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最近、こういった抗菌のある洗剤*をよく見かけるのですが、抗生物質の乱用で環境中に抗生物質の効かな細菌が増えたり、体内にそう言った細菌が増えたりと聞きます。例えば、下記のような洗剤(偶々使っているだけで他にも色々ある)は大丈夫なのでしょうか?
特に、洗濯した服に耐性菌のある物ばかり増えることは将来的な脅威になるのではないかと危惧しています。
* http://www.kao.com/jp/attack/atk_neoex_00.html

質問者からの補足コメント

  • http://www.kao.com/jp/attack/atk_neoex_00_fablic …
    ここに抗菌についての話が無くどうにも気になり花王にメールをしたところ下記案内が返信されました。
    ================
    *様

    花王消費者相談室でございます。

    いつも花王製品をご愛用いただきましてありがとうございます。
    このたびは「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」につきまして、
    お問合せをいただきありがとうございます。

    お問合せいただいた「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」は
    配合している成分の総合的な働きで抗菌作用を発揮しております。

    このたびは、弊社にお問合せをいただきありがとうございました。
    今後とも花王製品のご愛用をお願い申し上げますとともに、
    製品に関してのご意見・ご感想をお待ちしております。
    ================

      補足日時:2017/03/21 18:06

A 回答 (7件)

結局のところは、問題となる耐性菌とは何ぞやって話ですよ。

 感受性検査すれば、すべての抗菌剤にSなんてほとんどないわけで、何らかの耐性は大概持っているわけですよね。 洗剤に使われる抗菌作用のものを人間が抗菌剤として服薬等利用しているならば、自然環境でもどこでも耐性菌の発生は問題になりうるでしょうけど、そうでないなら、現時点として問題視する必要は不要と思います。  畜産における耐性菌の発生が問題視されるのは、人間が治療に利用するものと同じ抗生剤を多量長期間、漫然と投与することにより腸内等に耐性菌を作り出す絶好の環境が出来上がり、また、人間がそれを食用に利用などするためリスクが高いってことですよね。 あとは、耐性菌が発生し場合において、代替の薬品があるのかという問題ですよね。 新規抗菌薬は費用対効果の問題もあり、ここ20年以上、新規薬剤の開発が停滞しています。 そういう中で、MRSAやVREなどの耐性菌をどのように制御すべきかがポイントとなっているわけです。 

まあ、この辺の話に詳しいなら無駄かもしれませんが、基礎的な知識をつけたいなら、このあたりの本を読んでみるとよいと思います。 質問サイトで、私みたいな馬の骨の話を聞くより専門家がずっとわかりやすく、解説していますからね。
https://www.amazon.co.jp/dp/4840446148?_encoding …
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漂白剤、と書いてあります。


ただ、花王の側からは、それだけじゃ無い、と言いたいのでしょうね。
そりゃ、洗剤の成分で汚れや細菌を粗方落とし、残りを漂白剤が攻撃すれば、なんてストーリーは組み立てられそうです。
では、逆に伺いますが、トリクロサン等の殺菌剤が、どこに記載されていますか?

花王の研究所だったかに行ったことがあります。
あなたの年齢が判りませんが、昔々は、リン酸か何かが入った洗剤が一般的でした。
粉末洗剤の箱は、今の6~10倍くらいのサイズだったのでは。一回あたりの使用量も多く。
それを各家庭で使うもんだから、川や湖沼が洗剤だらけになって、リン酸を食べてアオコが大発生して、環境問題になっていました。
今の爺さん婆さんの世代に話を聞いてみると良いでしょう。
従って、花王等のメーカーは、洗剤の量はどのくらいが適切か研究し、また、少量で落ちるような洗剤の研究開発をして、それで洗剤が今のサイズになったのです。
花王はおそらく、排水の環境への影響も調べているでしょう。
では、例えばトリクロサン、仰るような作用がある物を使った場合、環境への影響が、観測できないと思いますか?
研究ですから、実際の使用量の10倍100倍1000倍なんて条件も調べるだろうと思いますが。
環境問題を起こしたから改良しようと言っているのに、更に環境問題を起こすような物を使うと思いますか?

99%除菌って、そもそも漂白剤成分抜きで洗って80%しか除菌できない、なんてことがあるでしょうかね。
その時点で大幅に減っているんだ、ということを見落としていませんか?
いえ、松ヤニがこびりついたような物の中に細菌が居るなら話は別ですが。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

花王からの返信があり、それ以外にもあるとのことで、簡単にネットで調べただけですが、第四級アンモニウム塩など抗菌剤として使われるようです。他の成分についてはまだよく分かりません。食品表示などコシヒカリ100%でもブレンドできますし洗剤の表記が何処まで厳格か、また、この表記では具体的にどのような薬理作用のある化合物かまでは特定できませんし・・・

企業の対応について、リンについては赤潮など学校で映像と共に習いました。そして、現在では貧栄養化が進み逆にプランクトンが減り問題が発生しているらしいですね。トリクロサンについてはアメリカで規制されるまで使っていましたし、日本は後手事に回る傾向があると思っています。MRSAなども15年以上前マスコミが大きく取り上げたと思うのですが地元の病院ではつい最近まで広域の抗生物質が出されていましたし。茶のしずく石鹸などの回収の遅れも気になりました。その後も様々な食品由来の成分が化粧品として使われ続けていますし・・・。なお、食品分野は比較的早いイメージがありますが、それでも、トランスファットや亜硝酸態窒素欧米では基準がありますが日本にはその基準すらない状態で遅れ気味なのですよね。

お礼日時:2017/03/24 09:56

http://www.kao.com/jp/attack/atk_neoex_00.html#d …
成分、を見て下さい。
トリクロサン、とは書かれていません。漂白剤、と書かれています。
次亜塩素酸、過酸化水素(オキシドール)、過炭酸、あたりが漂白剤としてよく使われると思います。
http://www.kao.com/jp/haiter/index.html
http://www.kao.com/jp/widehaiter/whi_wideex_00.h …
http://www.kao.com/jp/widehaiter/whi_wideex_powd …
それぞれこんな感じです。
粉末洗剤に混ぜるのでしたらおそらくそのうちの過炭酸が使われているだろうと思います。

さて、例えば機械製品の油汚れを落とす洗剤で、食器が洗えるでしょうか?手が洗えるでしょうか?口の中が洗えるでしょうか?飲めるでしょうか?
工場で機械を洗う、という場合、キツイ薬を使えますが、食器、体、口腔内、食品、となるにつれ、安全基準が厳しくなりそうな気がしませんか?
その厳しい基準を、どうにかこうにかくぐり抜けたのが、トリクロサン等なのでしょう。
洗濯用洗剤にわざわざそんな高そうな薬(?)を使う必要は無いですし、そもそも、洗濯用なら漂白作用が欲しいでしょうから、漂白剤を使いそうです。
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>何年も洗濯している間に、服やタオルへ選択的に耐性菌が不着してそこから体内へ取り込まれるのではないかという懸念です。

また、広く考えれば環境中に耐性菌をばらまいてしまう懸念です。

最初の回答にかきましたが、耐性菌というのは生物の中で増えるものです。 被服の上でそのようなことが起きる心配は無用です。

>また、広く考えれば環境中に耐性菌をばらまいてしまう懸念です。
耐性菌に関して俯瞰して話をするならば、何に耐性を持ったどういう菌が人間に対して一番害が大きいのか、
その発生の原因となっているのは何なのかというあたりを見ないといけません。一番大きな問題は、家畜、特に牛、豚、鶏への抗生剤の投与であると思われます。 次に大きな問題は、人間への抗生剤の投与です。 これも、ちょっとした発熱などで、広域スペクトルの抗生剤の漫然とした利用などです。 これらに比べれば、石鹸や洗剤の耐性菌への影響なんてかわいいものです。 良い例えではないかもしれませんが、隣で原発がメルトダウンしている最中に、飛行機に乗ったときの放射線の暴露を気にするようなものではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

心配無用なのでしょうか?
確かに感覚的にも人体で増殖した物と比べれば安全性は高そうですが、シャーレで実験すると人体の外でも容易に抗生物質に抵抗性を示す細菌を増殖させることができました。具体的には大腸菌ですが、これは人体の中でも外でも容易に増殖する気がしています。

どちらがより危険か定量的なことは、正直分かりませんが、畜産への抗生剤の使用はかなり問題になっていますね。久しぶりに調べてみましたが、禁止ではなく適正利用に舵を切ったようです。http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/yakuzi/ko …ただ危険性が認知されていますのでモニタリングされるなど一応定量的に観察できる管理下にはあるようです。ただ、出荷の数日前に投与を止めれば大丈夫とも思えませんが・・・

お礼日時:2017/03/24 10:06

ご指摘の記事は、経皮的に吸収された薬剤で腸内細菌が影響される可能性について、関連性があるかもしれないというレベルのものです。

 トリクロサン等が含まれる歯磨き粉や化粧品などは、問題になりうる可能性を秘めているでしょうけれど、、アタックに関していえば、過酸化水素水(オキシドール)による消毒作用ですので、まず影響がないものと考えてよいと思います。 洗濯している間に水と酸素に分解されるでしょうし、乾燥させている間にすべて揮発するでしょうし、そもそもH₂O₂に触れたところでは体に取り込まれることはないでしょう。
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この回答へのお礼

再度回答いただきありがとうございます。

あ、私が気になっているのは、成分が経皮吸収されるという話ではなく(確かにこれも想定すべきでしたが考えて居ませんでした)、何年も洗濯している間に、服やタオルへ選択的に耐性菌が不着してそこから体内へ取り込まれるのではないかという懸念です。また、広く考えれば環境中に耐性菌をばらまいてしまう懸念です。

勿論、洗濯すれば菌の数は大幅に減るでしょうが2、3日放置すれば億単位*1に増えますし、台所などでうっかり2,3日放置などはまま想定できると思うのです。
*1https://kabi.co.jp/kabi.php?k=k12

また、過酸化水素についてですが、一応公式サイトを見ますと漂白作用*2とあり抗菌除菌については触れていないのですよね・・・というか、これ混ぜるだけで99%抗菌を謳っているのでしょうか?もしそうなら使い古された化学物質ですし、ちょっとぼろい商売に思えました。
*2http://www.kao.com/jp/attack/atk_neoex_00_fablic …

お礼日時:2017/03/17 13:25

多剤耐性の病原体のことらしいですが、そんなに恐れるほどたくさんは居ません。

男性の場合一番多いのが頭の軽い高校生やプロの女性との風船を使わない性交渉、女性でも前記の様な男性との性交渉。
ですが、ウイルス病、たとえばHIVや単純ヘルペスⅡ型の方が遙かに恐ろしい、ほぼ悪性腫瘍と同じで一度感染したら絶対に治らない。なぜならこいつら細胞内の核に侵入し元々あったDNAに割り込んでしまう。ただウイルス病もたっぷりウイルスが無いと感染は起きない、もっぱら性交渉と輸血、覚醒剤の注射器を回して使うと伝染する。だから手を洗浄剤で洗うか、78%エタノールを噴霧して良くこすればいい、理由は簡単で、人間の開口部で何かが入っていくのはもっぱら口で、手を使わないと口には届かない。通常肛門粘膜は使われないし鼻から吸入するのには非日常的なそれなりの理由がある。
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この回答へのお礼

耐性菌ですがかなり多いようですよ。学校で抗生物質の実験をしたことがありますが、初めはシャーレに培養させた物が抗生物質でしんでいましたが、途中遺伝子を傷つけるような処理を行うと、変異した個体が出現し耐性菌を持った個体が発生していました。また、胃のピロリ除菌についても耐性菌が問題になっていますし、風邪などで広域の抗生物質も細菌は禁止の方向のようです。
また、口からとのことですが水洗トイレをつかう様な文化圏ですら容易にノロに感染したりしますし見えないだけで口から容易に体内へ入っている物と思います。

お礼日時:2017/03/17 13:12

問題ないです。



耐性菌は、原則的に多種の細菌が生物内で繁殖しているときに、薬剤で一部の菌を滅亡させることを繰り返すことによって、その薬剤に抵抗力のある最近のみが生き残り、繁殖環境を得て増えることによって発生し伝播します。

洗剤等、物理的に細胞や核酸を分解する消毒方法であれば、耐性菌を増やすということにはつながらないと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

実は下記記事(アメリカで「薬用石けん」が発売禁止)で耐性菌の増殖等触れてあり怖くなたというのもあります。
http://gigazine.net/news/20160411-antibacterial- …

また、次亜塩素酸のような物であれば完全に破壊するため耐性菌の発生余地が無く安全というイメージがありますが、例えばですが、この花王の物の場合、抗菌剤が入っていますが、どういった成分が作用して核酸まで分解するのでしょうか?

また、中途半端に殺菌すると、やはり、それに強い個体が服に付き残り、何年も使っている間に薬剤にタフな菌だけが選別され、日常服を着ることで身体に取り込まれ害を与える心配はないのでしょうかね?

お礼日時:2017/03/17 12:22

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