「先生」という一人称の心理。

異性の先生が「先生の引き出しに書類があるから〜」などと自分のことを先生と言っていました
これはどのような心理が働いているのでしょうか？分別化？距離を置 いている？予想できる方お願いします。

No.5 ベストアンサー 回答者： moto_koukousei 回答日時： 2017/01/22 11:08

異性/同性には関係がないでしょう。

日本では学級担任制でクラスに一人か二人の専任教諭がいて児童の全般をみています。それは家庭内で親や両親、祖父母などが子供の面倒をみるとともに、指導者、相談相手などのすべての役割を担っている関係と類似しています。そうした社会性がある場合には、相手(こども)に対する関係性を基本にした人称を呼称に使用します。　お母さん、ママ、お父さん、パパ、おじいちゃん、おばあちゃんは、子供からの他称にも、自分の自称にも使用し、(その場に子供がいない状況下でも)家族間の会話で他称にさえ"おとおさんこれにしたら""おかあさん急いで""おばあちゃんにはこれがイイのじゃなかな"と、自分らの関係性に基づくものではない呼称を使用します。

電車の中で多くの人の動く中で、ある老婦人が自分の隣りの席を叩きながら、「ママここにいらっしゃい」と叫ぶと、乗客の中から赤ん坊を抱いた若い娘が現れて老婦人の隣りに座った。つまり、この老婦人は孫である赤ん坊の視点に立って自分の娘を「ママ」と呼んだと言うことになる。自分の母親を「おかあさん」とは言わずに「おばあちゃん」と呼ぶ。これは、自分の子供の視点にたって、自分の母親を「おばあちゃん」と呼んでいることになる。　自分の子供に"おねえさんだからね"と諭す。　親族関係がなくとも、子供は側にいる年長の子を"おねえちゃん/お兄ちゃん"と呼び、呼ばれた方も｢私はおえねちゃん/おにいちゃんでではない｣と逆らわず、"おねえちゃん/おにいちゃんに、何か御用なの"と、自分をおねえちゃん/おにいちゃんと自称する。
この延長線上で、幼児や児童に接する大人は、最初に自分から子供に話しかけるような場合でも自称を選び使用します。"おじさんが見ていてあげるから大丈夫だよ"、"おねんさんが手伝ってあげるから"。
これらに対して、親族関係も何もないのにおかしいと思うのは、日本語の文化を知らないのと同じです。
先生を自称に使うのは、幼児期、児童期に"該当幼児や児童の担当"としての関係を意識していることが前提です。　医師が患者に対する場合、患者が大人などなら、"先生に見せてね"とは言いません。患者が児童や幼児だから"先生に見せてね"と言います。　大人を対象にしてるならば"私が診ますので、、、"のように言い、"先生"を自称に使うことはないです。　高校や大学の教師が生徒や学生に、自称で"先生はこれで失礼する"のような言い方をすることはまずないです。
http://www.gender.jp/journal/no6/02yorifuji.html

自称をどう表現するのはか人間にとって大きな文化の中の一部です。
「先生の引き出しに書類があるから〜」と同僚や校長、担当児童の父母などにいうことはないです。担当学級の児童や他の学級の児童に対して、その児童が校内で自分が占めている位置や児童との関係性、さらに先生の机の所在を熟知していると思い込んでいるから、言える言葉遣いです。　そういう面で言えば、相対している児童を識別認知しているから言える言葉です。また比較的距離が近い密接した間柄と相手の児童も共通理解していると思っているから言える言葉です。

No.4 回答者： mak-nak 回答日時： 2017/01/19 10:18

自分は『先生』だから、生徒に『先生』と言う。

国会議員の『先生』は、周囲が言うだけで本人は言わないと思う。

No.3 回答者： cliomaxi 回答日時： 2017/01/16 01:51

異性とか同性とか心理とか、そんな大袈裟な意味は無いと思う。

先生が自分のことを先生と言うのは何も珍しくないのではないかと。
TVドラマでも「何かあったら先生に相談して」とかのセリフを耳にします。
強いて言えば、私、僕、俺を使う時は若干個人的な話で、先生の場合は教師(教諭)の立場としての話の時に使う感じでしょうか。

No.2 回答者： 1fan9 回答日時： 2017/01/16 00:33

自分の事を先生と呼ぶように、決められているとかではないでしょうか。

その組織においてその先生だけが自分のことを先生と言っているんですか？
だとしたらちょっと変わった人ですね…。

No.1 回答者： yuji3690 回答日時： 2017/01/16 00:30

先生の一人称が先生でも何も変ではないと思いますが？

お父さんやお母さんも自分の事をお父さんやお母さんと呼んでいると思います。
あえて言うなら、個人ではなく役職を意味している。
俺の方を見ろ。ではなく、先生の方を見ろ。
先生個人が注目されたいわけではなく、説明している人の方を見なさい。という意味ですね。
でも、普段から生徒の相手ばかりしているので、先生と言うのに慣れて、深い意味もなく先生と言っているのが実情だと思います。