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最近小型のスピーカー2Wayを手に入れました。能率は80dBです。
普段使いのスピーカーが87dBですので、この能率差に驚きました。
小型でも低域は延びていますが、どのようにしてこの低能率を実現し
結果何を手に入れているのでしょうか。
〇ネットワークで高域の能率を抑制して、結果低域を持ち上げる工夫を
 している。
〇小型ウーファーのコーン紙の質量を上げ、ダンパーを強化して低信号では
 音が出ないようにしている。大信号時低域ではストロークで信号を再生できるように
 している。
〇システム設計で、バスレフの設計が上手くできるが能率は落ちる。
手に入れたものは、小型でも100Hz以下の低域を再生できる様にフラットな
周波数特性を確保したいかなと考えています。小音量時の応答は喪失している
可能性もあるのではとも感じています。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (4件)

おおむね御推察の通りです。


スピーカーの低能率化は
低音再生能力の向上と引き換えに
小音量時の応答性、微小信号への反応の劣化
アンプの負荷の増大
が挙げられます。

小音量時の音楽信号への反応が悪くなるとの懸念はごもっともです。
しかし昨今の一般的な音楽ソフトの実情を考えると
小音量時の応答への配慮はしなくてもよいではないかと考えます。
コンプにリミッターを掛けて総合音圧を上げるだけで抑揚のない音源ばかりです。
そんな音源が主流であることから小音量時であっても微細な音への追従性は必用なく
音のディテールさえ把握できれば良いのでしょう。

ただアンプの負荷が増えるのは間違いないです。
80㏈のスピーカーでいつもどおりの音量を出そうとすると
2~4倍のパワーを入れていることになります。
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この回答へのお礼

明快なご回答をありがとうございました。
時代の流れで、大型ウーファーのシステムも音量も制約が
ある中での技術の進歩?の折り合いをつけたという事でしょうか。
最近の音源についてもありがとうございます。レコードを処分した際に
貴重盤はMP3の256bpsで残しました。古いアナログからの音の方が最近の
音源よりツヤと躍動感があるように思います。
1950年頃からのJazzが中心ですが、これもアナログマスターからのCD化
(特に海外でのデジタルリマスタリング品です)
の方がダイナミックに聞こえて、中古CDを漁っています。
手に入れたスピーカーも能率は低いですが、音源が点になって定位は良くなった
様に感じています。

お礼日時:2016/08/28 16:44

昔々、故長岡鉄男氏設計で、FE103・10cm口径SPで、低音を出す、という企画がありました。

コーン紙にセメダイン・コンクリメントを塗って、コーン紙を重くする、というものでした。低音は出ましたが、最終的に、エッジが切れました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。FE103は中高音の再生が綺麗なスピーカーと
認識しています。使ったことはありますが、ボイスレンジ以下の範囲は
全く駄目だと思います。凄い事をやられましたですね。多分ボイスコイルも
ギャップの中で擦れて異音を出していたのではないかと想像します。

お礼日時:2016/08/29 13:13

お礼、ありがとうございます。



中高音の音圧を抑制することで低音の音圧を(見かけ上)稼ぐことが
技術の進歩との折り合い、とは違うように思えます。

とはいえ市場の動向、大多数のユーザーの嗜好が従来とは変わってきてしまったので
小型スピーカーから十分な低音を稼ぐためには致し方のない対処療法だと思います。
しかし低能率スピーカーからの低音は本物か?と問われれば{?}でしかありません。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。
色々な事情から仕方のないことであり、その中で好みの音を
見つけてゆきなさいということと理解しました。

お礼日時:2016/08/29 13:15

基本的には2番の、振動板の質量を上げているですね。

ただ低信号で音が出ないなどということはないです(電磁気力は強力です)。

ラウドネス回路のような電気的な仕組みは日本では好まれませんので、使われることは稀でしょう。ボーズとかはぽいぽい使ってるようですが。ただこちらだと能率はあまり落ちません。

アンプも100Wとか過剰出力であることがバレて、普段は1Wどころか0.1Wも使っていないので、じゃぁ1Wくらい使っちゃおうみたいな発想だと思っておいたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ラウドネスで持ち上げたような
低音は好きではないです。振動版の質量を上げて能率が
低いということは、ボイスコイルの電流容量も上げて
いることになりますね。

お礼日時:2016/08/29 13:15

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