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No.2
- 回答日時:
こんばんは。
部首としての「月」には、
「にくづき(←肉)」、
「つきへん(←月)」、
「ふなづき(←舟)」の3種類があります。
それぞれ、元々、別の意味・由来を持っています。
「つきへん」を部首とする漢字は「朗」「期」「朧(おぼろ)」など月(天文的事象)や日にち(暦に関することなど)に関わることが多く、「にくづき」を部首とする漢字は「脚」「腰」「肥」など身体部位やその状態に関係することが多いといえます。また、「舟」の変形である舟月(ふなづき)も、通用字体では「つき」や「にくづき」と同じ形になります。「ふなづき」は、「服(もとは舟の添え板の意味)」のように、舟に関係する漢字をつくります。
この三つは、現在では形の見分けがつかないため、
多くの漢和辞典で、同じ一つの部首としてくくられていますが、
のでややこしいですよね…。
「にくづき」…肉が元の形。「肉」を簡略化していって「月」になっています。
主に身体部位やその状態(肥満とか)に関係する漢字に使われています。
胸・肺・胃・腹・腸・骨・脚・腕・肘・膝・腰・肥etc.
「ふなづき」…舟が元の形。故に、舟に関する漢字に使われています。
「服」「朕」
「つきへん」…月の形(三日月)が元です。
月(天文的事象)や日にち(暦に関すること)に関係する漢字に使われています。
「朗」「期」「朔」「朧」etc.
印刷文字になるとわかりませんが、
旧字体は、それぞれ微妙に形が違うんですよ…。
「にくづき」は、私たちが今書いている「月」で、3・4画目はくっつけて書きます。
「ふなづき」は、3・4画目が、点々の形になって書かれています。
「つきへん」は、3・4画目の最後の部分(右側)をくっつけずに書くのが正式でした。
昔はそこまで使い分けて書かれていたそうですが、
今は、ややこしいので「にくづき」の形にすべて統一しています。
辞書や教科書によって、
これらを区別する方針で
部首名を「にくづき・ふなづき・つきへん」と細かく表記している所と、
すべて、まとめて「つきへん」としている所などがあるため、
調べ方によっては、非常にわかりにくいと思います…^^;
「胃」の場合は「肉」が関わっている「月」なので「にくづき・にく」と書きます。
漢字検定でも、肉が元になっている月だとわかっているかどうかがポイントです。
回答の際に、これは体に関係する由縁の「月」だから「にく・にくづき」だ!と
採点者がわかるように書けば良いと思います。
ですので、部首名を書きなさいという問いなら「にく・にくづき」のどちらかを書けば正解です。
つまり、「胃」の部首は?という問いには、
「つきへん」とか「ふなづき」と書いたらダメということです。
No.1
- 回答日時:
結構辞書で部首の扱い違うようですので、漢字検定の基準に合わせた方が間違いはないと思います。
胃、胄などのように下に月が、あるのが肉(にく)
腸、腹などのように左に月があるのは月(にくづき)
になってるかとおもいます。
繰り返しになりますが、漢字検定の対策であれば、漢字検定での基準に合わせるのが一番だと思います。
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