電子書籍の厳選無料作品が豊富!

今回、自衛機が墜落して数日捜索してやっと分かったようである。
毎回不思議に思うのは、飛行機が墜落した時に、レーダーから消えて行方不明になり、落下地点を探し、捜索するのにとんでもない労苦を費やしていることである。
飛行機にGPSを積み込んで、飛行位置を掌握し、世界中に配置されている通信衛星や通信基地局などを使って、飛行経路を掌握できないだろうか、ということである。
どなたかこうしたアイデアは何故実現しないのか、ご教示ください。

A 回答 (8件)

参考までに



2014年3月8日頃、マレーシア航空370便が南シナ海で消息を絶った
ときの「フライトレーダー24」の航跡。


その後インド洋で残骸の一部が見つかったという報道がありましたが、
どこに墜落したかは、いまだに不明のままです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。
研究や実験が進められているようですが、まだ、色々と技術的に難しいことが分かりました。

お礼日時:2016/04/28 17:25

>飛行機にGPSを積み込んで、飛行位置を掌握し、



GPS航法システムは航空機や船舶に広く利用されているはずですね。
というか、航空機や船舶が自分の位置を把握できるようにするのがGPSのそもそもの目的なわけで。

GPS衛星はたんに測位のための信号を送信しているだけなので、個々のGPS受信機の位置を知ることはできません。
ということで、GPSやその他の方法を併用して自分の正確な位置を把握した航空機が、自分の位置情報を監視システム(地上などの)に向けて送信する必要があります。
そのシステムの一つが「放送型自動従属監視 (Automatic Dependent Surveillance-Broadcast : ADS-B) 」。
この信号を利用して、世界中を飛行中の航空機をリアルタイムで把握できるシステムが「フライトレーダー24」です。
https://www.flightradar24.com/36.5,132.97/5

「フライトレーダー24」の対象機は民間機です。軍用機や自衛隊機は基本的に表示対象外。数年前に日本国政府専用機(航空自衛隊所属)の飛行情報が見えていたことが問題になり、表示されなくなっています。
軍用機の飛行は、地上レーダーサイトや空飛ぶレーダーサイト(早期警戒管制機)などで常時監視されています。飛行計画の出ている民間機・味方機・敵機・不明機(unknown)は、レーダー波が届く限りは見逃さないはず。


民間航空機の高度な航法システム・管制システム・監視システムは世界中で研究され実用化も進められているようです。

日本では、
国土交通省 運輸多目的衛星(MTSAT:Multi-functional Transport Satellite)
http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000365.html

国立研究開発法人 電子航法研究所 (ENRI)
http://www.enri.go.jp/

航空機の監視に関する研究について (ENRI)
http://www.enri.go.jp/news/osirase/pdf/e_navi10. …
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました。
研究や実験が進められているようですが、まだ、色々と技術的に難しいことが分かりました。

お礼日時:2016/04/28 17:26

すでに民間機については「できるしやっている」わけですが、軍用機はやりません。



なぜなら軍用機は「どこを飛んでいるか知られては困る」からです。しかし、逆に軍は「どのような航空機がどこを飛んでいるか」を把握するためにレーダーを使っていますので、民間機はACARSで自機位置を積極的に開示し、軍用機は監視用レーダーで補足し、必要に応じて敵味方識別装置を使って、友軍機であることを証明するのです。

またACARSも限界があります。ACARSが信号を発信しなくなった場所が墜落地点とはいえないからです。山岳地帯なら、電波がうまく届かないこともありますし、そもそも飛行機は巡航高度なら時速800キロ以上、高度3000mぐらいで着陸態勢に入っていても時速300キロぐらいはでています。

今回の自衛隊機は山頂というか山の尾根にぶつかって分離したようで、遺体の発見現場と機体の発見現場が離れています。尾根にぶつかった時点でACARSが動かなくなっても、墜落(地面に衝突)するまでに1秒あれば80mほど5秒あれば400m進みますので、尾根二つ分ぐらい向こうで墜落してもおかしくないわけです。またACARSというかGPSの精度の問題もありますので、使っていたとしても絞り込むのは困難でしょう。

さらにいれば、日本の場合森林地帯はかなり森が深くなっています。御巣鷹山のジャンボ機ぐらいの大きさならその場所で目視ができるでしょうが、小型機でばらばらになっていると、木の枝の下に隠れて上空から発見することが難しくなります。

墜落当日の捜索の状況をニュースで見ていましたが、低い霧が立ち込めて捜索が困難であったようで、あれではどれほどピンポイントで分かると言っても見つけるのは困難でしょう。捜索している飛行機やヘリ自体が山肌に近づきすぎるのは危険ですから、安全距離をとって捜索するのはかなり大変なのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。
研究や実験が進められているようですが、まだ、色々と技術的に難しいことが分かりました。

お礼日時:2016/04/28 17:26

GPSで位置を求め、それを電波で発信することは技術的にはいくらでもできます。

実際、エンジンの状態などをモニターすることは行われています。すでに回答にあるACARSですね。位置情報は必ずしもないようで、マレーシア航空が行方不明になった時も、不明になってから4,5時間飛行していたことがわかっています。

ですが、位置情報を頻繁に送るとなると簡単ではないです。まず北極から南極まで、地球上すべての場所で受信できなくてはなりません。そして、すべての機で別々の周波数を割り当てることは無理でしょう。共用すると、頻繁な送信はできません。
技術的に可能だけど、実際に行うのは簡単ではない、となるのでしょうね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。
なるほどそうですね。
現在、研究や実験が進められているようですが、まだ、色々と技術的に難しいことが分かりました。

お礼日時:2016/04/28 17:27

実用化されています。


ただし、高速移動しているので墜落地点をピンポイントで特定するのは無理。
同程度の精度での特定ならばレーダーでも可能です。
濃霧でヘリコプターからの目視ができない状態では数百メートル四方でも山中での発見は非常に困難。

>今回、自衛機が墜落して数日捜索してやっと分かったようである。
翌日ですね。
    • good
    • 1

民間旅客機ならありますけどね。


GPSで取得した自機の位置を含め様々なデータを無線で送出するエーカーズ(ACARS:automatic communications addressing and reporting sysytem)。
これをプロットしてくれるサイトが有ります。
https://www.flightradar24.com/

軍用機は軍で同じようなことしているのではないでしょうか?
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2016/04/28 17:28

GPSでは原理的に無理。


衛星から受信する電波に含まれる発信時の正確な時刻と自分の時刻との差から、自分と衛星までの距離しか解らない。
GPSはシステムだから、複数の衛星との距離を測定し、幾何学的方法で自分の位置を割り出している。

飛行機にGPSを搭載しても、搭載してる自分のGPS機器の位置しか解らない。

飛行機が遭難電波を出すしか方法は無い。バッテリの問題もあり、難しい見たい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2016/04/28 17:29
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2016/04/28 17:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!