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ベタ基礎のアンカーボルトの施行方法について教えて下さい。住宅の建設について色々なHPを見ていますと、ベタ基礎の立ち上がり部分のアンカーボルトの施工方法が2種類あり、気になっています。立ち上がりに生コンを入れ、固まらないうちにアンカーボルトを差し込む方法(HPで田植え方式と呼ばれていました)と立ち上がり部分にアンカーボルトが針金や金物で固定されている方法がありました。それぞれの方法を紹介しているHP主はそれぞれ建築の専門家のようでしたが、田植え方式は手抜き工事ですか?また、両方式の善し悪しについて教えて下さい。

A 回答 (6件)

何度もすみません。



他の方も回答されていますが・・・
今どき、現場の管理標準として、”田植えでも可”としているハウスメーカーさん、ビルダーさんは、まず、存在しないと思います。
やっているとすれば、管理意識の低い現場といわれてもしょうがないでしょう(当方は田舎におりますが、田植えをしている人はほとんどいませんよ。田舎の業界内でも笑われちゃいます)。

アンカーボルトを事前に固定することについての費用的な問題については、確かに、田植えの場合よりお金がかかります。ですが、そんなに問題になるほどの金額にはなりません(高い・安いは、お客様が判断されることですが・・・)。
鋼製型枠の場合は、専用の金具(繰り返し使える)に固定して行います。合板型枠の場合は、ボルト穴を空けた桟木などをつかって固定します。固定の手間は、桟木等(転用材)使用の場合でも、基礎伏図で位置出ししながらでも、2人で半日あれば十分です(打設時も、ジャマになるほどではありません)。
その金額によってもたらされる施工管理体制を、高いと感じられるか、適切と感じられるかでしょう。

監理者がいる場合、”打設前の”配筋、ボルト位置は検査項目です(打設後に検査しても、修正、本数の追加は出来ませんから。打設後のコンクリートの強度発生(固まり出し)は、思ったより早いのです)。

アンカーボルトの位置は、ミリ以内単位の精度が必要とは申しませんが、有るべきところにないと、建物全体の耐力に影響が出る重要な材料です。たとえば、耐力壁となる部分の柱の直下に無い場合など、その耐力壁は効かないという事になります。

私の主観も入りますが、田植えの現場では、長さ、位置、本数、定着、他の金物との納まり等々、どこかで不具合が発生しやすい状況にあると思います。

”事前固定”は価格の問題はあるのかもしれませんが、”田植え”は管理上、建物全体の品質上良いことは何一つありません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすいませんでした。色々、懇切丁寧な回答をくださりありがとうございました。

お礼日時:2004/08/16 23:02

田植えの是非は専門家でも意見が割れる問題です。



田植えであっても木造住宅であれば、現場で土台に穴を開けるので、多少のずれ量は吸収できます。
ただ、慎重にきちんとやらないと、

a)2x4やパネル工法などのボルトの頭が出ては行けない施工では、万一ボルトが土台よりも上に飛び出すと、処置に困ります。(単純に長い分を切断するとそこから錆の原因になります)

b)アンカーの忘れ、位置間違い(特にプレカットの木材を使うときに、つなぎ部分に来てしまうと最悪)が発生してしまう可能性があります。

c)まれにボルトが倒れすぎたりする。

d)位置間違いや、倒れがひどくてアンカーとホールダウン、や火打ち梁などと干渉することがある。

など施工上よほどきちんと管理しなければ失敗部分が出来ることがあります。

ただ、事前に固定する方法よりずっと安く出来るし、数カ所の間違い程度は強度的には問題にならないことも多く、経済的効果を考えると、わざわざ事前にそうする必要があるのかという疑問があるのです。

私は施主側の立場しか経験したことはありませんが、まあ、ひどい間違いや失敗をしなければ安く施工してくれた方がよいかもしれないというのは、あります。

田植えでもきちんとやる場合は、レーザーを使って位置だしをしながらボルトを打ち、その上で監修者が細かくチェックします。
こうすれば上記のような間違いはほとんど起きません。

結局の所は、田植えでひどい施工になるかどうかはその業者の腕前と意識の問題かと思います。
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この回答へのお礼

経済的効果を考えると、そんなにシビアにならなくてもいいのかなーとも思い始めました。ご回答くださりありがとうございました。

お礼日時:2004/08/16 23:04

田植え方式も固定式も必要個所に必要なだけ入ればさほど問題有りません。



メリット
《田植え式》 
生コンを流し込んでからアンカーボルトを入れる為、型枠上部に障害物が無く流し込にやすい。

《固定式》 
生コンを流し込む前にアンカーボルトの確認が出来る。
やり方・方法次第で精度が違うが田植え式より
遥かに精度が良く後に手直し不要。

デメリット
《田植え式》 
アンカーボルトの入れ忘れが稀に有る。
時間と共にアンカーボルトが入りずらくなる。
アンカーボルトの手直し必要。

《固定式》 
型枠上部に障害物が多く生コンを流しずらい。
固定金具やアンカー定規などの道具が多く高額な道具です。

*固定式の精度は型枠が金属製か木製かで異なります
*木造住宅のアンカーボルトは鉄骨造に比べ殆ど精度を必要としないので、必要個所に必要なだけ有れば良いです。
(例外もある為全ての木造が精度不要では有りません)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。固定式のデメリットは施主にとってはデメリットではないような気がします。正直、気が済むようにやってもらえばいいのかなあと思いますが、高さや左右にずれのある我が家のアンカーボルトは見たくありません。

お礼日時:2004/08/08 19:22

”田植え”は、手抜きとは言わないまでも(?)、施工方法としては適切ではありません。

”田植え”に良いところはありません。

”田植え”をやっている現場では、土台と基礎の施工精度・品質、建物全体の構造への関心・・・そんな意識は低い現場管理状況と言われても仕方がないというものです。
アンカーボルトの高さがまちまちでも、土台芯からずれていても、土台の雄側でなく雌側に行っちゃっても、数が足りなくても、ある程度強度が出ているコンクリートをジャクジャクやっても・・・「ま~、2.7m以内に入ってりゃいいじゃん~」・・・っていうような状況に近いものがあるのではと想像してしまいます。

で、申し訳ありませんが、他の回答者さんのお答えに反することを言うことはあまりしたくはないのですが・・・ごめんなさい。

>逆にへたをすると上手く上物と穴が合わず、現場加工等で適当に合わせられたりするデメも有ります。

もともと、一般的には、土台の取付のためのアンカーボルト穴は現場対応なので・・・

>アンカーを差した後に、アンカーを揺らし、空隙をふさいでおけばさほど問題はありません。

問題ありと思います。
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この回答へのお礼

専門家の方のご回答ありがとうございます。精度がとれればいいのか・・・でもやはり自分の家となると田植えは嫌なのが正直なところです。職人としての感覚は大切だとは思いますが、素人がはたで見てると不安になります。

お礼日時:2004/08/08 19:18

 モノに寄ります。


 たしかに固定してある方が望ましいですが、住宅の基礎の
アンカー程度でしたら、そんなにシビアに考えなくてもいい
と思います。

 固定しておく必要があるのは、
  ・埋め込み深さの長いもの(50cm以上)
  ・ボルトの先にプレートなどが付いているもの
  ・ボルトの先端がフック形状をしているもの
  ・数本のボルトがセットになっており、
    位置や間隔を固定しなくてはならないもの。
 などでしょう。
 これ以外は田植えだからといって、さほどシビアに
なる必要はありません。
 アンカーを差した後に、アンカーを揺らし、空隙を
ふさいでおけばさほど問題はありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。そんなにシビアにならなくてもいいのかなと感じてはいますが・・・

お礼日時:2004/08/08 19:11

アンカーボルトは基礎と土台を固定するので重要でありますが、田植えか否かはさほど重要では有りません。

まして手抜きとは言えません。

どちらの方式でも施工業者の資質の問題です。
一見固定方式の方がきっちり管理出来ていて信頼度が高そうに思えるでしょうが、逆にへたをすると上手く上物と穴が合わず、現場加工等で適当に合わせられたりするデメも有ります。そういう業者は一部だと思いますが(思いたいです)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。自分の家でしたら、素人考えですが、固定されている方が見ていて安心感がありますが・・

お礼日時:2004/08/08 11:28

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