言的」や「断言調」も本来使わない方がいいのではないか、と思います。
 しかし、ネット上では「断言調」や「断定調」は曖昧な区別のまま使われているのだから、これはここではっきりと「ネット方言」と名づけて置きましょう。方言は別に悪い者ではなく、むしろ大切なものですが、この種の方言はあまり共通語になってもらいたくないものです。参考までに「逆引き大辞林」から「~調」の例を引用しておきます。これから、「調」がどんなニュアンスを待っているかを感じとってください。

 水調 双調 平調 上無調 移調 哀調 快調 階調 諧調 再調 正調 声調 整調 純正調 体調 低調 平調 天明調 空調 好調 貢調 高調 硬調 平行調 絶好調 同調 風潮 急調 協調 強調 労使協調 商調 情調 異国情調 租庸調 長調 万葉調 佳調 嘉調 歌調 画調 基調 色調 大食調 太食調 黄鐘調 乞食調 盤渉調 口調 句調 べらんめえ口調 格調 楽調 俗調 復調 逆調 翻訳調 曲調 古調 五調 語調 七五調 復古調 詩調 沙陀調 五七調 一調 壱越調 失調 運動失調 栄養失調 筆調 手不調 律調 天和調 巴調 破調 悲調 不調 四大不調 歩調 月並調 無調 下無調 主調 呂調 話調 暗調 音調 完調 竜吟調 古今調 新古今調 堅調 根調 新調 単調 短調 転調 軟調 変調 周波数変調 振幅変調 パルス変調 順調 乱調 臨調 麦林調 論調
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>わたしはネットないのリンクをたどることに不慣れ
 申し訳がございません。前後を長々と引用する気になれなかったもので。

「No.10への補足」のリンク先に、「お礼」を復元しました。
 前置きも加筆しました。
「どういう例」かも、「誹謗中傷」と誤解された理由もわかるかと思います。

「少納言」で検索してみました。
http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/search_form
■「断定調」は2件(ブログがもっとヒットしてもいいのに)で、「断言調」はありません(泣)。
1 僧ではないのだからそれでいいのだ」という、ちょっと頭のいいバカボンのパパみたいな断定調、これは買えるんじゃないか、と。
中原 昌也(著)/ 文藝編集部(著)/ 渡部 直己(著) 1970/ / 1950 男/ / 男 雑誌/教育・学芸/文学/芸術 文藝2001年冬号(第40巻第4号)

2 手で、タレント性を遺憾なく発揮した。本会議や予算委員会での答弁も歯切れがいいし、断定調。風貌も清潔感がある。あの髪形で相当数の女性が小泉くんを支持した。 中曽根 康弘(著)/ 中西 豊樹(著)/ 久江田 知佳(著) 週刊朝日2001年6月1日号


「断言調」に関しては、「ネット方言」の可能性は否定できません。
 あるいは「文章読本方言」なのかもしれません。ただ、当方はすっかり毒されていて。
〈「断定調/断言調」で書け〉は、ほぼすべての実用書系の文章読本があげている心得です。ただ、正確な言い回しは……。

 可能性が高そうだった『成川式 文章の書き方』のP.42のタイトルは〈文章は、断定形で書く〉でした。
〝形〟ですね(泣)。

 現段階の考え(暫定)。
1)「断言」は極力使わずに、「断定」を使うほうが無難かも。
2)「断言調」は×。「断定調」は△。
 ただし、リンク先であげた例だと、「断定/断言」にはしにくい気がします。
「断定形」に置きかえるのもかなり異和感があって……。

 おそらく「断定調」のほうが用途が広いと感じているような。ちょっと屁理屈っぽくなりますが……。
 たとえば「そんなことはないだろう」は、「だろう」がつくので「断定(形)」ではありませんが「断定調」です。
「そんなことがあるのだろうか」(反語?)にいたっては、「断定(形)」ではなくても強い「断定調」で。

お礼日時:2015/11/01 12:32

#7です。



>当方は質問の段階で「自信、決意をもって、はっきりと言うこと。」という辞書の語釈を書いています。

そうですね。
ということは、
『「断言」するのは、「断定」が前提にある』という私の見解と同じということですよね?
まあ、誰がどう思っているかは大した問題ではないので、さておきますが、【確信をもってきっぱりと言いきること。】という辞書語釈を否定しない人であれば、『「断言」するのは、「断定」が前提にある』という認識であるのは当然のことと言えます。

1.彼は「○○だ」と断言した。

・彼は確信を持って「○○だ」と断言した。
という意味になりますが、彼が「○○だ」という確信を持つためには自分の中で「○○だ」と断定するという過程が必要になります。
むろん、そのように口で言った(文字で書いた)、つまり「表現した」わけです。

2.彼は「○○だ」と断定した。

こちらは、
・彼は「○○だ」とはっきりと断定(判断)した。
という意味ですが、口で言ったり(文字で書いたり)しなくとも断定はできます。
しかし、【彼が】口で言ったり(文字で書いたり)した場合でも、「断定した」と【話者が】表現することはできる。
この辺がややこしいところなのでしょう。
つまり、
彼が『「○○だ」と断言したこと』について、
話者は、
『彼は「○○だ」と断言した』と表現することもできるし、
『彼は「○○だ」と断定した』と表現することもできる。
(#4の b の説明は煩雑すぎて悪文で誤解を生じさせてしまったようですが、こういった意味)
なので、同じ場面で使える。
むろん、ニュアンスは異なる。
つまり、話者は、
「彼が断言したこと」を言いたいのか、
「彼が断言することで断定したこと」を言いたいのか、
という意図の違いによって表現が異なる。

あと、今回のご質問とは関係ないので蛇足的に申し上げると、「断定する」とは【確信をもってきっぱりと言いきること。】なわけですが、この「確信をもって」という表現が面白いですよね。
正確に言うと、「確信を持ったつもりで」ということにならざるを得ませんから、誰かが断言したからといって、それが必ずしも真実とは限らない、ということ。
つまり、断言するかしないかは自信の程度を表わすバロメータにすぎない。
断言するほうも聞くほうも、そうした認識が必要でしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>そうですね。
 そうです。以前にも同様のことがあった気がしますが、当方が辞書の語釈を出しているのに、同様の辞書の語釈を出すのは控えていただけませんか。意図がわからず混乱します。

>『「断言」するのは、「断定」が前提にある』という私の見解と同じということですよね?
 イエスともノーとも言えます。
 以下もすでに書いたことの繰り返しになりますが……。

■No.6の「お礼」から
「断言するのに脳が断定する必要があるのか?、ありません」
 あるかないかと言えば、「ある」と思います。

■質問文から
 そもそも「断定」と「断言」とはどう違うのかも不明です。
 下記の類語辞書では「断定」と「断言」を類語とは考えていないようです。

■No.5の「お礼」から
>「断定」のないところに「断言」はない、というほど、この二つは重なり合っているとは思いません
 これがよくわからなくて……。
 ほぼ同じ意味で使えることも多い気がします。
 ↑の類語辞典は類語扱いしていなくて……。

 思考経路に関しては、現段階ではパスします。結局、具体的に口にしたか否かが大きく違うのでしょう。


>煩雑すぎて悪文で誤解を生じさせてしまった
 誤解はしていないと思いますが、理解するまでに何度も読み返しました。
 今回のコメントも現段階では趣旨が理解できていません。

お礼日時:2015/11/01 11:38

>何も根拠がなく、何も考えていない「断言」は「暴言」「放言」では


そうですよ!暴言、放言は全く責任を持ちませんが、断言はその限りの責任は持ちます、その違いがあります。
例 お前そう断言したじゃないか!。
お前そう暴言(放言)したじゃないか、と詰め寄る人は多分いないと思います、放言については、内容でなく放言の行為について責められることはあるでしょうが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「責任」ももつか否かはわかりません。
 ただ、「断言」も、通常はなんらかの根拠があるはずです(説得力や一般性をもつか否かは別にして)。
 ムヤミに{断定/断言}されても、判断のしようがありません。

お礼日時:2015/10/31 21:23

>「断定」には置きかえられない「断言」はありませんかね。


「断定」は判断だし、「断言」は発語(話言葉、書き言葉共に含む→表現されたもの)です。本来置き換えのきかない別物です。
 しかし、上記のような内容は、わたしの内部における「断定」を、言葉で「断言」したものです。だから、つい「一緒くた」にしてしまいやすいのでしょう。

質問文の最後に、
> ■断言──どちらも{断定/断言}の両方OKでしょう。
『大辞泉』。
「絶対に失敗はないと—する」
『大辞林』
「犯人は彼ではないと—してもよい」
  
 両方OKというのが、「一緒くた」にしている例です。実際使われるケースで
 「絶対に失敗はないと断定した」が心内の描写であり、「彼は『絶対に失敗はない』と断言した」は客観描写でしょう。心で思ったことと、実際に発言されたこととの違いです。
 「ドクターX」というドラマがあり、その主人公(いや、ヒロインか)が口癖にしているのが「わたし失敗しないので」。これは「断言する」でしょう。
 
 「断言調」を検索して内容を見ると、例えば「話し方の教授」をしているらしい内容で、「『断言調』で言ってみる」というのが、検索にかかって出てきたようです。「断言調」で言ってみるとは、「わざと断言的に言ってみて、聴衆の注意を引く」というテクニックを教授しているらしいのです。日本人に多いのは 1.「~と思います」2.「ないこともないようです」のように、「わたしは思う」や「二重否定に様態の助動詞を使う」言い方(これを「アイマイ調」とでも呼びますか)を、「断言調」にすると言うことのようです。(←これもアイマイ調)
 このような日本語の特徴に、批判する意味で出てきた言葉なら、分からぬでもありませんが、これからも「疑問調」「反語調」「皮肉調」などが出て来るなら、これはうるさくてしようがないという思いです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

>「断定」は判断だし、「断言」は発語(話言葉、書き言葉共に含む→表現されたもの)です。本来置き換えのきかない別物です。
 そのとおりですが、現実には「置き換え」できる例が多いのです(あえて{断言調/断言調}で書いてみる)。

>「ドクターX」というドラマがあり、その主人公(いや、ヒロインか)が口癖にしているのが「わたし失敗しないので」。これは「断言する」でしょう。
「自称」?は「断言」が素直ですね。
「彼が犯人に間違いない」と探偵は{断定/断言}した。この場合は口にしているのでしょうから「断言」ですが、「断定」もアリでしょう。
「あいつは絶対失敗する」と彼は{断定/断言}した……あたりも同様だと思います。

「“断定調” 心得」の検索結果。
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …
「断定調の文体が続くためか内容に納得はしますが……」
「企画書は断定調で説得力アップ」
 なんてフレーズがあります。個人的には信用していません。とくに言葉に関する話でムヤミに断定しているのは、たいていホニャララです。

「“断言調” 心得」の検索結果。やはり当方は「断言調」を使うことが多いようです(たいてい否定的な意味で)。こちらのほうが独善感(「感」もイヤですか?)が強いせいかもしれません。
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …
「『断言調』で書い てあれば、 多少でも鵜呑みにしてしまうのが人ってモノかも?」
 なんてフレーズがあります。騙されてはいけません(笑)。

お礼日時:2015/10/31 16:57

#4です。



色々な見解があって良いと思うのですが、個人的には、とりあえず辞書語釈を信用しておきます。
「断言」
【確信をもってきっぱりと言いきること。】
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/139846/meaning/m1 …
むろん、「確信を持ってなくても」断言はできますが、それを言ってしまえば、何でもそう言えるように思います。
嘘を付く場合は、「確信は持ってなかったが、確信を持ってきっぱりと言い切るときのように言った」とでもなると思いますが、「こうした使い方があるのだから、確信を持ってなくても断言することはできる」という説明に何か意味がありますかね?
たしかに確信は持ってなくても断言はできるわけですが、断言という言葉自体に「確信をもってきっぱりと言いきること。」という意味のある点が重要だと思うのですが。
つまり、脳が断定するという要素抜きにして断言という表現はできない。
まあ、見解の相違かもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>色々な見解があって良いと思う
 当方そう思います。だからNo.1(&3)とNo.2は「ほぼ正反対」と読みました。ほかのかたもそう読んでいるようです。
 なぜかhakobuluさんだけが「同じことを言っているよう」とお考えのようです。 

>とりあえず辞書語釈を信用しておきます
 当方は質問の段階で「自信、決意をもって、はっきりと言うこと。」という辞書の語釈を書いています。

>「確信を持ってなくても」断言はできますが、それを言ってしまえば、何でもそう言えるように思います。
 以降もそうですが、本題とはあまり関係ない気がします。当方のコメントでもないので、パスさせていただきます。

お礼日時:2015/10/31 16:39

NO2さんは、断定も断言もそと、他人に対して発する(発した)言葉であることを理解していません。


脳が判断して、言葉を発する、手足を動かす・・・・その他です。
断言するのに脳が断定する必要があるのか?、ありません、断言する行動を起こすような命令を神経に伝えるだけです、敢えて言えば、脳内の働きはどの方法を選択するかの判断だけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>NO2さんは、断定も断言もそと、他人に対して発する(発した)言葉であることを理解していません。
「断定も断言もそと」が意味不明です。「断定も断言もそもそも」くらいの意味ですかね。たしかに、具体的に言葉を発しなくても「断定」することはあると思います。たとえば、「書き言葉」でも。
 ただ、ムヤミに「理解していません」などと{断定/断言}されても、判断のしようがありません。

「断言するのに脳が断定する必要があるのか?、ありません」
 あるかないかと言えば、「ある」と思います。
 何も根拠がなく、何も考えていない「断言」は「暴言」「放言」では……。

お礼日時:2015/10/30 21:36

本来、「断言調」「断定調」などという言葉が使われることに、違和感を持ちます。

「~調」という語句は、「万葉調」「古今調」という過去の作品集が持つ特徴をいうか、「演説調」「歌舞伎調」「講談調」などのように、それぞれの表現特徴を思わせるような特徴を持つ言い方、「欧米調」「アイヌ調」などのように民族的な特性をいうもの、「演歌調」「アニメ調」などジャンル別の特徴などをいうのに対し、「断言調」「断定調」は理解不能です。もっとも理解能力がないとけなされてもやむを得ないのですが、「断定調」は「断定的に言う」「断定的な口調で言う」で済ませられることでは無いでしょうか。
 例によって「青空文庫」で検索すると、「断言調」「断定調」は一件も見つかりません。「断定的」は19件、「断言的」は4件ありました。
 「断言的」が少なかったのは意外でした。実はその内の3件は「三木清」の「哲学入門」からで、残る1件は「倉田百三」が「カント」について書いたもので、次のようなものです。
  「私は今にいたりて初めてカントが道徳に断言的命令を立した心持ちに同感せられて、カントの深刻さ…」
 「断言的」は当時の言葉としては独特だったのですね。(今でも「断言調」は一種独特な意味がありそうですが)
(「青空文庫」は一部例外(著作権放棄)を除き、作者の死後50年経っていなければ収録されません。太宰治の作品はほとんど収録されているのに対し、川端康成の作品は収録されていません。したがって古いと言われることは当然です。)
 しかし、わたしは「Google検索」で見つかるものより、「青空文庫」で見つかるものを信用しています。

 もう一つ、回答者の間で意見が分かれた「断定」「断言」の重なりですが、「断定」のないところに「断言」はない、というほど、この二つは重なり合っているとは思いません。わたしの好きな推理小説ネタでいうと、(質問文に既にあった)
「わたしは、彼が犯人であると断定した。しかし、彼をよく知るわたしは、敢えて『彼をこの場所では見かけませんでした。したがって、彼は犯人ではあり得ません』と断言した。」
 このように、「断定」の内容と「断言」の内容とは一致しないことはあり得ます。ただ、「嘘を言おう」という判断はあったわけですが。

なお、「~だ」「~です」「~である」という形で口に出せば、「断定」になってしまう。だから、「断定」の助動詞と呼ばれるのですから。そういう形を「断定調」と言うのかもしれません。しかし、それは「言わずもがな」です。既に目に見えているのですから。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>本来、「断言調」「断定調」などという言葉が使われることに、違和感を持ちます。
 そうか。そこが問題になりますか。
 たしかに、由緒正しい日本語ではない気がしてきました。

>わたしは「Google検索」で見つかるものより、「青空文庫」で見つかるものを信用しています。
 わざわざ検索して{いただき/くださり}ありがとうございます。
 由緒正しい日本語か否かを調べるなら、おっしゃるとおりだと思います。
「断言調」「断定調」は、文学作品にはあまり見ない気がします。

>もう一つ、回答者の間で意見が分かれた「断定」「断言」の重なり
 No.4のコメントを読むと、「同じことを言っている」という解釈もできるそうです。
 当方にはそうは思えませんが、{断定/断言}する気はありません。

>「断定」のないところに「断言」はない、というほど、この二つは重なり合っているとは思いません
 これがよくわからなくて……。
 ほぼ同じ意味で使えることも多い気がします。
 ↑の類語辞典は類語扱いしていなくて……。

 思考経路に関しては、現段階ではパスします。結局、具体的に口にしたか否かが大きく違うのでしょう。
 これが、ネットのような文字だけのやり取りだと話が別になるような。
 たとえば……。
 あるかたが「それは○○に決まっています」と書いたら、それは「{断定/断言}した」で、どちらも使えそうです。

 これが{断言調/断言調}だと……。
 これは曖昧な記憶ですが、「{断言調/断言調}で書け」と言うのは文章読本の決まり文句の印象です。どちらが多く使われているのかは不明です。

〈「断定」の助動詞〉ですか……たしかに〈「断言」の助動詞〉ではありませんorz。
 いろいろ考えて、「断定」のほうが汎用性があって無難かも……の方向に傾きつつあります。
「断定」には置きかえられない「断言」はありませんかね。
 ↑のような凝ったレトリックではない例があるとありがたい……。

お礼日時:2015/10/30 21:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!