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江戸時代の町人文化に、興味があります。

市立総合図書館には、
「侍文化」
関連の書籍は、多数あるのですが、
「町人文化」
の書籍が少なくて、困っています。

杉浦日向子、石川英輔は、読破しました。
その他「図画で見る江戸町人の暮らし」などの大型本は、取り寄せて手元に置いています。

江戸時代に出版された書籍の「現代語(?)訳」。黄表紙の読み方、取り寄せ方。その他、江戸時代の「町人文化」に接する事の出来る、書籍や情報を教えて下さい。
「こういった事から勉強するといいよ」などのアドバイス等ありましたら、お願いします。

漠然とした質問で、申し訳ありません。
回答いただけたら、嬉しいです。

A 回答 (4件)

こんにちは。


 この種の本で思い出すのは「江戸府内絵本風俗往来」です(これは読みました)。国会図書館がデジタル版を公開しています。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/767856
 明治時代に発行された元版をスキャンしたものなのでかなり見にくいと感じます。現在手に入るものでは平凡社の東洋文庫版があります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4582800505
活字は組み直しているので非常に鮮明です。東洋文庫版には解説もあります。これは持っているのですが、棚の奥になってしまっているためこれ以上確認しません。
 この本の緒言に「東都歳時記」の書名も出てきます。取り敢えずはこの辺から始めてみると、類書の情報を更に得られるかと思います。

 氏家幹人さんの著作は面白いものが多いですが、どちらかと言うと武家社会に重きを置いています。その中でこれなどはどうでしょうか。まだほかにもあるかもしれません(読み続けたのが20年も前のことなので記憶が定かではありません)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4582760724/

 「江戸時代に出版された書籍の「現代語(?)訳」。」というのは残念ながらほとんどありません。というのも庶民向けの本は現代の高校古文程度の知識があれば大体は読めるためです。用語には解らないものが出てくることがありますが、その辺りは現代の活字版では注記が有ると思います。※
 「江戸随筆」と呼ばれるジャンルがあります。これも武家が主流ですが、中にはこんなものもあります。「耳嚢」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%B3%E5%9A%A2
「嬉遊笑覧」、「守貞謾稿」辺りにも求めている項があるかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AC%89%E9%81%8A …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E8%B2%9E …
残念ながらいずれも私の読書リストの中の未読分ですので、内容に関しては記せません(「耳嚢」と「守貞謾稿」は姉が読んでいましたが)。
 ともあれこの分野は手を付けると一生ものかもしれません。気長に行きましょう。

 ※江戸期の文芸作品で現代語訳があるのは有名な「南総里見八犬伝」くらいしかないのではないかと思われる。「雨月物語」にしても現代語訳版があるとしても、原文に注記を付け加えた注釈版を手に入れる方がはるかに容易だろう。
 そもそも黄表紙の活字版というのはほとんど出ていないのではないかという気がする。山東京伝はかなりあるようだが、ほかはあればありがたい程度らしい。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_j …
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この回答へのお礼

うっわ〜!。

資料の添付、ありがとうございます!。

Amazonさんに、こんなにあったんですね!。

検索するにもキーワードが分からず、悩んでいたので助かります。

一生ものの趣味として、コツコツとやっていきます。知識が増えるのは、本当に楽しいですね。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/13 12:36

お礼ありがとうございます。

私も江戸の町人文化、興味があります。時代小説が好きなので、だんだん興味がわいてきて。最近本屋さんで、ムック本「別冊歴史REAL【完全保存版】江戸の食と暮らし (洋泉社MOOK 別冊歴史REAL) 」を立ち読みしました。(笑)私はそんなに専門的に知りたいとは思わないのですが、どんなものを食べてたのかと、着物のこととか、住まいのことが知れたら、小説ももっと楽しく読めるかなぁと思っています。
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この回答へのお礼

実は、レモンタルト様をお待ちしていたのです(笑)。
以前、何かの「回答」で、レモンタルト様が、
「黄表紙を読みながら、まったり…」
と、書いてあるのを拝見したので。
(^ ^)

学者の様な専門知識よりも、江戸時代の「空気」を感じるようになれたら、私の、
「江戸妄想ライフ」
が、充実するだろうな〜と、思うもので(笑)。

大学生の時に、アルバイトを3個掛け持ちして、歌舞伎に年間80万円注ぎ込んだ過去があります。
ちょうど「歌舞伎座100年」の記念の年で、幸せでした。その時から江戸の空気に魅了されています。

今そんな事をしたら、夫に離婚されますね。
江戸下町町民のような、貧乏暮らしなので…(笑)。

他の回答者様にも、本当に親切にしていただきました。とても嬉しいです。

コツコツ、地味に資料を集めて、楽しもうと思います!。

お礼日時:2016/08/15 10:45

菊地 ひと美さんの著作はどうでしょうか?ご存知でしたらすみません。

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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

菊池ひと美さん、総合図書館で取り寄せてみます。

その他の回答者様のお勧め本も、いきなりAmazonで取り寄せると、莫大な金額になる計算になりました(汗)。

図書館で取り寄せられる本は、取り寄せて熟読し、購入する本を決めます。

絵図面も欲しいのですが、なんせ高い!。神保町、遠いし…。
別冊太陽の「江戸俯瞰図」、欲しいです。

手を出す分野か、かなり悩みましたが、やっぱり、
「江戸町人文化」
好き決定でした(笑)。

お礼日時:2016/08/15 08:52

図書館の児童書もコーナーに、けっこう、そういう本があります。


子供向けといっても、絵本の類ではなく、専門書、図鑑のような詳しさです。
絵や写真が多いので、わかりやすいです。
江戸の庶民のエコなくらし。
江戸しぐさ。
江戸の物の数え方なんて本も。
江戸時代の、店の看板ばかり集めた本。
庶民が日常的に楽しんでいた、だじゃれや、なぞなぞを紹介した本。
数が多過ぎて、この本、と紹介しきれないのですが、
今、ちょうど借りているのが、
『江戸のくらしから学ぶもったいない』
汐文社、全3巻。
子供のために借りましたが、
私の方が、楽しんでいます。
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この回答へのお礼

おお!。
「児童書コーナー」
盲点でした。

店の看板ばかり集めた本、ワクワクします(笑)。
江戸東京博物館で、かぶりつきで見ていました!。

回答、ありがとうございます!。

お礼日時:2016/08/13 10:25

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