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先日、
「戦国時代、城下町を発達させるため座を廃止したそうですが、座を廃止することで、なぜ、城下町の発達に繋がるのですか?」
という質問があり、賢明なる回答者様から説明があり、興味深く読みました。
ところで、廃止は良いことづくめ、のように見えますが、なぜ、為政者は、座が作られることや存続していることに対して、許可とか黙認をしていたのでしょうか?

A 回答 (1件)

座を認めてやる代わりに、お金を出せ


ということです。
それで安定した収入が得られます。

また、座を認める、ということは社会が
固定化されますが、安定化もします。

領内が安定すれば、為政者にもメリットに
なります。

しかし、座を認めてしまうと、経済の規模が
大ききなりません。

それで織田信長などは、座を廃止して、規模を
拡大しようとしたのです。

座を廃止すれば、社会は乱れますが、戦国時代
にはそんなリスクよりも、税収の方が大切だった
のです。

世が乱れると、自由経済が主張され、安定すると
既得権が強くなり座が生まれます。

医師や弁護士などの免許制には、既得権を保護する
という座的な面が無視できないと言われています。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
税収の面からは
1.<座を認めてやる>ことにより、その座から<安定した収入が得られ>るのですね。
2.しかし、<座を廃止す>ることによって、<経済の規模>の拡大を図り、薄く広く徴税した方が、差っぴき多くなる、という意図なのですね。(当代の消費税にも関連がありますね)
その他、<既得権>や社会の安定などにも関連するのですね。

お礼日時:2016/10/02 18:09

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