一回も披露したことのない豆知識

恨むと憎しみの違いは何ですか。教えてお願いします。

A 回答 (5件)

”恨む”は動詞の終止形か連体形、”憎しみ”は動詞”憎しむ”の連用形が名詞化したものです。


一つの言葉の意味は一つとは限らないのが普通です。

恨むは、自分の思い通りにならないのを悲しく思うor残念な気分に反発するor自分に対する加害者に憤りを顕すor自分に対する加害者に仕返しをするor悲しみを誘いそうな音をたてるなどの意味で使います。
憎む・憎しむは、憎悪するor非難めいた気持ちを抱くor厭わしく思うor退けるor妬ましく思うor悪口をいうor軽く冷やかすなどの意味で使います。

恨むは、先行して相手から自分への行動や発言、態度などがあって、その先行する相手の態度などに対する反応ということが多いです(虫や風の音も、自分に対するものと感じているのでしょう)
憎む・憎しむは、自分に対するという条件はなくて、正義や道徳、美醜、善悪などの面でイヤダと感じて厭わしく思ったりすれば使える用語です。また、成功した人、賞賛を浴びている人に、やっかみを感じている場合にも、憎むとか憎しみを感じたりという言葉の使い方をします。

言葉は生き物ですから、時代によっても使い方が変わり、意味が変わります。またある小集団では特別の意味で使われ、外部者にはピンと来ない用法で使われていることもあります。

もしも、ドラマや小説、詩歌などで、恨む、憎しみなどが出てきて、どうもピンと来ない場合には、その前後を繰り返し思い起こして、意味を推測し絞り込むという方法が一番良いです。
ドラマや複数の人物が登場するものでは、同じような意味を、各人物の特徴を示すため発言人物ごとに言葉遣いを変えるという手法も使います。
質問サイトや字引では、そうした背景、文脈を考慮した意味の絞り込みはあまり期待できません。
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恨み、憎しみ、ともに名刺ですね。


憎しみは自身の感情の中のこと(簡単に言えば、呪い殺したい止まり?)、恨みは実際の行動を前提とした感情(仕返しとして実行の方法を考えることも)。
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親が殺された、理不尽に暴力を受けた、


という理由があって「憎い」と思いますよね?
そして、憎しみが沸くから恨むのです。
逆に憎しみがなければ、恨みませんよね?
憎いは感情で、恨むはすることです。
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私が納得できたのはこの解釈。


http://omoinoha.exblog.jp/23109886/
怒り<憎しみ<恨みの順に自尊の幻想の回復に時間を要するそうです。
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”恨む”は動詞、”憎しみ”は名詞です。

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