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昭和の初期頃では、肺結核が、今のガンのようなものであったのですか?
結核は「肺病」とか「労咳(ろうがい)」などと呼ばれ、不治の病として人々に大変恐れられていた。
いつ頃までだったんですか?

A 回答 (2件)

今でもガンは、どっちかというと高齢者に多いし、ある意味「老化」とともに現れる病気なので、ちょっと違うんじゃないかなあと思います。


細菌による感染症は、どんな人でもかかりますし、感染しますし、もちろん弱い高齢者がなりやすいですが、赤ちゃんなんかもかかりやすいので年齢問わず問題だったでしょう。
一応昭和25年までは死因の1位みたいで、1950年代前後までは死因のトップだったそうです。この辺は抗生物質の普及とは別に、国の公衆衛生の発達なんかもかなり関係してると思います。今ではほとんどの場合は結核も治療すれば治る病気とされてます。BCGの予防接種は1938年ごろに始まったとされてます。 ちなみにストレプトマイシンの発見者はノーベル賞を取ってます(当時学生だったのでちょっともめましたが。)

http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2003/

いずれにせよ人類の歴史のほとんどは、戦前は「感染症」との戦いだったし、1920年ぐらいのスペインかぜの世界流行なんかは世界の3割が感染したとされてます。

今でこそ色々な抗生物質があるので、いくつかの抗生物質のうちいずれかが効くのでよいですが、抗生物質の使い過ぎとかで耐性菌とかが出てくると大参事になりかねませんから、むやみな抗生物質の使用を避けたいのです(MRSAとか聞いたことありますか?)。効かない細菌のほとんどは重篤にならなければ自然治癒で治るのでいいですが、強力な耐性菌がでてこないともかぎりませんから。バンコマイシンはこれまで最強といわれてましたが、耐性菌があることもわかってます。ちなみに、ちょっと前にはやったSARSとかエボラはウイルスなので、抗生物質は効きませんからちょっと違います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E6%A0%B8
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/06/01 23:02

戦後くらいにペニシリンが普及し、そのあたりから結核が激減したとあります。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/結核
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/06/01 23:02

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