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何かを理解しようとするとき、物事を全体を構成する要素と、要素同士の関係で捉える方法があると思いますが、この方法を最初に考えた人が誰なのか知っている人がいたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

それは誰かが考えてそうなったわけではなく、色々な分野で便利な方法・手段を使ったため、一方に偏った分野が出来ただけです。

一時余りにも要素に分解して考える傾向に傾いて全体や他の部分からの影響を考え直そうと言う総体主義(ホロニズム)という考え方がもてはやされましたが、有り難いことにそれは要らなくなりました。
理由はITが追いついたからです。ITでそれぞれの要素を全て考えると、通常巨大な連立微分方程式になります。以前は式は書けたが「解けない」のでホロニズムは壁にぶつかってしまったのです。ですがITの数値計算法で充分短い時間を用い、微分法の代わりに差分法を導入すると、ほとんど問題無く計算できるようになりました、ITは「遅れてやって来た」一番重要な方法だったのです。全ての学問と技術がそこで壁にぶつかっていました。例えば断層写真を撮るには昔は大量のX線を使う乱暴な方法が必要でしたが、CTが出て来て三次元像をつくれるようになり、別の技術開発で可能になった高温超伝導を用いたMRIと一緒になって、生体の生きたままの画像が得られる様になりました。現在さらに速度が上がり動いているものの内部を見ることができる様になりつつあります。この様に要素を重んじる「分析的方法」と全体を重んずる「総体的方法」は統合されて、全てはやっと一段階段を昇ったと言うわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

誰が考えたということではなく、多くの人が研究法として採用するうちに定着した方法ということですね。

全体をいくつかの要素に分け、要素同士の関係から対象を理解する方法は問題解決をする上で便利なのですが、本当にこれで良いのかと不安になったので質問させてもらいました。

お礼日時:2017/01/15 22:42

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